八角（はっかく）は、日本相撲協会の年寄名跡のひとつ。1879年（明治12年）に創設され、鬼面山谷五郎が年寄専務を襲名するにあたり鬼面山の名跡が認められず、代わりに八角楯右衛門の名を襲名したことに由来する。
八角の代々

代目の太字は、部屋持ち親方。

代目引退時しこ名最高位現役時の所属部屋襲名期間備考
初代鬼面山谷五郎前4猪名川-阿武松-鬼面山-千賀ノ浦部屋1879年6月-1884年6月（死去）
2代大鳴門灘右エ門 (2代)大関小野川-玉垣-梅ヶ谷-雷-八角部屋1885年12月-1908年1月（死去）二枚鑑札
3代大鳴門灘右エ門 (3代)関脇八角-雷-八角部屋1921年5月-1942年7月（死去）
4代小嶌川庄吉前5立浪部屋1942年5月-1946年9月（死去）
5代緑國政雄前9立浪部屋1951年1月-1981年9月（死去）
6代福ノ海七男前10朝日山部屋1982年9月-1991年5月借株
11代中川に名跡変更
7代嶋錦博前1芝田山-高田川-高砂部屋1991年5月-1993年9月（停年退職）
8代北勝海信芳横綱九重部屋1993年9月-第13代日本相撲協会理事長

関連項目

八角部屋