八坂女紅場学園（やさかにょこうばがくえん）は、御茶屋の並ぶ京都の祇園町南側界隈の土地を所有する学校法人。法人が経営する祇園女子技芸学校（ぎおんじょしぎげいがっこう）は、京都市東山区祇園町南側にあって、舞妓・芸妓のための教育施設。前者が学園と名乗っているので、両者はしばしば混同され、あたかも1つの団体のように思われている。
目次

1 概要

2 参考図書

3 関連項目

4 外部リンク

概要

八坂女紅場学園は1872年（明治5年）に創設された八坂女紅場が母体である。1902年（明治35年）、財団法人となる。1951年（昭和26年）、学校法人となる。都をどりで知られる祇園甲部歌舞練場（ぎおんこうぶかぶれんじょう）に付属するように看板があがっている。通称「にょこば」。

「女紅場」（じょこうば）は、明治初期、全国でにつくられた女子のための習い事の施設。のちにこの言葉は用いられなくなった。

祇園女子技芸学校の必須科目は舞、鳴物、茶道、三味線。その他、能楽・長唄・一中節・常磐津・清元・地歌・浄瑠璃・小唄・笛・華道・書道・絵画などを学ぶことができる。生徒は祇園の芸・舞妓の全員で、年齢は15歳から80過ぎまでと幅広い。
参考図書

平竹耕三　『コモンズとしての地域空間:共用の住まいづくりをめざして』　コモンズ、2002年。
関連項目

東山女子技芸学校

外部リンク

⇒祇園観光案内

⇒女紅場


⇒女紅場

⇒（社）京都府専修学校各種学校協会

⇒祇園女子技芸学校詳細

表

話

編

歴
祇園甲部
芸妓新井豆爾、磯田多佳女、岩崎峰子、孝千代（安藤孝子）、加藤小ます、豊千代、中西君尾、藤本竹葉、真箏、松本佐多女、三宅小まめ、モルガンお雪、山口小喜美
人物井上八千代、谷崎潤一郎、長田幹彦、与謝野晶子、吉井勇
流派井上流
行事始業式、都をどり、みやび会、祇園祭、八朔、温習会、事始め
施設祇園甲部歌舞練場、八坂女紅場学園、一力亭（旧：万亭）

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更新日時:2017年2月7日(火)14:11
取得日時:2019/01/24 20:40