全国高等学校クイズ選手権
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「エコノミクス甲子園」を通称とする全国高校生金融経済クイズ選手権」あるいは「ニュース・博識甲子園」を通称とする全国高等学校総合クイズ大会」とは異なります。
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全国高等学校クイズ選手権
ALL JAPAN HIGH SCHOOL
QUIZ CHAMPIONSHIP
ジャンルクイズ番組 / 特別番組
企画高橋進、五味一男
演出中村文彦
出演者出演者を参照
オープニング音楽・効果音を参照
エンディング同上
製作
チーフ・プロデューサー渡邊政次
プロデューサー一色彩加、劉雅莎、末延靖章
前田桂、内田智子、吉田翔、竹下美佐、光岡裕子
阿部友紀、田中千賀子、鎌田有咲、鈴木涼介、浦井千香子、峯田奈々子
スタッフを参照
制作AX-ON日企 ほか (制作協力)
製作日本テレビ (製作著作)

放送
音声形式ステレオ放送
(第28回 - )
放送国・地域 日本
放送期間1983年12月31日 - 放送中
放送時間放送日を参照
放送分2時間程度分
回数43
公式サイト
特記事項:
スタッフは第43回現在。
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『全国高等学校クイズ選手権』(ぜんこくこうとうがっこうクイズせんしゅけん)は、日本テレビ主催で毎年夏季[注 1] に開催し、日本テレビ系列および沖縄テレビ放送で放送されているクイズ大会・クイズ番組である。英語表記は「ALL JAPAN HIGH SCHOOL QUIZ CHAMPIONSHIP」。

通称は『高校生クイズ』(こうこうせいクイズ)で、その年の西暦が末尾につく(1999年までは『高校生クイズ'○○』、2000年以降は『高校生クイズ20○○』)。第17回大会以降は番組名としてもこの通称が主に用いられている(ただし、優勝校の表彰の際には正式名が使用される)。
番組概要

同じ学校に通う高校生高専生中等教育学校生(後期課程)が3人1組のチーム(第34-37回は2人1組、第43回は2人1組または個人)を組んでさまざまなクイズに挑戦、各地で行われる予選および全国大会を戦い抜いて優勝を目指す模様を放送する。

「知力、体力、チームワーク」をキャッチフレーズに、独自の演出と壮大な規模で開催され、「クイズの甲子園」として定着。ギネス・ワールド・レコーズ(旧:ギネスブック)には「世界一参加人数の多いクイズ番組」として記録されている[注 2]
番組の始まりと変遷

1982年12月31日、日本テレビ開局30年記念特別番組として同局の看板番組『アメリカ横断ウルトラクイズ(以下、ウルトラクイズ)』(1977年 - 1992年1998年)の特別版『ウルトラクイズ 史上最大の敗者復活戦』が放送された。この番組が好評だったことや、規定によって『ウルトラクイズ』に出場できない高校生が参加を強く要望していたことを背景に、当時同局のアナウンサーとして『ウルトラクイズ』の出題・レポーターを務めていた福留功男が『史上最大の敗者復活戦』のノウハウを生かした高校生限定の大型クイズ番組を提案。この提案が局内で採用されたことから、「『ウルトラクイズ』の弟番組」という位置付けで、1983年12月31日に『ウルトラスペシャル 全国高等学校クイズ選手権』が放送された(第21回ギャラクシー賞月間賞受賞[1])。1984年1985年には夏と冬の年2回ペースで開催されていたが、制作費が高騰するなどの事情から、1986年の第6回以降は年1回の夏季開催に統一している。

初代の総合司会は福留で、企画を提案した経緯から、初期にはプロデューサーも兼務。『ウルトラクイズ』の人気も相まって第6回には約23万人の参加者を数えるなど、開始後まもなくして規模としては『ウルトラクイズ』を凌ぐ番組となった。開始当初は、兄弟番組であった『ウルトラクイズ』の「クイズ形式の人間ドキュメンタリー」や「知力・体力・時の運」といったコンセプトを引き継ぎ、「ドロンコクイズ」や「バラマキクイズ」といった『ウルトラクイズ』名物の企画も数多く行われた。しかし、回を重ねるごとに内容も変化し、3人1組のチームをそれぞれ「知力」「体力」「運」の各担当に振り分けて競わせる形式など、高校生たちの「チームワーク」が、個人戦である『ウルトラクイズ』と異なる『高校生クイズ』独自のキーワードとなってゆく。

第11回(1991年)より、当時の日本テレビの若手アナウンサーであり、同年から福留の後継として『ウルトラクイズ』の出題・レポーターにも就任する福澤朗が総合司会となる。150人近い高校生たちによる一斉早押しクイズ、複数の勝ち抜け条件を満たす必要のあるクイズ、深い知識だけでなくライバルとの駆け引きが求められるなど趣向を凝らしたクイズから、架空の事件を推理して解く形式、プレゼンテーション力や冠婚葬祭マナーが試されるものなどクイズと呼べないようなものまで、本家・『ウルトラクイズ』にはなかった独自のクイズが多数導入されていった[注 3]

スポーツ大会などと違って定まった形式がなく、数年ごとにスタッフが総合演出やプロデューサーレベルで入れ替わるため、番組の方針やクイズ形式、演出スタイルなども同様に変更される。このため、知力が重視された回もあれば体力や運に強く影響された回もある。90年代末期以降には高校生たちの人間性を旅などを通じて描き出す演出がなされ、第17回(1997年)には香港、第22回(2002年)にはオーストラリアへ行ったほか、行先不明のミステリートレインに乗りながら各地を転戦していった回(第20回、2000年)や、世界遺産五箇山を訪れた回(第21回、2001年)もあった。また、第23回(2003年)と第24回(2004年)には多くの芸能人や著名人が関わるバラエティ的な演出が行われた。一方、この頃から往年の人気に陰りが見え始め、視聴率は低下し地方大会への出場校も減少していった。

第28回(2008年)からは「知力の甲子園」と銘打っておよそ一般的でない超難問を集めた知力重視のクイズ大会が繰り広げられ、全国大会はすべてスタジオ収録となった。知力重視路線について、視聴者の間では本格的なクイズ番組化を歓迎する声がある一方で、「難問ばかりで視聴者が一緒に楽しめない」といった否定的な意見もあり評価が分かれていた(後述)。結果として視聴率は回復基調となったものの、地方大会の出場校の更なる減少を招いた。結局、知力重視路線は5年間続き[2]、第33回(2013年)からは原点回帰する形で、知力・体力・時の運・チームワークの総合力で勝負するスタイルへとモデルチェンジし、第22回(2002年)以来11年ぶりの海外決戦(準々決勝はタイ、準決勝・決勝はフランス)が行われた。第34回(2014年)からは1チーム2人1組となり、2回戦以降をアメリカ合衆国を横断する形で行われ、「○×ドロンコクイズ」や「バラマキクイズ」といった形式、ニューヨークでの決勝戦など、かつての『ウルトラクイズ』を彷彿とさせる内容で行われた。第38回(2018年)からは「地頭力」をコンセプトに、再び国内開催(会場は東京ビッグサイト日本テレビ麹町スタジオ)となり、参加チームも第33回(2013年)以前の1チーム3人1組へ戻された。第41回(2021年)は「ソウゾウ脳」(想像・創造)をコンセプトに行われた。

第40回(2020年)は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、夏の開催を見送り[3]、秋に開催し、第5回(1985年・冬)以来35年ぶりに年末の放送に変更。また、全国大会は例年の上京して東京で収録する方法を見送り、1回戦から決勝まですべてリモート収録にて実施。なお放送は『日本1三昧』の一つとして行われた。

第41回(2021年)は2年ぶりの夏開催となるが、1回戦は前年同様リモート収録となった。なお、2回戦から決勝までは2年ぶりに東京での収録となった。

第42回(2022年)は1回戦はリモート収録となり、都道府県代表から予選上位チームが戦う形式に変更[4]

第43回(2023年)は11年ぶりに「知力の甲子園」路線が復活し、演出も頭脳王に類ずるものとなった。

なお、知力重視路線の番組内容や演出等のノウハウは、2011年より開始された『最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王』へ継承。福澤が司会を務めるほか、当番組の出演者・スタッフから一部が参加している。また、当番組の歴代優勝者も本選へ出場している。
歴代総合司会

初代:
福留功男:第1回 - 第10回担当。「青春真っただ中、(みんな)燃えているか!!」

『ウルトラクイズ』の経験を活かした司会進行により、番組の爆発的人気を生んだ。番組そのものの企画提案者でもあり、第1回のスタッフロールにはプロデューサーとしても名を連ねた。

第21回では東西に分けて行われた全国大会1回戦で、東側の司会を担当。「業界40年、高校生クイズ生みの親! クイズに24年の人生をかけた、人呼んで"留ジィ"とは、オレのことだぁ!」の掛け声で、五箇山の広場に到着した高校生を出迎えた。

ズームイン!!朝!』を担当していた期間は、マイスタジオを離れて当番組の収録先から生放送するという形式で並行出演した。


2代目:福澤朗:第11回 - 第20回担当。「ファイヤー!!」「みんな、(青春の炎は)燃えているか!!」

彼の本来のキャッチフレーズは「ジャストミート」だが、番組の冠スポンサーであるライオンのライバル・花王が「ジャスト[注 4]という衣料用洗剤を販売していたため、ライオンに配慮する形で最初の収録前に掛け声を変更した[注 5][5](同時期に司会を務めた『ウルトラクイズ』では、放送枠の『木曜スペシャル』提供に花王が入っていたため「ジャストミート」を使用)。

総合司会着任前には、第10回の全国大会で体力の宿の案内人を務めた(「日本テレビの明るい下積み」と自己紹介した)。

第21回の開催直前、無人の西武ドーム(第2回から第30回までの関東予選会場)を訪れ、総合司会の引退を発表する。その後、東西に分けて行われた全国大会1回戦で、西側の司会を担当。ヘリコプターに乗って、鳥取砂丘の上空に現れ、バラマキクイズの出題をした。


3代目:ラルフ鈴木(鈴木崇司):第21回 - 第30回担当。「POWER!!」

総合司会着任前には、第18回の事前番組『裏高校生クイズ』に出演し、運大王代表で上京した9チームに密着した。また第20回の関東大会では抽選会の進行役を務めた。

第21回の全国大会は敗者復活戦から担当。

第31回では関東・近畿大会で敗者復活実施を賭けたゲームに参加した。


4代目:桝太一:第31回 - 第40回担当。「VICTORY!!」[6]

総合司会着任前には、第30回の地区大会にて代理司会を担当した。


5代目:安村直樹:第41回 - 。「トトトトトラ?イ!」

総合司会着任前には、第33回、第35回の地区大会と第36回の全国大会2回戦にて代理司会を担当したが、第43回の大会では、司会ではなく実況をしていた。その回のメインパーソナリティ(司会)は木村昴だった。

前述のように福留は自身の日本テレビ退社と合わせ第10回で勇退し、「ウルトラクイズ」ともども福澤に継承する形となったが、以降の司会者も概ね10年単位で入れ替わっている。

もともとは原則的に地区大会も含めすべての司会を担当していたが、2000年代後半以降は地区大会に代理の司会を立てることが多くなった。クイズの問題文の読み上げも基本的には総合司会が行っていたが、第28回(2008年)から第32回(2012年)までの全国大会ではほとんどの問題で読み上げ担当者が別であったほか、第33回(2013年)以降は国内で行われるクイズはナレーターが問題を読み上げ、海外で行われるクイズは総合司会が読み上げている。各回における代理司会などについては後述。
マスコットキャラクター

ライオンちゃん : 冠スポンサーであるライオンのマスコットキャラクター。第2回より夏の大会に登場。各地区大会と全国大会決勝戦の表彰式では、着ぐるみも登場した(第41回まで)。

QUIZRA(クイズラ) : 帽子をかぶって首をかしげる、怪獣型の番組オリジナルキャラクター。第1回より登場。近年では一部の地方大会にのみ登場している。

大会概要

同じ学校に通う高校生・高専生・中等教育学校生・特別支援学校高等部在籍生で3人1組(第34-37回は2人1組、第43回は2人1組または個人)のチームを組み、全国各地で行われる予選に参加し、そこで多いときには数万人におよぶ参加者の中から全国大会へ出場する代表校を各都道府県毎に決定。すべての予選が終了した後、勝ち抜いてきた高校生が一堂に会し高校生のクイズの頂点を決める。「クイズ」という性格上、非常に幅広い知識が求められるため、出場チームは全国屈指の進学校に通っている生徒で構成されていることが大半である。
出場資格

参加資格は、「高校生・高専生(回によって参加できる学年の制限がある場合がある)・中等教育学校生(後期課程)・特別支援学校高等部在籍生であること、同じ学校に通う3人1組のチームであること」である(第34-37回は2人1組、第43回は2人1組または個人)。

同じ学校であれば、定時制や通信制などの異なる課程・異なる学科同士、異なる学年同士であってもよく、資格さえ満たせば出場者の年齢や国籍も一切問われないが、事前の申込みが必須であり、大会当日の飛び入り参加は認められない[7]

また1つの学校から何チームでも出場することができる[注 6]

尚、出場資格を満たしていても、日本テレビもしくは系列局(クロスネット局の福井放送・テレビ大分・テレビ宮崎を含む)に勤務している親族がいる場合は自動的に出場資格を失う。


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