六本木エネルギーサービス株式会社六本木ヒルズ森タワー(2015年2月)
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
〒106-6190
東京都港区六本木六丁目10番1号
六本木ヒルズ森タワー 地下6階
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分48.2秒 東経139度44分30.5秒 / 北緯35.663389度 東経139.741806度 / 35.663389; 139.741806
六本木エネルギーサービス株式会社(ろっぽんぎエネルギーサービス)は、六本木ヒルズ(東京都港区六本木)に電気と熱(暖房用の蒸気と冷房用の冷水)を供給している会社である。本社は六本木ヒルズ森タワーの最下階の地下6階にあり、「六本木ヒルズエネルギーセンター」と同様に併設されている。ガスタービンコージェネレーションシステム、蒸気ボイラー、吸収式冷凍機などの設備を有しており、六本木ヒルズで使用される電気と熱の大部分を供給している[2]。地上から真下の地下約30mの位置にある。 エネルギーセンターには、発電機に接続された航空機転用型のガスタービン6基(電気出力6,360 kW)と蒸気タービン1基(電気出力500 kW)が設置されており、発電能力の合計は機関への吸気温度にも依存するが公称38,660 kWである[3]。ガスタービンは都市ガスを燃料としており、またタービンに排熱を用いて蒸気発生器で作られた蒸気を還流的に噴射して低NOx化と出力を上げることもできる(熱電可変型)[3]。また、非常時には出力は落ちるが灯油を使用することもでき[4]、非常用の灯油が六本木ヒルズに備蓄されている[2]。 ガスタービンの熱い排気ガスは、廃熱ボイラーで蒸気を発生させるために利用される[3]。エネルギーセンターには、都市ガスを燃料とする複数台の蒸気ボイラー(蒸気発生量合計79.6 t/h)が別にあり、廃熱ボイラーと蒸気ボイラーで発生された蒸気は、暖房のために供給されるほか、蒸気吸収冷凍機(冷凍能力合計19,000 Rt)で利用される[3]。冷凍機で作り出された冷水は、冷房のために供給される[3]。
設備
参考文献^ a b 六本木エネルギーサービス株式会社 第23期決算公告
^ a b c 森ビル「 ⇒ヒルズの電力を支える縁の下の力持ち、六本木エネルギーサービスとは」『MORI NOW』(2011年5月12日、2011年6月18日閲覧)
^ a b c d e 東京ガス『 ⇒【特集・お客さま導入事例】六本木ヒルズ』(2011年6月18日閲覧)
^ IHI『 ⇒導入事例 六本木エネルギーサービス』(2011年6月18日閲覧)
関連項目
地域熱供給
表
話
編
歴
日本の電気事業者
小売電気事業者
東京電力エナジーパートナー
関西電力
中部電力ミライズ
九州電力
東北電力
中国電力
北海道電力
北陸電力
四国電力
東京ガス
エネット
大阪ガス
ENEOS
沖縄電力
SBパワー
auエネルギー&ライフ
ミツウロコグリーンエネルギー
丸紅新電力
CDエナジーダイレクト
日本テクノ
(以上、販売電力量上位20事業者(出典(2023年12月))。全事業者の一覧は資源エネルギー庁「登録小売電気事業者一覧」参照)
一般送配電事業者
北海道電力ネットワーク
東北電力ネットワーク
東京電力パワーグリッド
中部電力パワーグリッド
北陸電力送配電
関西電力送配電
中国電力ネットワーク
四国電力送配電
九州電力送配電
沖縄電力
送電事業者
電源開発送変電ネットワーク
北海道北部風力送電
福島送電
配電事業者
(なし)
特定送配電事業者
(資源エネルギー庁「特定送配電事業者」・「登録特定送配電事業者一覧」参照)