八ヶ岳西麓広域農道(やつがたけせいろくこういきのうどう)は、長野県茅野市から長野県諏訪郡原村を経由し、長野県諏訪郡富士見町に至る広域農道である。この道路は、通称「八ヶ岳エコーライン」といわれる。 広域営農団地農道整備事業 八ヶ岳西麓地区として、農作物の首都圏への輸送や農業振興を目的に、国の補助を受け長野県が建設している。農道として建設されているが富士見高原、蓼科高原、八ヶ岳ズームライン経由で中央自動車道諏訪南ICを結ぶ観光道路としての役割もある。 1995年11月に着工し、2009年12月17日全線開通。当初は2000年度完成予定だったが事業費の増加や予算の減少により遅れた。事業費は162億4700万円。当初予定の97億円が橋梁耐震設計基準の強化などで増加した。立沢大橋は当時の田中康夫長野県知事が費用対効果に疑問を呈し、工事が一時中断された。諏訪郡富士見町立沢の1.3kmの区間は、既設の長野県道・山梨県道17号茅野北杜韮崎線を利用している。 槻木大橋(茅野市) 未開通区間でもほ場整備された農地内は、農業用車両向けに通行できる区間もある。
目次
1 概要
2 開通状況と予定
3 通過する自治体
4 交差している道路
5 関連項目
6 外部リンク
概要
距離 : 16.2km
起点 : 長野県茅野市北山(長野県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線交点)
終点 : 長野県諏訪郡富士見町乙事(富士見町道乙事広原線交点)
車線数 : 2車線
全体幅員 : 10.0m
車道幅員 : 6.0m
歩道幅員 : 2.5m
主要構造物
茅野市泉野の柳川にかかる全長490mの槻木大橋
諏訪郡富士見町立沢の立場川にかかる全長606mの立沢大橋
開通状況と予定
お茶清水から国道152号・国道299号までは、2009年12月開通。
国道152号・国道299号バイパスから槻木大橋北側までは、2006年度末開通。
槻木大橋北側から原村までは開通済み。
諏訪郡原村内は開通済み。
諏訪郡富士見町内(立沢大橋-終点)は2006年10月に開通。
通過する自治体
長野県
茅野市
諏訪郡
原村
富士見町
交差している道路
長野県道192号茅野停車場八子ヶ峰公園線 ビーナスライン(茅野市北山)
国道152号・国道299号(茅野市北山)
国道299号芹ヶ沢バイパス(茅野市湖東)
長野県道191号渋ノ湯堀線(茅野市湖東)
長野県道188号上槻木矢ヶ崎線(茅野市泉野)
ふるさと農道 八ヶ岳ズームライン(諏訪郡原村)
長野県道・山梨県道17号茅野北杜韮崎線(諏訪郡富士見町立沢)
長野県道190号立沢富士見停車場線(諏訪郡富士見町立沢)
富士見町道乙事広原線(諏訪郡富士見町乙事)
関連項目
日本の農道一覧
外部リンク
⇒長野県
⇒茅野市[リンク切れ]
⇒原村
⇒富士見町
更新日時:2017年9月26日(火)11:56
取得日時:2018/08/21 22:57