全日本大学女子駅伝対校選手権大会
(杜の都駅伝)開始年1983年
主催日本学生陸上競技連合
読売新聞社
日本テレビ放送網
ミヤギテレビ
チーム数26チーム
加盟国 日本
前回優勝名城大学(8回目)
最多優勝立命館大学(10回)
公式サイト
全日本大学女子駅伝対校選手権大会 (読売新聞)
全日本大学女子駅伝対校選手権大会(ぜんにほんだいがくじょしえきでんたいこうせんしゅけんたいかい)は、1983年より毎年秋に開かれる女子の大学駅伝の大会である。略称は『全日本大学女子駅伝』。現在は仙台市で開催されている。第39回大会から使用されている大会マークは赤色の円に金色の6本線で「W」の文字が描かれている[1]。
第38回大会までは『杜の都駅伝』(もりのみやこえきでん)の別称も公式に用いられ、ロゴタイプのデザインは別称と略称を組み合わせた『杜の都全日本大学女子駅伝』となっていた。 日本学生陸上競技連合等が主催する大学女子駅伝日本一を決定する競技大会で、優勝校には文部科学大臣杯が授与される。毎年10月最終日曜日に開催されている。 1983年(昭和58年)の第1回から2004年(平成16年)の第22回大会までは日本学生陸上競技連合と朝日放送が主催して大阪市で開催されていたが、2005年(平成17年)の第23回大会からは日本学生陸上競技連合と読売新聞社が主催して仙台市で開催するようになり、『杜の都駅伝』の別称も用いられた。 1998年(平成10年)の第16回大会までは『国際大学女子招待』のサブタイトルを冠し日本のみならず海外からも大学チームを招待していた。また、競技終了後には『さよならパーティー』と題して出場チームが大阪市のホテルに集まって会食するイベントもあった。 2004年(平成16年)から上位12チームが例年12月30日開催の全日本大学女子選抜駅伝競走大会(2010年-2012年は休止、2013年より『富士山女子駅伝』として復活開催)への出場資格が得られる。2006年(平成18年)から2014年(平成26年)まで国際千葉駅伝の日本学生選抜の代表選考会も兼ねていた。 現在における出場資格は以下の通り(過去、数度の出場資格の内容変更あり。)。 前回大会の上位8校までをシード校とし、その中で参加を希望するチームと、それらのシード枠参加チームを除いた各地区学連から選抜(選抜校決定方法は各地区学連に一任。)された17チームを加えた25チーム。2005年の第23回大会以降は東北学連選抜チームがオープン参加している。2012年の第30回までは上位6校までにシード権が与えられていた。 回年総数シード北海道東北関東北信越東海関西中四国九州海外等-
概要
運営
主催
公益社団法人日本学生陸上競技連合/読売新聞社
共催
仙台市
後援
スポーツ庁/宮城県/報知新聞社/日本テレビ放送網/宮城テレビ放送
運営協力
東北学生陸上競技連盟/宮城陸上競技協会/仙台市スポーツ振興事業団
特別協賛
スターツグループ
協賛
セイコーグループ/第一三共ヘルスケア
車両提供
宮城県オールトヨタ販売店グループ
出場資格
代表枠数の変遷太字の数字は基本定数。
前年度成績による代表枠変動制。
40回大会以降。[2]
前年度8位以内の大学にシード権。
9位から17位までの大学の所属地区に成績枠計9枠を配分。
成績枠で出場枠を獲得できなかった地区に基本枠8枠のうち1枠ずつ配分。
残った基本枠を各地区予選会出場校から6人の同一年の4月1日から9月30日までに記録された電気計時による5000m 合計タイムの上位から出場校を決定する。
ただし同一地区から出場できる大学はシード校を含め最大15校。
31回大会から39回大会まで。
前年度8位以内の大学にシード権。
全国8地区に基本枠を1枠ずつ配分。
9位から17位までの大学の所属地区に成績枠計9枠を配分。
ただし同一地区から出場できる大学はシード校を含め最大15校。。
30回大会まで。
複数枠地区代表の中での最下位校が出た地区は、次の大会での出場枠を基本定数から1枠減らす制度。削減された枠は他の地区(基本的には前年に枠を削減された地区。)に割り当てられる。
この制度により枠を削減された地区は▼で、増加した地区は△で表す。
1198323-(出場枠数 不明)7-
2198424-(出場枠数 不明)8-
3198528-(出場枠数 不明)9-
4?61986?198830-(出場枠数 不明)9-
7?101989?199230-(出場枠数 不明)10-
11?121993?199429-(出場枠数 不明)9-
13199526-(出場枠数 不明)6-
14199630-(出場枠数 不明)6-
15199729-(出場枠数 不明)5-
16199830-(出場枠数 不明)6-
回年総数シード北海道東北関東北信越東海関西中四国九州(選抜)-
17?191999?200125-(出場枠数 不明)--
海外招待チームの出場枠がなくなり、全25チームが参加。
20?222002?2004256(出場枠数 不明)--
前大会の上位6校がシード校に。
23?242005?2006266(出場枠数 不明)(1)-
東北学連選抜のオープン参加により、全26チームが参加。
25200726612612412(1)-
2620082661262△1▼412(1)-
前年結果により東海が1校(1減)、北信越が2校(1増)へ(前年1枠地区の最上位)。
2720092661261▼142△2(1)-
前年結果により北信越が1校(1減)、中四国が2校(1増)へ(前年1枠地区の最上位)。
回年総数シード北海道東北関東北信越東海関西中四国九州(選抜)-
第28?30回の基本定数を見直し[3]。
26611612422(1)-
28201026611612422(1)-(見直しによる出場基本枠数)
29201126612△611▼422(1)-
前年結果により東海が1校(1減)、東北が2校(1増)へ(前年1枠地区の最上位)。
302012286125▼12△422(1)記念
2枠
記念大会により2枠増の28チーム参加
前年結果により関東が5校(1減)、東海が2校(1増)へ(前年1枠地区の最上位)。
30回記念枠として予選不通過校の中から5000m平均タイムの上位2校を選出。
回年総数シード北海道東北関東北信越東海関西中四国九州(選抜)-
出場枠決定方法の見直し
前年度8位以内の大学にシード権 [32回大会から]。
全国8地区に基本枠を1枠ずつ配分。
9位?17位の大学の所属地区に成績枠9枠を配分。
26
6
[8]11612413(1)-
31201326611612413(1)-(見直しによる出場基本枠数)
322014268△11611▼412▼(1)-
前年の出場枠見直しによりシード校が6校から8校(2増)へ。
前年結果により東海が1校(1減)、九州が2校(1減)へ。
33201526812△611411▼(1)-
前年結果により東北が2校(1増)、九州が1校(1減)へ。
342016268125▼113▼13△(1)-
前年結果により関東が5校(1減)、関西が3校(1減)、九州が3校(2増)へ。
35201726811▼6△11313(1)-
前年結果により東北が1校(1減)、関東が6校(1増)へ。
36201826812△4▼114△2△2▼(1)-
前年結果により
00増加地区が東北が2校(1増)、関西が4校(1増)、中四国が2校(1増)、
00減少地区が関東が4校(2減)、九州が2校(1減)へ。
372019268126△1141▼1▼(1)-
前年結果により関東が6校(2増)、中四国が1校(1減)、九州が1校(1減)へ。
3820202581
1
(1)4▼115△12△(-)-
前年結果により関東が4校(2減)、関西が5校(1増)、九州が2校(1増)へ。
東北地区の石巻専修大は締切後エントリーの為オープン参加扱い。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためオープン参加の東北学連選抜は編成せず。
39202126812412△4▼12(1)-
前年結果により東海が2校(1増)、関西が4校(1減)へ。
回年総数シード北海道東北関東北信越東海関西中四国九州基本枠(選抜)
出場枠決定方法の見直し
前年度8位以内の大学にシード権。
前年度9位?17位の大学の所属地区に「成績枠」9枠を配分。
成績枠で出場枠を獲得できなかった地区に「基本枠」8枠から1枠ずつ配分(*印)。
「基本枠」8枠のうち残りは5000m 6名の合計タイムの上位校を選出。
2681*11*1*151*24(1)
402022267▼1*1
1*
[6]1*151*1▼[6△](1)
前年シードの松山大学が廃部のためシード校からの出場数は7校。
前年成績により出場枠数2の九州は予選参加数が1校だったため、枠数1を返上。
上記2件による余剰の2枠は今大会の「基本枠(合計タイム)」に2枠を加えて6枠とする。
412023268△1*13△1*13▼1*15▼(1)
シード校8校。前年結果により関東が3校(2増)、関西が3校(2減)へ。
(数字)はオープン参加のチーム数を表す。
歴代出場校順位成績
凡例
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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