八戸臨海鉄道
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八戸臨海鉄道株式会社種類株式会社
本社所在地 日本
039-1103
青森県八戸市大字長苗代字上亀子谷地9番地
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度30分37.16秒 東経141度26分3.15秒 / 北緯40.5103222度 東経141.4342083度 / 40.5103222; 141.4342083座標: 北緯40度30分37.16秒 東経141度26分3.15秒 / 北緯40.5103222度 東経141.4342083度 / 40.5103222; 141.4342083
設立1970年昭和45年)7月30日
業種陸運業
法人番号7420001006476
事業内容鉄道事業
日本貨物鉄道・青森県鉄道管理事務所に係る業務の受託など
代表者代表取締役社長 秋野貴司
資本金5億7000万円
(2022年3月31日現在)[1]
発行済株式総数114万株
(2022年3月31日現在)[1]
売上高4億0271万8000円
(2022年3月期)[1]
営業利益4115万2000円
(2022年3月期)[1]
経常利益4255万5000円
(2022年3月期)[1]
純利益1071万3000円
(2022年3月期)[1]
純資産11億7438万1000円
(2022年3月31日現在)[1]
総資産15億6997万9000円
(2022年3月31日現在)[1]
従業員数40人(2018年3月31日現在)[2]
決算期3月31日
主要株主日本貨物鉄道株式会社 38.6%
青森県 28.9%
三菱製紙株式会社 20.2%
八戸市 9.6%
八戸製錬株式会社 1.8%
(2019年3月31日現在)[3]
主要子会社臨海サービス株式会社 100%
外部リンクhttps://www.hachirin.com/
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八戸臨海鉄道株式会社(はちのへりんかいてつどう)は、日本貨物鉄道(JR貨物)・青森県八戸市などが出資する、貨物輸送を目的とした第三セクター方式の鉄道事業者臨海鉄道)である。
概要

日本で10番目に設立された臨海鉄道で、八戸港を走る貨物専用の鉄道路線貨物線)を運営している。第三セクター鉄道であり、株主にはJRグループの貨物鉄道事業者であるJR貨物や地方公共団体である青森県・八戸市、八戸港に拠点を置く三菱製紙・八戸製錬などが名を連ねる。筆頭株主はJR貨物で、八戸臨海鉄道は同社の関連会社となっている。本社は設立以来、八戸駅近くの八戸市一番町1丁目にあったが、2021年9月21日をもって、同社八戸貨物駅の駅事務所2階に移転した。

手がける事業は貨物線の運営のほか、JR貨物の駅業務の受託、青い森鉄道の一部業務の受託などである。
沿革

1970年昭和45年)7月30日 - 会社設立。

1970年(昭和45年)12月1日 - 鉄道線開業。

2002年平成14年)12月1日 - 青森県より青い森鉄道線の保線・保守業務の受託を開始。

2010年(平成21年)12月4日 - 青い森鉄道線の保線・保守業務の受託を解除。代わって、駅構内清掃及びラッシュ時における一部無人駅の改札業務を青い森鉄道より受託。

2021年(令和3年)9月21日 - 本社事務所を同社八戸貨物駅の駅事務所2階に移転。

路線

八戸臨海鉄道線 : 八戸貨物駅 - 北沼駅間 8.5km

車両
現有車両
ディーゼル機関車
DD56形(現存はDD56 4のみ)
1-2号機は、1970年の八戸臨海鉄道線開業時にあわせて導入された本線用
ディーゼル機関車である。汽車製造で製造された(製造番号3491、3492)。国鉄DD13形の最終ロットに準じた設計で、自重は 56 t、最大寸法は長さ 13,600 mm、高さ 3,879 mm、幅 2,846 mm。台車はDD13形のDT113形台車に似たウィングばね式を履く。エンジンは2基あり、1基あたり500馬力出力を有する[4]1981年(昭和56年)には、ボンネットの構造などを変更した川崎重工業製の3号機が導入され合計3両となったが、2007年(平成19年)12月に1号機が廃車されている[4]。塗装は国鉄DD13形に準じた朱色であったが、2007年9月に3号機、次いで翌2008年(平成20年)10月に2号機が水色の塗装に変更された。なお、2号機のボンネットには南部地方の民芸品「八幡馬」、3号機のボンネットには八戸市の鳥・ウミネコが描かれている[4]。2-3号機は、2020年(令和2年)4月1日付で廃車となった[5]。4号機は、在来機の老朽化対策として2014年に新製されたもの。4動軸で56t級であることから同じDD56とされているが、北陸重機工業による新設計機[6][7]で、1-3号機とは全く異なる。全長14,500mm・全高3,990mm・全幅2,970mm、主機関新潟原動機6L16Cx直列6気筒600ps2基、台車形式HD001[8]。当初から水色の塗色となっている。

DD56 1(1994年)

DD35形(DD35 1-3)
いずれも
八戸通運が所有し三菱製紙専用線(北沼駅接続)で使用するスイッチャーである。2号機は八戸臨海鉄道の車籍を有する(1号機は不明)。各機の履歴・形態は大きく異なる。1号機は1974年(昭和49年)に日本車輌製造が製造した自重 35 t の機関車である[4]八戸線本八戸駅貨物取扱所に接続する青森県営専用線で八戸通運が使用していたスイッチャーで、2006年(平成18年)6月の県営専用線廃止に伴って北沼駅に移籍した[4]。2号機は日本車両製造製で、自重 35 t、長さ 10,750mm、高さ 3,720mm、幅 2,720mm。180馬力のエンジン(DMH17C形)を2基搭載する[9]。運転室の窓に旋回窓を設置するなど、寒冷地仕様の機関車である。1974年の製造で秋田臨海鉄道が所有していた(番号はDD35 2)が、輸送量減少により1977年(昭和52年)に秋田臨海鉄道では廃車、八戸通運に譲渡された。同年12月より八戸臨海鉄道の車籍を保有している[4]。3号機は、2020年北陸重機工業製35tディーゼル機関車である。同年から運用を開始した。なお、本機の導入に伴う代替廃車は明らかでない。

DD35 1

DD35 2

D727
1962年に
日立製作所で製造。メーカー型式はHG-35BB。DD35形と同じく、八戸臨海鉄道の車籍がある八戸通運所有のスイッチャーで、三菱製紙専用線で使用されている。自重 35 t、長さ 10,750mm、高さ 3,175mm、幅 2,730mm。


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