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八幡テレビ・FM放送所
放送局などの送信塔群(権現山より撮影)
局名北九州放送局(NHK全波)
北九州中継局(デジタルTV、UHFアナログTV、民放FM)
北九州局(KBC・TNCアナログTV)
関門局(RKBアナログTV)
送信波地上デジタルテレビジョン放送
FMラジオ放送
地上アナログテレビジョン放送(廃止)
送信塔5塔
空中線形式
(凡例)ST6段(TNC-A)
ST5段(RKB-A)
SG8段4面(KBC-A)
SG4段3面2段1面(NHK-FM・CROSS FM)
2L4段4面(NHK-AG・NHK-AE)
2L3段3面1段1面(FM福岡・LOVEFM)
6L3段3面2L3段1面(FBS-A、TVQ-A)
4L4段4面(<NHK-DG・NHK-DE>、<RKB-D・KBC-D・TNC-D・FBS-D・TVQ-D>)
送信放送局NHK北九州放送局(テレビ・FM)
RKB毎日放送(テレビ)
九州朝日放送(テレビ)
テレビ西日本
福岡放送
TVQ九州放送
エフエム福岡
CROSS FM
ラブエフエム国際放送
空中線電力アナログVHF映像・デジタル:1kW
アナログUHF映像:10kW
FM::250W
指向性RKBを除くアナログVHF局各局は無し
その他は全局に指向性あり
放送区域
全域:福岡県北九州市(東部2区以外)、中間市、遠賀郡全町、鞍手郡小竹町、同鞍手町及び嘉穂郡桂川町
一部地域:福岡県北九州市(門司区、小倉南区)、直方市、飯塚市、田川市、宗像市、福津市、宮若市、嘉麻市、田川郡糸田町、同福智町、京都郡苅田町及び山口県下関市
受信世帯653,981世帯
開局1957年5月29日
廃止2011年7月25日
設置場所福岡県北九州市八幡東区大字大蔵字西河内ほか北九州国定公園国有林地
特記事項:
廃止日はアナログテレビジョン放送のもの
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八幡テレビ・FM放送所(やはたテレビ・えふえむほうそうじょ)は、福岡県北九州市八幡東区の皿倉山に置かれているテレビジョン放送とFMラジオ放送の大規模送信所。NHK北九州放送局の親局と福岡県の全民放テレビ・FMラジオの中継局が設置されており、福岡県東部(北九州・遠賀・京築・筑豊)地域における基幹送信所である[1]。 地上デジタル放送におけるこの送信所の電波法に定める放送区域(1mV/m)は基礎情報を参照。福岡県東部の北九州地方・筑豊地方の広範囲に及ぶ。LOVE FMは他の県域民放と異なり、本来の放送対象地域は放送法令によって定められた「外国語放送実施地域」のみで、北九州局では北九州市のみがこれに該当し他の市町村は本来エリアではないが、実際には県域局と同等のエリアを確保している。 大分県デジタルネットワークセンターは皿倉山から直線距離で約85km離れた別府市鶴見岳を受信点にしており、その間に障害になる山もない為、そこから福岡民放の一部を受信しデジタル放送を大分県内のケーブルテレビ局へ区域外再放送している。 廃止されたKBCアナログテレビ局はNHK熊本アナログEテレの親局と同一チャンネルであったため、増力前まで筑豊地方では受信障害が発生していた[2]。
放送区域
歴史
1957年(昭和32年)
5月29日 - NHK小倉放送局、(アナログ総合)テレビジョン放送開始。
11月12日 - 帆柱ケーブル(現:皿倉山ケーブルカー)開業。送信所関係者、民放送信所建設従事者の輸送手段として使われた(送信所無人化まで)。
1958年(昭和33年)
8月1日 - RKB毎日放送関門テレビジョン放送局開局。当初は「西部毎日テレビジョン」という独自会社として放送開始予定だったが、当時の郵政省の指導により「ラジオ九州」と合併した。
8月28日 - テレビ西日本、親局として開局。
1962年(昭和37年)
1月8日 - NHK小倉放送局、九州初となる(アナログ)教育テレビジョン放送開始。
2月14日 - 九州朝日放送北九州テレビ局[注釈 1]、テレビ西日本福岡局(JOJY-TV、9ch、映像出力1kW)、山口放送関門テレビジョン放送局(JOPM-TV、4ch、映像出力100W)開局。これに伴いテレビ西日本の本局は「テレビ西日本北九州局」に改称。
九州朝日放送は同チャンネルのNHK熊本教育に対する混信障害対策で出力は指向性付きの500W[2]。同時開局の他2局も同様の措置が取られた。
1963年(昭和38年)2月10日
5市合併で北九州市発足。NHK小倉放送局、「北九州放送局」に改称。これにより送信所設置者名も「北九州放送局」となる。
1964年(昭和39年)5月1日
NHK北九州放送局、FM放送実験局開局(のち実用化試験局に移行)。
1969年(昭和44年)
3月1日 - NHK北九州FM放送実用化試験局が標準放送局に昇格。
9月1日 - 福岡放送北九州中継局開局。山口放送関門局とのエリア調整もあり、親局より5か月遅れとなった。