むさか なおまさ
六平 直政
本名六平 直政
生年月日 (1954-04-10) 1954年4月10日(70歳)
出生地 日本・東京都中野区
身長175 cm
血液型B型
職業俳優
ジャンルテレビドラマ、映画、舞台
活動期間1976年 -
配偶者既婚
著名な家族六平光成(次男、元サッカー選手)
事務所フリー
主な作品
『NIGHT HEAD』
『トリック』
『ドラッグストア・ガール』
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞
2011年『一枚のハガキ』
テンプレートを表示
六平 直政(むさか なおまさ、(1954年4月10日[1] - )は、日本の俳優。東京都中野区出身[2]。身長175cm、体重78kg[1]。血液型はB型[1]。2023年よりフリーで活動。 東京都立国立高等学校[3]、武蔵野美術大学彫刻科[3][4]卒業、同大学大学院修士課程中退[5]。 「六平」姓は、父親が秋田県由利本荘市で代々続く真宗大谷派寺院の出で「平家の落人が六つの赤旗を立てた」というこの土地の言い伝えから「むつあか」が縮まって「むさか」になったという[2]。現在も親族が当地で住職を務める他、全国に7 - 8軒ある「六平」家は全て親戚という[2]。 祖父は東京大学、父親も東北大学卒業で、父親が上京し都立高校の英語教師となり中野で直政が生まれた[2]。生家はJR中野駅の一番南よりのホームの目の前にあったという。4歳で武蔵野市の桜堤団地に引っ越す[2]。また母親の従兄弟に戦艦武蔵最後の艦長猪口敏平や、その弟で神風特別攻撃隊の命名者として知られる猪口力平がいる。 劇団状況劇場を経て、新宿梁山泊の旗揚げに参加する[3]。ヤクザ役・刑事役・三枚目役と様々な役柄をこなす個性派俳優(怪優)の1人として活躍している。 美大にもいた事から、立体物による抽象芸術が趣味[5]。また、溶接の免許も持っている[5]。美大では大学院にも進学。本人は「(自分を含め)日本で2人しかいなかった」と語っているが、正確には首席で大学を卒業した中で大学院に(教授や指導者になるため)進学した人物が2人という意味である[5]。趣味でアクセサリーを作っている[6]。アクセサリーもこだわりがあり、純銀で作る[6]。また、美術の教員免許を持っており、『プレバト!!』では水彩画の特待生となり、番組初の水彩画のタイトル戦で優勝を果たしている。更に2019年6月6日放送回では番組史上初となる3ランク昇格を果たし、水彩画の名人となった。 状況劇場時代、美大卒の経歴や溶接の専門技術を買われての採用だったが、舞台装置の設営など大道具・小道具の仕事ばかりやらされる日々に嫌気がさし、劇団を脱走したことがある。このときは同期の佐野史郎が六平を捜し出して引き留めた。佐野とはその当時からの親友である[5][3]。 唐十郎の下で働いていた時にはノーギャラだったため、34歳までアルバイトで食いつなぎ、あらゆる職業を経験した苦労人で、体験した職業は300種にも及ぶ[2]。1987年には石原裕次郎の葬儀に大道具で参加していた[2]。この他、郷ひろみの結婚披露宴会場の設営にも係わる[5]。その経験から「お金がもらえなかったことを不幸とは思わない。今の若い者は下積みを知らない」と役者を目指している若者に苦言を呈している[5]。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}潔癖症である[要出典]。役者仲間からはロッペイちゃんと呼ばれている[5]。 次男の六平光成は元サッカー選手であり、光成が清水エスパルス所属時代の2014年11月2日に対川崎戦でプロ初ゴールを決めた試合をスタジアムで観戦していた[7]。 ※特記以外はNHK総合テレビ
来歴・人物
出演
テレビドラマ
NHK
大河ドラマ
太平記(1991年) - 宍戸知家
炎立つ(1994年)- 鎌倉の使者
毛利元就(1997年) - 井上氏の家臣
元禄繚乱(1999年) - 奥田孫太夫
武蔵 MUSASHI(2003年) - 庄司甚内
義経(2005年) - 土佐坊昌俊
八重の桜(2013年) - 黒河内伝五郎
べらぼう?蔦重栄華乃夢噺?(2025年放送予定) - 半次郎[8]
匂いガラス
乳の虎?良寛ひとり遊び?
腕におぼえあり3(1993年) - 西尾太郎兵衛
新・半七捕物帳 第16話「冬の金魚」(1997年)- 元吉
茂七の事件簿 新ふしぎ草紙(2002年) - 常二郎
百年の恋(2003年) - 峰村修造
大化改新(2005年) - 強頚
わたしが子どもだったころ(2008年) - タケ爺
オトコマエ!2(2009年) - 和泉屋喜一郎
そこをなんとか2(BSプレミアム、2014年) - 浜崎正臣
ぼんくら(2014年) - 仁平
鼠、江戸を疾る2(2016年) - 十三郎
立花登青春手控え 第5回(2016年、BSプレミアム) - 長右衛門
漱石悶々 夏目漱石最後の恋 京都祇園の二十九日間(2016年、BSプレミアム) - 車夫
放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」 第7話「傷だらけの再会」(2018年1月13日) - ゴオヤ
連続テレビ小説 まんぷく (2018年) - 稲村大悟
旅屋おかえり「兵庫編」(2023年、BSプレミアム)- 小島 [9]
連続テレビ小説 らんまん (2023年) - 磯部
日本テレビ
終らない夏(1995年) - 坂井勇三
奇跡のロマンス(1996年) - 鈴木春生
お熱いのがお好き?(1998年) - 伝助
LOVE&PEACE(1998年) - 水島浩文
女医(1999年、読売テレビ) - 本間社長
ごくせん(2002年) - 熊井和雄
天国への階段(2002年、読売テレビ) - 柏木圭吾
ぼくの魔法使い 第2話「変身解決!極道編」(2003年4月26日) - 山城純
河井継之助 駆け抜けた蒼龍(2005年) - 佐川官兵衛
松本清張スペシャル・指(2006年) - 夢野ジョージ
戦国自衛隊・関ヶ原の戦い(2006年) - 大谷吉継
生誕100年記念 松本清張ドラマスペシャル 霧の旗(2010年3月16日)- 警視庁・鳴海刑事
ダーティ・ママ! 最終話「橋蔵奪還! 子連れ刑事最後の戦い!!」(2012年3月14日) - 斉木道隆
仮面ティーチャー(2013年) - 小林十兵衛
金曜ロードSHOW! 特別ドラマ企画 仮面ティーチャー(2014年2月14日)
戦力外捜査官 第1話「落ちこぼれ刑事たちのトホホな推理が日本を救う! 非本格刑事ドラマがついに開幕」(2014年1月11日) - 伊賀和夫
増山超能力師事務所(2017年、読売テレビ) - 榎本克己
逃亡医F 第6話・第7話(2022年2月19・26日)- ノム [10]
火曜サスペンス劇場
警部補 佃次郎(1996年 - 2005年) - 早田公平
箱根湯河原温泉交番(2003年 - 2005年) - 岡林芳郎
TBS
大忠臣蔵(1994年)
未成年(1995年) - 室岡邦博
若葉のころ(1996年) - 矢部修
ウルトラシリーズ
ウルトラマンティガ(1997年、毎日放送) - アトラクションショー劇団長
ウルトラマンマックス(2005年、中部日本放送) - 楢崎刑事
青い鳥(1997年)
元旦特別企画・松本清張原作『天城越え』(1998年) - 土工
天国に一番近い男 MONOカンパニー編 第5話「約束破ると死ぬ!」(1999年2月5日)- 紅鮭組・組長
松本清張没後10年特別企画 死んだ馬・殺意の接点(2002年4月22日)- 茅野東署刑事・佐藤
水戸黄門
第31部 第4話「お娟にぞっこん!親父と息子 -掛川-」(2002年11月4日) - 権三
第42部 第19話「恋でつないだ権兵衛峠 -伊那-」(2011年2月28日) - 興津屋嘉平
水戸黄門 スペシャル(2015年6月29日) - 荒巻眩斎
家栽の人(2003年) - 親方
ねじれた絆(2004年) - 磯田信夫
夢で逢いましょう(2005年) - 鬼塚隆治
女系家族(2005年) - 和田甚
きらきら研修医(2007年) - 神田
華麗なる一族(2007年) - 荒武玄
山田太郎ものがたり(2007年) - 池上龍之介
魔王(2008年) - 池畑隆宏
あんどーなつ(2008年) - 駒田勝
あの戦争は何だったのか 日米開戦と東條英機(2008年) - 永野修身
オルトロスの犬(2009年) - 杉本彰人所長