全国都道府県中学生相撲選手権大会
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全国中学校相撲選手権大会」とは異なります。

全国都道府県中学生相撲選手権大会(ぜんこくとどうふけんちゅうがくせいすもうせんしゅけんたいかい)は、1990年(平成2年)より開催されている、相撲中学生対象の大会である。日本相撲連盟主催。
概要

例年中学校夏季休業期間中に開催される。同時期に開催される全国中学校相撲選手権大会(全中)が全国中学校体育大会参加大会であり[1]日本中学校体育連盟各規定に服するのに対し、本大会は日本相撲連盟の独自事業である。また本大会は日本相撲協会からの強い協賛を得ている[2]ことから、会場は毎年両国国技館である[3]
大会の競技方法

日本相撲連盟競技規定及び審判規定による[4]。団体戦と個人戦の2種別があり、さらに個人戦は2010年(平成22年)度より無差別級と軽量級(75s未満)に分かれる。

1チーム3名の団体戦には、各都道府県代表47チームが参加する。予選リーグ戦で上位16チームを選出し、その16チームによるトーナメント戦で優勝チームを決定する。チームの編成は、全中の団体戦は原則として同一校に在籍する生徒でチームを編成する[5]のに対し、本大会の団体戦は各都道府県で在籍校にかかわらず選手を選抜して編成する。

個人戦には、各都道府県代表の無差別級3名・軽量級1名が参加する[6]。予選で無差別級は16名、軽量級は8名の優秀選手を選出し、その優秀選手によるトーナメント戦を行い優勝者を決定する。全国大会においては、軽量級の参加資格を持つ選手が軽量級と無差別級の両方に出場することはできない。なお全中の個人戦優勝者は中学生横綱の称号を得るが、本大会の個人戦優勝者に特別の称号はない。
歴代優勝者

回年度団体戦個人戦(無差別級)個人戦(軽量級)
1
1990青森田中康弘(東京)
21991東京阿部和秀(山形)
31992東京岡部新(東京)
41993青森住吉明(青森)
51994青森三好正人(大阪)
61995熊本東井広行(福島)
71996静岡磯部洋之(静岡)
81997青森前田勝(山形)
91998高知梶原大樹(高知)
101999山口市原孝行(愛知)
112000愛知石田哲也(東京)
122001高知太田剛希(徳島)
132002埼玉西内真也(高知)
142003兵庫李大源(兵庫)
152004東京山口雅弘(鳥取)
162005石川南雲学人(東京)
172006石川川端翔吾(高知)
182007青森中村大輝(埼玉)
192008東京玉木一嗣磨(三重)
202009石川達綾哉(石川)
212010青森打越奎也(青森)中井駿(高知)
222011石川打越奎也(青森)山本大希(徳島)
232012石川菊池大史芽(青森)番場偉史(青森)
242013高知川上竜虎(熊本)山市大悟(青森)
252014石川手計富士紀(千葉)川副圭太(熊本)
262015埼玉齋藤大輔(山形)藤沢詩音(富山)
272016石川田中虎之介(新潟)瀬戸太陽(石川)
282017熊本向中野真豪(鳥取)川上竜昌(熊本)
292018鳥取西加陽斗(鹿児島)井ノ上豪志(和歌山)
302019石川アルタンゲレル・ソソルフー(鳥取)最上想生(富山)
312020大会中止
322021和歌山篠宗磨(石川)吉田泰造(香川)
332022千葉俵幸平(鹿児島)川崎永遠(佐賀)
342023埼玉尾川蓮太(大分)小林力喜(石川)

脚注^ 全国中学校体育大会
^ 第28回全国都道府県中学生相撲選手権大会写真レポート日本相撲協会
^ オリンピック関連行事で国技館が使用できなかった2019年は靖国神社相撲場、2021年は大阪・堺市大浜公園相撲場で開催された。
^日本相撲連盟とは


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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