六本木駅
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六本木駅
7番出入口(東京ミッドタウン前)
(2023年5月)
ろっぽんぎ
Roppongi


東京都港区六本木六丁目1番25号(東京メトロ)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分46秒 東経139度43分53秒 / 北緯35.66278度 東経139.73139度 / 35.66278; 139.73139 (東京メトロ 六本木駅)座標: 北緯35度39分46秒 東経139度43分53秒 / 北緯35.66278度 東経139.73139度 / 35.66278; 139.73139 (東京メトロ 六本木駅)東京都港区赤坂九丁目7番39号(東京都交通局)
北緯35度39分48秒 東経139度43分55.6秒 / 北緯35.66333度 東経139.732111度 / 35.66333; 139.732111 (都営地下鉄 六本木駅)
所属事業者東京地下鉄(東京メトロ)
東京都交通局都営地下鉄
電報略号ロホ(東京メトロ)
六(東京都交通局、駅名略称)
駅構造地下駅
ホーム計4面4線
(日比谷線 2面2線
大江戸線 上下二層2面2線)
乗降人員
-統計年度-(東京メトロ)-2022年-
[メトロ 1]94,895人/日(東京都交通局)-2022年-
[都交 1]70,822人/日
開業年月日1964年昭和39年)3月25日
乗入路線 2 路線
所属路線●[1]東京メトロ日比谷線
駅番号H04[1]
キロ程16.1 km(北千住起点)
◄H 03 広尾 (1.7 km) (1.5 km) 神谷町 H 05►
所属路線●[1]都営地下鉄大江戸線
駅番号E23[1]
キロ程23.2 km(都庁前起点)
◄E 22 麻布十番 (1.1 km) (1.3 km) 青山一丁目 E 24►
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六本木駅(ろっぽんぎえき)は、東京都港区に所在する、東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局都営地下鉄)の。東京メトロの駅は六本木六丁目、都営地下鉄の駅は赤坂九丁目に位置する。

東京メトロの日比谷線と、都営地下鉄の大江戸線が乗り入れる。駅番号は日比谷線がH 04、大江戸線がE 23。

都営地下鉄の六本木駅ホームは地下7階、地表から約42メートルにあり、日本の地下鉄で最も深い[2]
歴史

1964年昭和39年)3月25日帝都高速度交通営団(営団地下鉄)日比谷線の霞ケ関駅 - 恵比寿駅間開通と同時に開業[3]

1994年平成6年)3月:日比谷線のコンコースおよびホームの拡幅等の駅改良工事に着手[4]

2000年(平成12年)12月12日:都営地下鉄大江戸線(国立競技場駅 - 清澄白河駅 - 都庁前駅間)の全線開業により同線の駅が開業し、乗換駅となる。

2001年(平成13年)3月:日比谷線の駅改良工事が完成。総工費約39億7000万円[4]

2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、日比谷線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[5]

2007年(平成19年)3月18日ICカードPASMO」の利用が可能となる[6]

2013年(平成25年)9月27日:都営大江戸線の利用者に対する日比谷線六本木駅の構内通過サービスを開始[7][注釈 1]

2020年令和2年)2月7日:日比谷線ホームに発車メロディを導入[8]後述)。

駅構造
東京メトロ

相対式ホーム2面2線を有する地下駅改札は地下1階、ホームは地下2階にある。大江戸線開業時に混雑が予想されたためコンコースとホームの拡幅を行った[4]

広尾駅との間に留置線があり、平日朝ラッシュ時北千住駅方面から六本木駅終着となる列車が設定されている。当駅終着の列車は、乗客の降車終了後に中目黒駅方向に発車して留置線に入庫する(1本のみ中目黒駅へ回送され、折り返し北千住駅方面行き列車となる)。

西側改札前は周辺に真上にある六本木通りを跨ぐ施設がないため、六本木通り南北の往来に利用する人が多い。

当駅は、「霞ケ関駅務管区六本木地域」として近隣の駅を管理している[9]
のりば

番線路線行先[10]
1 日比谷線中目黒方面
2北千住・南栗橋方面

(出典:東京メトロ:構内図)

座席指定列車「THライナー」は、当駅は相互直通運転する東武伊勢崎線久喜駅方面からの列車のみ設定され、乗降は座席指定券無しで可能[11][12]


広尾方面改札(2005年10月)

六本木交差点方面改札(2022年11月)

エレベーター専用改札(2022年11月)

1番線ホーム(2022年11月)

2番線ホーム(2022年11月)

発車メロディ

2020年2月7日よりスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[13]

曲は1番線が「セレンディピティ」、2番線が「patio」(いずれも福嶋尚哉作曲)である[13]
改札内設備

改札口は、広尾方の西麻布方面改札(1a - 1c・2出入口)、神谷町方の六本木交差点方面改札(3 - 8出入口・大江戸線乗り換え)が存在する。六本木交差点方面改札は、通常の改札口のほかにそれぞれのホームへの
エレベーター専用改札口が設置されている。両コンコースを改札外で結ぶ地下通路は存在しない。

西麻布方面改札では大江戸線利用者に限り、駅係員が乗車券を確認の上で駅構内通過証を発券し、六本木交差点方面改札まで構内(日比谷線ホーム)を通り抜けることができる[7][注釈 1]。このため、西麻布方面改札には都営線券売機が設置されている。


トイレは1番線ホーム神谷町方と2番線ホーム広尾方にある。

各改札とホームを連絡するエスカレーターが設置されている。西麻布方面改札にはエレベーターも併設されている。

駅が曲線部に位置しており、ホームと列車の間に広い隙間が生じる箇所があるため、列車到着時には駅員がホーム中ほどに立って安全確認を行っており、その際ホームには踏切の警報音に似た警告音が流れる。

都営地下鉄

直営駅単式ホーム1面1線が二層構造になった2面2線の地下駅である。改札は地下1階、ホームは地下5階(外回り)と地下7階(内回り)にある。

駅名標下部には「東京ミッドタウン前」のプレートが設置されており、到着時の車内広告放送でも「東京ミッドタウン前です」と案内されるが、副名称の扱いではない。

当駅は「4心円駅シールド工法」(H&Vシールド工法・Horizontal variation & Vertical variation)によって建設された[14][15]。二層構造になった理由は、(六本木駅を北端とする)麻布方面の線形を考慮した結果である[16][17][18]。そのため、下部の内回り(1番線)ホームは、日本の地下鉄鉄道駅では最深となる地下42.3 mに立地している[注釈 2][19]。上部の外回り(2番線)ホームは地下32.8 mである[19]。東京都交通局の資料において、「駅の深さ」とは駅中心位置の地表からホーム面までの距離を示す[19]

5・6番出入口は東京都交通局が建設しており、裏側に管楽器の管の形状がデザインされている。

7番出入口も東京都交通局が建設して大江戸線専用となっていたが、2007年3月30日に東京ミッドタウンが開業した際に、日比谷線改札口と大江戸線改札口を連絡する地下自由通路と8番出口の新設により共用され、改築された。なお、東京ミッドタウン建設前は、7番出口の近くに公衆トイレが設置されていた。

1974年(昭和49年)の大江戸線免許申請時点では、西側の東京都道319号環状三号線の地下を通って日比谷線とは離れた六本木トンネル付近に大江戸線当駅を建設する計画であったが、小型地下鉄規格への見直し時に日比谷線と乗り換え駅とすることで乗客増加に繋がることから、外苑東通り地下を通る現在ルートに変更したものである[20][21]
のりば

番線路線行先[22]
1 都営大江戸線大門両国方面
2都庁前・光が丘方面

(出典:都営地下鉄:駅構内図)

大江戸線改札口(2022年5月)

大江戸線1番線ホーム(2022年5月)

大江戸線2番線ホーム(2022年5月)

改札内設備

改札口は
麻布十番駅方の六本木交差点・六本木ヒルズ方面改札(3 - 6出入口・日比谷線乗り換え)、青山一丁目方の東京ミッドタウン方面改札(7・8出入口)の2か所ある。両コンコースは改札外にある東京ミッドタウン内の通路を介して行き来可能。

六本木ヒルズへは通路が直結しておらず、地上を経由する必要がある。ただし、六本木交差点・六本木ヒルズ方面改札内に駅構内通過証発券機が設置されており、通過証を利用することで日比谷線ホーム経由で西麻布方面改札(1c出入口から六本木ヒルズ直結)へ通り抜けられる[7][注釈 1]


トイレはそれぞれの改札付近にある。

両改札とホームを結ぶ通路は、いずれも地下4階で1番線ホーム方面(地下7階)と2番線ホーム方面(地下5階)に分岐する。

エレベーターは東京ミッドタウン方面改札側にあり、1台が地下1階 - 地下5階を、もう1台が地下5階 - 地下7階を連絡している。

2023年現在、大江戸線環状部開業時に一括導入されたコネフィンランド)製のエレベーターが残る唯一の駅となっている(保守点検は東芝エレベータが担当)。2022年12月にこのうちの1機が故障した際には、国外からの部品調達の目途が立たず大きく報道されたが[2]、翌2023年2月に全面復旧した[2]


ホーム間を移動する場合は、一旦地下4階に上がるか、東京ミッドタウン方面改札側にあるエレベーターまたは階段を利用することになる。

利用状況

東京メトロ - 2022年度の1日平均
乗降人員は94,895人である[メトロ 1]。東京メトロ全130駅の中では国会議事堂前駅溜池山王駅に次ぐ第25位。

都営地下鉄 - 2022年度の1日平均乗降人員は70,822人(乗車人員:34,991人、降車人員:35,831人)である[都交 1]


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