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全日本デパートメントストアーズ開発機構(All Nippon Department Stores Development Organization)とは、かつて、東京都新宿区に本部を置き、伊勢丹(現在は三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越伊勢丹ほか各社)と松屋が総合幹事を務めていた百貨店の共同仕入機構である。略称は「A・D・O」または「ADO」。本部所在地は、東京都新宿区新宿5丁目17-18 H&Iビル3階。
2020年3月末をもって解散[1][2]した。 1973年3月、伊勢丹主宰の共同仕入れ機構「十一店会」(1961年発足)と、松屋主宰の共同仕入れ機構「ACO」(エコー、1962年発足)を統合して設立。その後も解散に至るまで両社が総合幹事を務めていた。 2007年度の加盟店の売上は約1兆9,700億円、共同仕入の扱い額は889億円と日本最大規模を誇っていた。 解散前には島屋系ハイランドグループとは異なり、簡素ながら公式ウェブサイトを有していたが、それによると2012年5月時点で33社74店舗が加盟していた。 百貨店全体が衰退する中で加盟店を増やしていたのは2008年の三越と伊勢丹の統合によるところが大きいものの、加盟社と非加盟の三越の店舗が競合する地域ができ、商品開発が見送られるようになった[2]。 三越伊勢丹ホールディングスの発足前は、本機構を事実上の伊勢丹グループとする向きが多かった。 2015年11月時点の加盟店は以下の通り。
概要
加盟店
北海道百貨店協会管内
藤丸(帯広)
札幌丸井三越(札幌丸井今井、札幌三越)
函館丸井今井(函館)
東北百貨店協会管内
川徳(盛岡)
大沼(山形、米沢)
藤崎(仙台)
関東百貨店協会管内
スズラン(前橋、高崎)
八木橋(熊谷)
丸広百貨店(川越、飯能、東松山、入間、上尾、南浦和、坂戸、アトレマルヒロ)
東武百貨店(池袋、船橋)
東武宇都宮百貨店(宇都宮、大田原)