『六月の危険な花嫁』(ろくがつのきけんなはなよめ)は、TBSと大映テレビの制作により、『金曜ミステリー劇場』(毎週金曜 21:00 - 21:55 (JST)の枠で1982年6月4日から同年6月25日までTBS系列で放送されたテレビドラマである。全4話。 地方出身の石山かね子は、結婚式場で巫女として働きながら夜学に通っている。かね子はそれまで男性に縁が無かったが、同じ夜学で机を並べて学ぶ、捜査一課の若い刑事・堀川に好意を持つ。堀川は同郷だったこともあって、間もなく二人の仲は交際に発展する。かね子は一時は堀川との結婚も意識するほどだったが、やがて堀川に対する物足りなさを感じ始める。ちょうどそんな時プレイボーイ風の男・松岡と知り合い、松岡に誘われるがまま、かね子にとっての初めてのディスコ、そして初めてのラブホテルへ。この一夜の情事でかね子は妊娠、しかし望まぬ妊娠だったことから中絶を決意し、これを伝えるために松岡のマンションを訪れる。しかしそこでかね子は女性の死体を発見。そしてこの事件を堀川が担当することになった。たった一夜の情事からかね子の青春が狂い、事件に巻き込まれていく…[1][2]。
あらすじ
キャスト
石山かね子:夏目雅子地方から上京し、結婚式場で巫女として働きながら夜学で福祉の勉強をしている。かなりの近視。
堀川直人:岩城滉一
捜査課主任:前田吟
高村真紀:西川峰子
美沙:芦川よしみ
千恵:上田美恵
マリ:野川愛
あけみ:桐原五月
飛鳥裕子
大串知子
稲野和子
岡本プク
国井裕未
明石憬子
石田紀子
三井令子
森田朋孝
青木麻美
久保田薫
村山竜平
武岡淳一
中屋敷鉄也
田原千之右
小林昭二(第3話のみ)
早崎文司(第4話のみ)
あき竹城
小鹿番
長作:牟田悌三
野路清:鈴木ヒロミツ
石山金之助:坂上二郎
松岡孝:石立鉄男
スタッフ
企画:野添和子(大映テレビ)、樋口祐三(TBS)
プロデューサー:中間正成(大映テレビ)、山本典助(TBS)
脚本:瀬川昌治(全話)、加瀬高之(全話)、渡辺千明(3話のみ)
制作主任:杉山隆夫
音楽:鏑木創
選曲:山川繁
仕上進行:椋樹弘尚
助監督:高坂勉、上勢戸伸
記録:外崎直子
効果:東洋音響
録音:アオイスタジオ
撮影技術:中川健一
照明:前原信雄
録音:辻井一郎、野口素寛
編集:冨宅理一
美術:朝生治男
撮影助手:渡辺毅
照明助手:上村英二郎
録音助手:早川定美
編集助手:川瀬功
美術助手:安田彰一
スチール:岩井猛
現像:東洋現像所
結髪:雨宮昭子
衣裳:東京衣裳
現像:東洋現像所
タイトル:デン・フィルム・エフェクト
主題歌:高樹澪『ダンスはうまく踊れない』[注釈 1](作詞・作曲:井上陽水、編曲:チト河内 キャニオン・レコード)
挿入曲 : 寺内タケシとバニーズ レッツ・ゴー「運命」
監督:瀬川昌治(全話)
制作:大映テレビ、TBS
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 『金曜ミステリー劇場』の全作品において共通の主題歌となっていた。
出典^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)p.145「六月の危険な花嫁」の項目
^ 京都新聞 1982年6月4日テレビ欄での本作の紹介記事より。
TBS系列 金曜ミステリー劇場
前番組番組名次番組
ひまわりの歌
(1981年11月13日 - 1982年5月28日)六月の危険な花嫁
(1982年6月4日 - 1982年6月25日)
【※本作より「金曜ミステリー劇場」】のぶ子の災難
(1982年7月2日 - 1982年7月23日)
表
話
編
歴
TBS系列 金曜21時台の連続ドラマ / 金曜ミステリー劇場
1964年10月
- 1982年5月
(第1期)
1961年
マンハッタン・スキャンダル
1962年
ベン・ケーシー
1964年
捜査検事
1965年
ザ・ガードマン
1972年
24時間の男
シークレット部隊
燃える兄弟
1973年
まごころ
顔で笑って
1974年
白い滑走路
赤い迷路
1975年