全国高等学校野球選手権東東京大会明治神宮野球場
競技野球
大会形式トーナメント
開始年1974年
主催東京都高等学校野球連盟
朝日新聞社
会場明治神宮野球場
都営駒沢球場
江戸川区球場
大田スタジアム
明治大学球場
開催期間7月
参加数129校
前回優勝共栄学園(2023年)
公式サイト
東京都高等学校野球連盟
全国高等学校野球選手権東東京大会(ぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんひがしとうきょうたいかい)は、東京都で開催されている全国高等学校野球選手権大会の地方大会である。
概要
詳細
東京大会では毎年東西に分かれて開催されており、東京23区のうち、世田谷区[注釈 1]、練馬区、杉並区を除いた20区と伊豆諸島、小笠原諸島に所在する東京都の学校が東東京大会に出場する。東西分割される以前の東京大会については全国高等学校野球選手権東京大会を参照。
組み合わせ抽選の際は原則として、春季東京都大会(東西関係なく対戦)のベスト16以上進出校が3回戦からのシード(勝ち上がりによってシード順を決める)となり、残りの参加校は抽選により1・2回戦に振り分けられる。この為、毎年シード校の数は変わる。
開会式は毎年10:00から(2022年より、2019年までは14:30)、東西合同で明治神宮野球場で行われる。開会式の演奏は東京消防庁音楽隊。
準決勝と決勝で球速を表示している。
優勝校には優勝旗、表彰状、優勝盾、メダルが準優勝校には準優勝杯、表彰状、準優勝盾、メダルが贈られる。翌年の大会の優勝旗、準優勝杯返還時は盾が贈られる。
東京都高野連では2012年まで都立校は校名の頭に「都」をつけて表記し[1]、大会を主催する朝日新聞の地方版での表記もこれに倣っていたが、2013年より「他の地域では『県』などが頭につかない」という理由から一部の学校を除き「都」を外した。これ以前より都立校が出場した際の甲子園大会のスコアボードやテレビ中継、朝日新聞全国版に掲載される地方大会の試合結果では「都」なしの表記であった。なお組み合わせ抽選の際に用いられる校名ボードは引き続き「都」つきのものを使用している。(私立と同校名が存在する場合は他県と同様に「都」が付く)
2014年まで勝利校の校歌斉唱は行われていなかったが、2015年より準決勝と決勝のみ2016年は準々決勝以降で勝利校の校歌斉唱が行われるようになった。(西東京大会も同様)
沿革
1923年 - 東京大会に独立。
1946年 - 東京都中等学校野球連盟を結成。
1974年 - 東西大会に分割される。当時の参加校数は東西合わせて174校。東東京はそのうち92校だった。
1996年 - 西東京大会に加盟していた世田谷区所在の加盟校(国士舘、駒大高など)が、東西参加校数の是正に伴い東東京大会へ移動した。
2013年 - 多摩地区に隣接する世田谷区の加盟校を西東京地区に、隣接していない中野区の加盟校を東東京地区に再編。東東京が140校、西東京が133校となる[2]。
2021年 - 主会場の神宮球場が当年に延期される2020年東京オリンピック・パラリンピック期間中に資材置場など設置により使用不可のため、準決勝・決勝が東京ドームで開催された。
使用球場
東東京・西東京で使用する球場
明治神宮野球場(準々決勝・準決勝・決勝は神宮球場で行うため、日程が交互に組まれる場合もある。プロ野球ナイター併用日は最大2試合までで、第1試合の開始時刻が8時30分あるいは9時00分になる。2021年は上記の理由から東東京大会の2回戦のみ使用)