全米国際姉妹都市協会
正式名称Sister Cities International
日本語名称全米国際姉妹都市協会
略称SCI
組織形態アメリカ内国歳入法501条(c)(3)
全米国際姉妹都市協会(ぜんべいこくさいしまいとしきょうかい、英: Sister Cities International、略称:SCI/エスシーアイ)は、145カ国と2,000以上の姉妹提携を結ぶ全米500以上の州・郡・市及び一部他国の地方自治体が会員として組織した非営利公益法人。アメリカ合衆国国務省の指定管理者制度団体。1956年にアメリカ大統領ドワイト・D・アイゼンハワーにより設立。
目的は、米国の地方公共団体が世界の都市と姉妹都市協定することを奨励、援助し、世界規模の交流を促進すること[1][2]。1956年に創設後、歴代アメリカ大統領が名誉会長に就任。国際本部は、ワシントンD.C.。
日米間の姉妹都市交流は、国内で「日米姉妹都市協会」(ジャスカ)も支援。 米国の姉妹都市制度は、1956年9月11日に第34代アメリカ大統領ドワイト・D・アイゼンハワーが、市民外交イニシアチブのピープル・トゥー・ピープル(市民と市民)を提案したことで開始。設立当初は、全米都市連盟の一環プログラムとして開始したが、本制度の成長と知名度上昇のため1967年に非営利法人として独立。 SCIは、米国を管轄する公式団体として、各国の地域社会と共に、姉妹都市、地方公共団体、オーブラスチ、都道府県、州、 省、郡、地域、市町村を承認、登録し、統合。 米国のサンノゼ市長、商務長官、運輸長官を歴任したノーマン・ミネタ氏は、日系アメリカ人として初めて当協会の理事を務める[3]。 ミッション:一人づつ、地域ごと、相互尊重、理解、協力を通じて平和を推進すること。 目的 第34代アメリカ大統領ドワイト・D・アイゼンハワーは、世界各国の市民同士で絆を作り上げることによって、平和と繁栄のハブとなる団体を作ることを心に描いていました。これらの関係を作ることにより、アイゼンハワー大統領は、異文化の人々たちが相互の違いを褒め称え、感謝し、新たな争いのきっかけを減らせるような関係づくりを説きました。 1956年にアイゼンハワー大統領が、市民外交イニシアチブの「ピープル・トゥー・ピープル」(市民と市民)を提案したことで開始。設立当初は、全米都市連盟の一環プログラムとして開始したが、本制度の成長と知名度上昇のため1967年に非営利法人として独立。 第二次世界大戦後、荒廃したヨーロッパを市民の力で復興することを目標に都市間の提携が結ばれるようになった[4]。1953年に就任したアイゼンハワー米大統領は「市民と市民」(people-to-people)の関係による市民外交の重要性を喚起し、1956年11月11日に「ピープル・トゥ・ピープル・プログラム」を発表、国際的な姉妹都市(Sister City)提携を提唱した[4]。 「ピープル・トゥ・ピープル・プログラム」によって、部門ごとに42のピープル・トゥ・ピープル委員会(People to People committee)が設立された。ピープル・トゥ・ピープル委員会の中の「市民委員会」の事業として米国と国外との姉妹都市提携は進み、1956年時点で40件であった姉妹都市は、1967年には58カ国350件までに増加した[5]。
概要
使命と目的
他国とアメリカの市町村、郡、州や法域の地方自治体パートナシップを構築すること。
市町村の役人や市民をために、長期的な地域パートナーシップを通じて異文化を体験し探求することができる機会を提供すること。
経済や地域発展が反映され強化できるような空間を生み出すこと。
相互的な文化、教育、地方自治体、専門と技術交流、事業を通じて、 創造的に共に学び、働き、問題解決を実施できる地域を通じて環境を刺激すること。
共にゴール共有するアメリカや他国の団体と協力すること。
歴史1956年、ドワイト・D・アイゼンハワー大統領
経緯
設立後の歴史
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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