八戸貨物駅
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八戸貨物駅
はちのへかもつ
Hachinohe Kamotsu
所在地
青森県八戸市長苗代北緯40度31分13.9秒
東経141度26分39.2秒
所属事業者日本貨物鉄道(JR貨物)
八戸臨海鉄道
電報略号ハモ
駅構造地上駅
ホームなし
開業年月日1970年(昭和45年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線青い森鉄道線
キロ程27.6km(目時起点)
東京から644.9km
八戸 (1.7km) (5.2km) 陸奥市川
所属路線八戸臨海鉄道線
キロ程0.0km(八戸貨物起点)
(8.5km) 北沼
備考貨物専用駅
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八戸貨物駅(はちのへかもつえき)は、青森県八戸市長苗代字亀子谷地20番地1にある日本貨物鉄道(JR貨物)・八戸臨海鉄道貨物駅である。

青い森鉄道線八戸臨海鉄道線の接続駅である。八戸線も当駅に接続しているが、分岐点は八戸駅構内扱いになっている。
目次

1 歴史

2 駅構造

2.1 JR貨物

2.2 八戸臨海鉄道


3 取扱う貨物の種類

4 貨物列車

5 集配エリア

6 利用状況

7 駅周辺

8 その他

9 隣の駅

10 脚注

11 関連項目

12 外部リンク

歴史

1970年昭和45年)12月1日国鉄・八戸臨海鉄道の貨物駅として開業。当時は信号場扱いで、貨物を取り扱っていなかった。

1971年(昭和46年)10月1日:八戸駅の貨物取扱を一部移管、コンテナ貨物・車扱貨物の取扱を開始。

1974年(昭和49年)10月1日:小荷物の取扱を開始(一般駅となる)。

1978年(昭和53年)8月1日:小荷物の取扱を廃止。

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、国鉄駅はJR貨物が継承。

2001年平成13年)1月22日:着発線荷役方式を採用した駅に改装[1]

駅構造
JR貨物

地上駅で、南北に通る青い森鉄道線の本線の東側にすべての施設がある(下り貨物列車は青い森鉄道上り本線と2度平面交差)。着発線荷役方式(E&S方式)を採用している。

3面のコンテナホーム(ヤード)が本線に並行して設置されている。着発線は4本あり、東側2本は荷役線でその間にホームが1面ある。そのホームの東側に2面のホームがあり、それぞれ荷役線が1本ずつ接している。その他、着発線の西側には仕分け線・留置線が、南ホームの南側にはコンテナ車の検修庫が設置されている。

駅の構内にはJR貨物八戸営業所がある。なお、駅の業務は八戸臨海鉄道が受託している。
八戸臨海鉄道

駅構内の南側に位置する。2本の着発線があり、JR貨物の路線とは八戸方にある引き上げ線を介して接続している。着発線の北側に接して機関区が設置されている。

南側には八戸線から分岐するJR貨物の側線が3本あり、それらと八戸臨海鉄道の路線が接続している。この八戸線の側線は長苗代方のみに本線との分岐点があるため、八戸方からは進入できない。

駅の東側にはJR東日本の長苗代駅があるが、同駅には交換設備がないため当駅で旅客列車の交換を行うことがある。当然、旅客扱いはないため運転停車となる。
取扱う貨物の種類

当駅は、コンテナ貨物と臨時車扱貨物の取扱駅である。

コンテナ貨物は、JR規格の12ft・20ft・30ftコンテナと、ISO規格の20ft海上コンテナを取り扱っている。取扱品目は、発送貨物では食料工業品、野菜などが、到着貨物では米、清涼飲料水、工業薬品などが主なもの。タンクコンテナによる青森県産生乳の発送や、八戸市内にある製紙工場向けのラテックス輸送も行われている。なお、産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ており、これらが入ったコンテナの取扱いも可能である。
貨物列車

(2014年3月15日現在)

当駅に停車する貨物列車は高速貨物列車のみである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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