全日本卓球選手権大会
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全日本卓球選手権大会

東京体育館
大会概要
別名天皇杯・皇后杯全日本卓球選手権大会
開始年プレ 1935、第一回 1936
開催期間1月
主催日本卓球協会
開催国 日本
開催都市東京都
会場東京体育館
参加選手数男子シングルス267名
女子シングルス255名
男子ダブルス133組
女子ダブルス123組
混合ダブルス100組(2009年度)
使用球ニッタク プラ3スタープレミアム[1]
優勝賞金シングルス 100万円[2]
中継放送局NHK 総合NHK BS(旧NHK BS1
サイト大会公式サイト、 ⇒国際卓球連盟
前回優勝


男子シングルス 張本智和

女子シングルス 早田ひな

男子ダブルス  小林広夢 伊藤礼博

女子ダブルス  木原美悠 長崎美柚

混合ダブルス  篠塚大登 木原美悠

最多優勝

男子シングルス 10回 水谷隼

女子シングルス 8回 小山ちれ

男子ダブルス 7回 水谷隼 松下浩二 渋谷浩

女子ダブルス 5回 藤井寛子 伊藤美誠 早田ひな

混合ダブルス 5回 斎藤清

【最多記録者】

男子シングルス 5連覇 水谷隼

男子ダブルス 4連覇(水谷隼/岸川聖也

女子シングルス 6連覇 小山ちれ

女子ダブルス 5連覇(早田ひな/伊藤美誠

【最多決勝進出者】

男子シングルス 13年連続 水谷隼

男子ダブルス 10回 水谷隼

混合ダブルス 6回 石川佳純

大会統計
観客動員数25,300人(一日平均3,614人)2015年度
■テンプレート■ノート ■解説プロジェクト:卓球

全日本卓球選手権大会(ぜんにほんたっきゅうせんしゅけんたいかい、: All Japan Table Tennis Championships)は、日本卓球協会が主催で毎年1月に東京体育館で行われる、その年度の日本一を決める卓球の大会である。大会は一般・ジュニアの部(高校生以下)のほかに、別開催として、ホープス・カブ・バンビの部(小学生以下)、カデットの部(中学2年生以下)、団体の部、マスターズの部(30歳以上)がそれぞれ開催される。また男子は天皇杯(1948年度大会から)、女子は皇后杯(1951年度大会から)として開催され、男子シングルス(一般)、女子シングルス(一般)の優勝者に対し、それぞれ天皇杯、皇后杯が授与される。
概要

全日本卓球選手権大会は、日本卓球協会主催のその年度の日本一を決める卓球の大会である。大会は1935年にプレ開催。翌1936年、正式に初開催された。また一般・ジュニアの部(高校生以下)のほかに、別開催として、ホープス・カブ・バンビの部(小学生以下)、カデットの部(中学2年生以下)、団体の部、マスターズの部(30歳以上)がそれぞれ開催される。

かつては東京武道館で年末に開催されたが、2003年度から翌年1月に東京体育館で行われている。ただし、東京体育館が大規模改修工事が行われる年は他会場での代替開催となり、2012年度(2013年1月)は代々木第一体育館で、2018年度(2019年1月)と2019年度(2020年1月)は大阪市中央体育館(丸善インテックアリーナ大阪)で開催される[3]。男子は天皇杯(1948年度大会から)、女子は皇后杯(1951年度大会から)として開催される。

競技種目は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスで、これらの種目は基本的には日本国籍の者しか出場することができない。

2009年度一般の部は男子シングルス267名、女子シングルス255名、男子ダブルス133組、女子ダブルス123組、混合ダブルス100組が参加。

観客動員数は近年増え続けており、2009年度は15000人(6日間、一日平均2500人)であったが2015年度は25300人(7日間、一日平均3614人)となっている[4]

2015年度大会より旧来のセルロイドボールよりプラスチックボールへ変更されたが[5]各社のボール品質のばらつきがあり、試合直前の選手同士のジャンケンで使用球を決める方式ではなく統一球を導入して欲しいという選手の要望を受け、2017年度より本戦では統一球が導入された。初年度は上限ありの入札方式で同一額で並んだ場合は抽選でメーカーを決める方式が採用され、タマスに決定した。[6]

2018年度大会はマルチボールが採用された。

近年では7日間の日程でシニア男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスと男女ジュニアの集中開催という形式になっており、シングルスとダブルスの両種目に出場する選手にとっては体力的な負担が大きくなっていると言われる。このため、日本卓球協会では2023年12月9日の理事会で2025年及び2026年の全日本卓球選手権大会の開催方式を協議し、その結果、「東京で男女シニアのシングルス及び男女ジュニアを6日間の日程で開催し、3日間のインターバルを設けた後に会場を愛知県豊田市に移して男女シニアのダブルス及び混合ダブルスを4日間開催する」という分離開催形式を採用することを決定した[7][8]。協会では2025年及び2026年の2年、この形式をトライアル実施する方針を示している[8]
一般の部
大会方式

ノックアウトトーナメント方式を採用。第1ステージは、11ポイント5ゲームマッチ。第2ステージ(ベスト32決定戦以降)は、11ポイント7ゲームマッチ[9]
歴代結果

シングルスの最多優勝は男子が水谷隼の10回、女子は小山ちれの8回、最年少記録は男子は張本智和の14歳6カ月、女子は平野美宇の16歳9ヶ月。

開催回開催年開催地男子シングルス女子シングルス男子ダブルス女子ダブルス混合ダブルス
優勝準優勝優勝準優勝優勝準優勝優勝準優勝優勝準優勝
昭和10年度1935東京中川武夫石橋舜之助境美智子高橋美千子山田孝次郎
田村金造中川武夫
武川新七朝倉芳子
吉井一枝高橋美千子
増田静子
昭和11年度1936東京中川武夫澤田正幸保原キヨ増田静子山田孝次郎
田村金造澤田正孝
加賀谷勝美保原キヨ
高橋美千子小沢満さえ
増田静子
昭和12年度1937東京渡辺重五今孝保原キヨ吉田きく江渡辺重五
黒田利一川村澄
堀川稔横田静江
吉田きく江戸口富子
高木敏子
昭和13年度1938東京今孝須山末吉保原キヨ幸岡一江今孝
須山末吉平原文雄
前田昇吉田きく江
松浦弥寿子戸口富子
高木敏子
昭和14年度1939東京今孝頼天頤保原キヨ塩谷昌子今孝
須山末吉前田昇
広松泰三吉田きく江
松浦弥寿子田中時恵
高市恵美香
昭和15年度1940東京頼天頤崔根恒松浦弥寿子長田邦子崔根恒
西山恵之助今孝
須山末吉田中時恵
高市恵美香松浦弥寿子
浅堀操子
昭和21年度1946宝塚藤井則和田舛彦介加藤君枝川村富子西山恵之助
西村博義田舛吉郎
光田加藤君枝
浅堀みさ子高市恵美香
郷田藤井則和
松本貴代子中田鐵士
丸山
昭和22年度1947名古屋藤井則和佐藤博治松本貴代子浅堀みさ子門尾豊徳
伊藤守之助西山恵之助
西村博義松本貴代子
伊藤芳子園井貴美尾
西村昭子余江捨二
加藤君枝古田冨士雄
松本貴代子
昭和23年度1948横浜藤井則和斎地繁敏松本貴代子渡辺睦子林忠明
南波好宏中田鉄士


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