六十干支
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干支
1
甲子2
乙丑3
丙寅4
丁卯5
戊辰6
己巳
7
庚午8
辛未9
壬申10
癸酉11
甲戌12
乙亥
13
丙子14
丁丑15
戊寅16
己卯17
庚辰18
辛巳
19
壬午20
癸未21
甲申22
乙酉23
丙戌24
丁亥
25
戊子26
己丑27
庚寅28
辛卯29
壬辰30
癸巳
31
甲午32
乙未33
丙申34
丁酉35
戊戌36
己亥
37
庚子38
辛丑39
壬寅40
癸卯41
甲辰42
乙巳
43
丙午44
丁未45
戊申46
己酉47
庚戌48
辛亥
49
壬子50
癸丑51
甲寅52
乙卯53
丙辰54
丁巳
55
戊午56
己未57
庚申58
辛酉59
壬戌60
癸亥
十干十二支

干支(かんし、えと、中国語:干支、ピンイン:g?nzh?)は、十干十二支を組み合わせた60を周期とする数詞を始めとして、時間、方位などに用いられる。六十干支(ろくじっかんし)、十干十二支(じっかんじゅうにし)、天干地支(てんかんちし)ともいう。
目次

1 概説

2 種類

2.1 十干

2.2 十二支

2.3 干支概略史


3 干支による紀日

4 干支による紀月

5 干支による紀年

5.1 歳星紀年法

5.2 太歳紀年法

5.3 干支紀年法

5.3.1 生肖紀年法

5.3.2 干支紀年と日本



6 陰陽五行説との連関

6.1 陰陽五行説と十干

6.2 陰陽五行説と十二支

6.3 五行説と干支


7 時刻と方角

7.1 時刻

7.2 方位


8 干支にかかわる伝承や俗信

8.1 還暦

8.2 辛酉革命、甲子革令

8.3 庚申

8.4 丙午

8.5 強の寅

8.6 干支と年中行事

8.7 選日

8.7.1 天赦日

8.7.2 三隣亡(さんりんぼう)

8.7.3 十方暮(じっぽうくれ)

8.7.4 三伏(さんぶく)

8.7.5 それ以外の選日


8.8 干支と占い

8.8.1 十二直

8.8.2 現代における干支占い



9 干支の求め方

9.1 年の干支

9.2 月の干支

9.3 日の干支


10 干支一覧

11 干支カレンダー

12 脚注

13 参考文献

14 関連項目

15 外部リンク

概説 干支の60周期を表した図

中国を初めとしてアジア漢字文化圏において、時間方位角度、ことがらの順序を表すのにも用いられ、陰陽五行説とも結び付いて様々な卜占にも応用された。古くは十日十二辰、十母十二子とも呼称した。

起源は商()代の中国に遡る。日・月・年のそれぞれに充てられ、60日(ほぼ2か月)、60か月(ほぼ太陰太陽暦5年)、60年などをあらわす。干は幹・肝と、支は枝・肢と同源であるという。日本朝鮮半島ベトナム、西はロシア東欧などに伝わった。

日本では「干支」を「えと」と呼んで、ね、うし、とら、う、たつ…の十二支のみを指すことが多いが、「干支」は十干と十二支の組み合わせを指す語であり、「えと」は十干において「きのえ(甲)」「きのと(乙)」「ひのえ(丙)」「ひのと(丁)」と陽陰に応じて「え」「と」の音が入ることに由来するので、厳密には二重に誤りである。

1012最小公倍数60なので、干支は60回で一周する。干支には、すべての組合せのうちの半数しかない。例えば、一覧01?60で5回ある「子」のうちに、「甲子」はあるが「乙子」はない。これは、10と12に共通の約数2があるので、干支の周期が積の120ではなく、最小公倍数の60になるからである。
種類

十干はの10種類からなり、十二支はの12種類からなっており、これらを合わせて干支と呼ぶ。十干十二支は戦国時代に作られた陰陽五行説よりもはるかに古い起源をもつので、陰陽五行説による説明は後付けであって学問的な意味はない。また生命消長の循環過程とする説もあるが、これは干支を幹枝と解釈したため生じた植物の連想と、同音漢字を利用した一般的な語源俗解手法による後漢時代の解釈[1]である。鼠、牛、虎…の12の動物との関係がなぜ設定されているのかにも諸説があるが詳細は不明である。
十干

十干日本語中国語朝鮮語ベトナム語本義[2]
音読み訓読み意味
こうきのえ木の兄ji?? (gap)giap草木の芽生え、鱗芽のかいわれの象意


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