六毒大神(りくどくたいじん、ろくどくたいじん)は、中国に伝わる疫病をつかさどる神、鬼神。 人々に病などをもたらしたりするとされた。道教では趙公明の配下とされる。六人の神によって構成されており、天地や年月や時辰などが支配領域としてあてられている。 『正一玄壇飛虎都督趙元帥秘法』には以下のような神名が示されている。 毒の字には?(さつ)が当てられることも多い。道教や民間宗教の経典では天?・地?・年?[1]…などと列挙されることもある。
概要
天毒大神 焦光賛
地毒大神 李進
年毒大神 張蓋
月毒大神 楊文素
日毒大神 呉勝
時毒大神 孟良
脚注[脚注の使い方]^ 井岡大輔 『満支習俗考』 湯川弘文社 1942年 391-392頁
関連項目
五毒将軍
瘟鬼
疫鬼