全日本バレーボール小学生大会
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全日本バレーボール小学生大会競技バレーボール
大会形式リーグ+トーナメント方式
開始年1981
主催日本バレーボール協会
日本小学生バレーボール連盟
読売新聞 ほか
加盟国 日本
前回優勝男子:山王(京都)
女子:小岩C
混合:深川JVC
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全日本バレーボール小学生大会(ぜんにほん-しょうがくせいたいかい)は、1981年から日本で行われているバレーボール小学生大会。
概要

全国大会は各都道府県予選を勝ち抜いた48チーム(北海道は南北各1チーム[1])が参加する。まず、48チームが16組に分かれて予選リーグを近郊各会場で行い、そこで各組1位の16チームのみによる決勝トーナメント進出決定戦を行い、勝者が東京体育館で行われる決勝トーナメントに進出する。ただし2012年・18・19年は東京体育館が改修工事を行っている関係から川崎市とどろきアリーナがメイン会場となった。2020年は東京五輪・パラの関係上、東北地方で開催予定だったが、新型コロナの影響で中止。2021年も同様に中止。

大会名には『(協賛企業名)カップ』という冠名称がつく。大会が始まった当初はライオンがメインスポンサーだったが、2001年からはペプシに変わった。ペプシは1998年からサントリーが日本における製造・販売権を取得した関係もあり、2006年からは商品名に代わりサントリーそのものがメインスポンサーとなる形式に変わった。

2008年からはローソンがスポンサーとなったが、別の競技で「ローソンカップ」が存在し混乱を避けるためか、一旦冠名称は外れて大会名「全日本バレーボール小学生大会」のみの名称であった。

そして30回記念大会となる2010年からはローソンと同業のファミリーマートがスポンサーとなり、「ファミリーマートカップ」と再び冠名称がつけられた。2019年は当初かんぽ生命が協賛の予定だったが、不適切販売問題の発覚を受け協賛を辞退。それ以後は特別協賛不在で、無冠となっている。

また、第1回から第13回までのポスターのイラストを手塚治虫永井豪あだち充鳥山明赤塚不二夫などの有名漫画家が担当していた。

2014年の第34回大会からは男女混合による「男女混合の部」が新設された。プレーヤー減少に歯止めをかけようとする主旨で、高槻バレーボールクラブ(大阪府)が初代王者に輝いた[2]

リベロ制導入以前には低身長児にも活躍の機会を与えるため、後衛専門を選手を配置する特別ルール「バックセンター固定制」が第1回大会から取り入れられていた[3]
テレビ放送

テレビ放送は2000年までは地上波で行われており、NNS系列で主に放送されたが、ライオンのスポンサー撤退により終了。ペプシが冠スポンサーの時代は、決勝戦の模様が大会ホームページ上で動画配信されていた。サントリーが正式に冠スポンサーとなった2006年は、J SPORTSでのテレビ放送とビデオ・DVD販売があったが、何故か2007年はなかった。そして冠名称が外れた2008年と2009年、ファミリーマートが協賛となった2010年もなかったが、2011年からは決勝トーナメントの各試合のDVDが販売されている。2022年以降は横浜ケーブルビジョン制作のダイジェスト番組を放送。放送後はYCV公式YouTubeで見逃し配信
歴代優勝チーム

回年男子優勝女子優勝混合優勝備考
11981年天白クラブ榛原川崎スポーツ少年団
21982年天白クラブ御坊青葉クラブ
31983年武庫の里クラブ御坊青葉クラブ
41984年法典東小クラブ瀬戸スポーツ少年団
51985年中城クラブ桑島スポーツ少年団
61986年東金町ビーバーズ倉賀野育成会
71987年尼崎北スポーツ少年団旭川神居ジュニア
81988年山中JVC稲垣少年クラブ
91989年東金町ビーバーズ東金町ビーバーズ初の男女アベック優勝
101990年リトルベアーズ切目ジュニアクラブ
111991年八木スポーツ少年団東金町ビーバーズ
121992年武佐ガッツ古市スポーツ少年団
131993年上牧ウィングス切目ジュニアクラブ
141994年中筋スポーツ少年団川西東谷
151995年
韓国選抜中筋スポーツ少年団男子は特別参加の外国勢が初制覇
161996年東大崎クラブひまわりクラブ
171997年島門ジュニアひまわりクラブ
181998年三輪町スポーツ少年団大井クッキーズ
191999年大町小岩クラブ
202000年亀山南大津茂少女JVC
212001年鞍手JVC若鮎新宮クラブ
222002年東金町ビーバーズ小布施スポーツ少年団男子は13年ぶり3回目
232003年小岩クラブ若鮎新宮クラブ
242004年片桐VBC若鮎新宮クラブ
252005年福重小バレーボールクラブ狩小川バレーボール教室
262006年若穂ジュニア岩槻ジュニアバレーボールスポーツ少年団
272007年陵ヶ岡立会アタッカーズ
282008年東京杉一クラブ平野ジュニアーズ
292009年比叡平スポーツ少年団東金町ビーバーズ女子は最多タイとなる3回目の優勝
302010年日見小男子バレーボールクラブ東条ジュニアバレーボールクラブ
312011年上野エンジェルス室町
322012年片桐VBC中村JVC
332013年東京杉一クラブ大元
342014年比叡平スポーツ少年団小布施スポーツ少年団高槻VBC男女混合の部を新設
352015年中之口大井クッキーズ陵ヶ岡
362016年片桐VBCHANDTIGERS山王男子は最多タイ、女子は神奈川県勢初
372017年若葉ビクトリー高須あおい
382018年伊万里ジュニアバレークラブ草津はやぶさジュニア比叡平
392019年東京杉一クラブ上黒瀬JVC夢前JVC
422022年宝塚スカイアタッカーズ原南福島JVC
432023年山王小岩クラブ深川JVC

最多優勝記録

男子:3回 東金町ビーバーズ(6回、9回、22回)、片桐VBC(24回、32回、36回)

女子:3回 若鮎新宮クラブ(21回、23回、24回)、東金町ビーバーズ(9回、11回、29回)

脚注^ ただし2012年度は主要開催地が神奈川県なので東京は1チーム減、神奈川は1チーム増となった
^ 月刊バレーボール 2014年10月号 58、66ページ
^小学生バレーボール・ルールの変遷 - 日本小学生バレーボール連盟

外部リンク

大会公式サイト
.mw-parser-output .redirectcatnav{margin:1em auto;border-style:none;text-align:left;font-size:100%;clear:both}.mw-parser-output .redirectcat ul{margin-left:0}この記事は以下のカテゴリでも参照可能ライオンカップ全日本バレーボール小学生大会に関するカテゴリ:

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