八幡平
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

東日本旅客鉄道が運行する快速列車については「八幡平 (列車)」をご覧ください。

八幡平
畚岳から北北東に八幡平の平坦面を見る
標高1,613.50[1] m
所在地 日本
岩手県八幡平市
秋田県仙北市鹿角市
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯39度57分28秒 東経140度51分15秒 / 北緯39.95778度 東経140.85417度 / 39.95778; 140.85417座標: 北緯39度57分28秒 東経140度51分15秒 / 北緯39.95778度 東経140.85417度 / 39.95778; 140.85417[2]
山系奥羽山脈
種類成層火山
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}八幡平 (日本)日本の地図を表示八幡平 (岩手県)岩手県の地図を表示八幡平 (秋田県)秋田県の地図を表示八幡平の位置

八幡平 - 地理院地図

八幡平 - Google マップ

OpenStreetMap
プロジェクト 山
テンプレートを表示
八幡平火山の火山体地形図

八幡平(はちまんたい)は、秋田県岩手県にまたがる標高1,614 mの山及びその周囲の高原台地[3]深田久弥日本百名山に挙げられている[3][4]。山域は1956年(昭和31年)に十和田八幡平国立公園に指定されている。
特徴

およそ100万年前に噴出したいくつかの火山でできている。山頂部のなだらかな様子からかつては楯状火山(アスピーテ)とされていたが、現在では山頂が侵食や爆発により台地状になった成層火山と分類されている(詳しくは火山#地形による分類を参照)。頂上部には9千年前から5千年前に発生した水蒸気爆発により多くの火口ができている。その火口に水がたまった、八幡沼やガマ沼、メガネ沼などの沢山の火口沼がある。

国立公園八幡平地域は40,489haの広さがあり、ほとんどが国有林である。八幡平一帯は北緯40度付近の標高1,400m以上の場所にあり、アオモリトドマツの原生林に覆われ、さまざまな高山植物の群落が発達している[5]

冬季は北西の季節風の影響により八幡沼などは結氷し、アオモリトドマツなどに付いた樹氷が大きく発達して日本最大級の樹氷群となる[5]

八幡平山頂には二等三角点がある。あまりに平らで山頂らしくないということで、1962年(昭和37年)に岩手県によって土盛りが行われた。それが崩れてきたので、1986年(昭和61年)に国立公園指定30周年を記念して木造の展望台が作られた。この展望台も老朽化したため2012年(平成24年)に取り壊されたが、降雪による工事中断と工業者の倒産などにより、2年間あまり展望台が無い状態が続いていた。その後2014年(平成26年)10月に新しい展望台が建てられ、10月10日に神事が執り行われた。
伝承

伝説によると、桓武天皇の勅命で奥州蝦夷征伐に訪れた坂上田村麻呂は、山賊の残党を追う途中に八幡平にたどり着き、その極楽浄土のような景色に感激した。そこで、戦の神である八幡神宮を奉り戦勝を祈り、残党を討伐後に再度高原の八幡神宮を訪れ、戦勝の報告を行うとともに、この地を「八幡平」と名付けたとされる。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:53 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef