八木小織
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やぎ さおり
八木 さおり
本名八木 小織(旧芸名)
別名義八木 小緒里(旧芸名)
生年月日 (1969-11-20)
1969年11月20日(54歳)
出生地 日本大阪府大阪市旭区
身長159 cm
血液型A型
職業女優
ジャンル映画テレビドラマ舞台
活動期間1985年 -
所属劇団丸福ボンバーズ
事務所(株)ボンバーズ・バス
公式サイト ⇒プロフィール
主な作品
映画
パンダ物語』テレビドラマ
『ジェニーがやって来た』
ひみつのアッコちゃん
大好き!五つ子』シリーズ写真集
『春花秋冬』

 受賞
ミスマガジン 第4回グランプリ

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八木 さおり(やぎ さおり、1969年昭和44年〉11月20日[1] - )は、大阪府大阪市旭区出身の日本女優。旧芸名及び本名は八木 小織(読み方は同じ)。初期にはアイドルとしてグラビアモデル歌手などの分野で活動していた。八木 小緒里(読み同じ)名義で活動していた時期もある。

所属事務所はオーエンタープライズバグジーヒーローズクラブ→ボンバーズ・バス。
経歴
アイドル時代(第1期 八木さおり)

1985年、兄が「ミスマガジン」第4回大会に応募[2]、グランプリに選出される[3]。それを機に『週刊少年マガジン』及び『DELUXEマガジン』誌上のグラビア[4][注 1]で正式にデビュー。以後、後者の後続誌である『DELUXEマガジンORE』の掲載を中心に、グラビアアイドルとして人気を博す。

1986年からは活動を多面化し、花王「ビオレ」のテレビCMデビューを皮切りに、NHKドラマ『ジェニーがやって来た』の主演で女優としての活動を、同ドラマの主題歌「センシティブハート」を含むシングル「瞳で片想い」で歌手活動[注 2]をそれぞれ開始している。

1987年、『ひみつのアッコちゃん 伊豆の踊り子物語』で民放ドラマ初主演。

1988年には東宝パンダ物語 熊猫的故事』(新城卓監督)で映画初主演。

1989年7月には主演ミュージカル『王子と乞食』で舞台デビュー。
八木小織 時代

1989年11月、20歳を機に「さおり」の表記を本名に合わせて漢字の「小織」に改める。この時期は従来のアイドル的な売り方からの路線転換を模索しており、肌の露出が大きいグラビアや髪型をショートからロングに変えるなどイメージチェンジが試みられた。

1994年11月20日[注 3]ヌード写真集『春花秋冬』をリリース。

1990年代後半からは女優業を本格的に進め、以後現在に至るまで、テレビ、映画、舞台等幅広く活動を続けるようになる。

2006年からは人気昼ドラシリーズ『大好き!五つ子』に中学教師役で出演。またこの時期を前後して、フットサルチームに入り、選手としてプレーしている[5]
八木小緒里 時代?現在(第2期 八木さおり)

2007年オー・エンタープライズからバグジーヒーローズクラブに事務所を移籍し、芸名も「八木小緒里」に改めた[6]

2012年4月、福島三郎の主宰する劇団、『丸福ボンバーズ』の旗揚げメンバーとして参加[7]。それを機にデビュー当初の「八木さおり」名義に戻している[8]

2015年末に結婚していたことを1年後に公表[9]。相手は年下の一般男性だという[10]
人物・エピソード

誕生時から
キリスト教カトリック信徒で、洗礼名はマリア・マグダレナ[11]

趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、フットサル。特技はタップダンスドラム[4]

アイドル時代には恋愛経験は全くなかったという[2]

安全地帯のファンであることを再三にわたって公言しており、特に好きなメンバーは武沢豊とのこと[12]。尚、歌手デビュー間もない頃に出演した『歌のトップテン』では、同様に安全地帯も出演していたことから奇しくも武沢本人と対面を果たすこととなった。後に楽曲提供もされている。

かつて、小室哲哉が八木のファンであることを公言していた[2]。後には「月と恋心」の楽曲提供や雑誌での対談[13]も行っている。

『パンダ物語』撮影時、監督の中田新一が演技指導にのめり込むあまりに八木を負傷させたというトラブルが報道された。これについて八木は「詳しくは書けない話」と表現し、「あのときは『大人は怖い』『お酒はダメだ』と思いました」と語っている[2][注 4]。結局、新城卓に監督交代となったが、中田側が撮影済フィルムの使用を一切認めなかったことから[14]改めて撮り直しを強いられる状況となり、当初半年間で予定していた撮影スケジュールが1年に遅延、その影響で経費がかさんだプロダクションは後に倒産し、作品自体の興行成績も振るわない等、関係者全てに後味の悪い結果を残すこととなった。とはいえ、八木自身はもはや過ぎた出来事として然して意に介しておらず、むしろ作品の主演が縁で、芸能界随一のパンダ好きで知られる黒柳徹子の番組(徹子の部屋)に出演出来て有難かったと述懐している[2]

ヌード写真集をリリースした1994年頃は、女性著名人が軒並みヘアヌード写真集を出版していたブームの時期でもあった。そのため、いつか不本意な形で脱がされるぐらいなら「好きにやった方がカッコいい[2]」と考え、「撮ったネガを全部私に下さい」という条件の下[15]、撮影者である大村克己と共に自ら写真集を企画し撮影に臨んだ[2]。尚、ヌードはこの『春花秋冬』および関連パブリシティのみであり、その後も幾度かオファーはあったものの「あれ以上の作品は作れない」と全て断ったという[15]。また、グラビアからの卒業も兼ねて臨んだことから[15]これ以後は新作写真集をリリースしていない。

2000年代の初め頃、知り合いの伝手で蕎麦屋アルバイトをしていた事がある。高校2年で上京して以降、芸能界しか知らないことから社会勉強のためにやっていたとのこと。年配の客が大半だったため、本人と気付かれることはほとんどなかったという。

フジテレビ系バラエティ『ネプリーグ』にて、八木の名が番組内コーナーファイブリーグ)のクイズ問題として取り上げられたことがある[注 5][16]

スケバン刑事』の主演オファーがあったというがファンの間で囁かれていたが、それが事実であったことを後に本人も認めている[17]

出演
テレビドラマ
連続(レギュラー・準レギュラー)

ファミリードラマ 「ジェニーがやって来た」(1986年9月5日 - 12月5日、NHK) - 星遥 役

花王 愛の劇場

おべんきょう1992年2月24日 - 4月10日、TBS)

赤い迷宮1993年10月25日 - 12月24日、TBS) - 盛田聖子 役


ネオドラマ『ライバル』(1993年3月1日 - 4日、ANB)

とおりゃんせ?深川人情澪通り1995年9月15日 - 1996年3月15日、NHK) - おふく 役

エリアコードドラマ092「ハレルヤハウス3-15」(1995年1月12日 - 3月30日、FBS

砂の城1997年6月30日 - 1997年10月3日、THK) - 船村伊佐子 役

shin-D大市民』(1997年11月26日 - 12月24日、NTV)

真夜中の雨2002年10月10日 - 12月19日、TBS) - 加山亜紀枝 役

大好き!五つ子 シリーズ(TBS) - 紺野彩夏 役

大好き!五つ子Go2!!(2006年7月17日 - 9月1日

大好き!五つ子Go3!!(2007年7月16日 - 8月31日


スバセカ劇場 第21回「俺の育児日誌」(2009年1月29日 - 3月16日) - 幸子 役

連続(ゲスト)

女ねずみ小僧 第3話「お七の恋はスリリング」(1989年4月26日、CX) - お七 役

神谷玄次郎捕物控 第7話「針の光」(1990年8月、CX) - お咲 役

大岡越前(TBS / C.A.L

第11部 第4話「緋桜の女」(1990年5月14日) - お糸 役

第15部 第22話「餅騒動の名裁き」(1999年2月15日) - おみよ 役


浮浪雲(1990年11月、TBS)

岡っ引どぶ 第1話「悪魔の小箱殺人事件」(1991年4月10日、CX) - 雪乃姫 役

水戸黄門 シリーズ(TBS / C.A.L)

第20部

第23話「お助け母さんひえつき節 ?宮崎?」(1991年4月15日) - お久 役

第30話「刀鍛冶の仇討悲願 ?岡山?」(1991年6月3日) - お妙 役


第22部 第36話「花のお江戸の大掃除 -江戸-」(1994年1月24日) - お久美 役

第24部 第34話「御用金送りは悪の金 -福島-」(1996年5月20日) - お加代 役

第25部 第14話「飛猿が恋をした ?岡山?」(1996年3月31日) - お民 役

第26部 第12話「チェスト! 兄妹仇討ち ?鹿児島?」(1998年5月4日) - 奈津 役

第27部 第20話「孫を救った燃える水 ?新津?」(1999年8月2日) - おくみ 役

第28部 第13話「哀しきゴマスリ出世道 ?桑名?」(2000年6月5日) - 早苗 役

第29部 第05話「波瀾万丈の旅立ち ?甲府?」(2001年4月30日) - お袖 役

第30部 第05話「謎の河童の恩返し ?遠野?」(2002年2月4日) - おかよ 役

第31部 第20話「仕組まれた雛まつり ?三次?」(2003年3月10日) - お美代 役

第36部 第02話「母子逢わせた達磨さま ?高崎?」(2006年7月31日) - おさき 役

水戸黄門外伝 かげろう忍法帖 第4話「怨霊! 鎧武者」(1995年6月12日) - お君 役


社長になった若大将1992年4月、TBS)

喧嘩屋右近 第1シリーズ 第2話「仲裁待ったなし!悪党裁く無双剣」(1992年10月16日、TX/松竹

七人の女弁護士 第3シリーズ 第1話「みちのく同窓会殺人旅行! 東北新幹線“あおば”途中下車の謎?! 女検事の対決」(1993年1月7日、ANB) - 篠田直美 役

お助け同心が行く! 第1話「その処刑待った!」(1993年4月9日、TX/ジーカンパニー) - おはる 役

江戸を斬るVIII 第13話「愛しい娘が殺人者」(1994年4月25日、TBS/C.A.L) - おいと 役


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