全但バス
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全但バス株式会社
ZENTAN BUS CO.,LTD.

種類株式会社
略称全但
本社所在地 日本
667-0021
兵庫県養父市八鹿町八鹿113番地1
設立1917年10月19日
業種陸運業
法人番号4140001046537
事業内容乗合バス事業、貸切バス事業、タクシー事業 他
代表者代表取締役社長 村上 宣人
資本金2億円
売上高19億円(2016年3月期)
従業員数340名
主要株主神姫バス
主要子会社全但タクシー
関係する人物田中 寛(たなか ひろし 1904?81)(設立者)
外部リンクhttps://www.zentanbus.co.jp/
特記事項:旧社名・全但交通株式会社。
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全但バス株式会社(ぜんたんバス)は、兵庫県の北部(但馬国)をエリアとするバス会社である。英訳名はZENTAN BUS CO.,LTD.。本社は兵庫県養父市八鹿町八鹿113番地1。
概況

兵庫県の但馬地域の高齢化や人口の減少、移動手段のマイカー化等によりバスの乗客が減少しているため、合理化等の経営改善策を実施してきたが今後さらにバス路線の休止を含めた大合理化を実施することが発表され、2008年10月1日から一部路線が市・町民バスに移管された[1][2]。また2008年2月23日には、2009年4月に神姫バスと経営統合するとの報道があった[3]。既に人事面においては、神姫側より役員派遣を実施し、会社再建を支援しているが、両社とも経営統合については否定している[4][5][注釈 1]

なお、かつての筆頭株主は阪急電鉄阪急阪神ホールディングス阪急阪神東宝グループ)であったが、2008年10月末までに関係は解消されている[6]。また、阪急電鉄が筆頭株主であった当時、阪急阪神東宝グループには属していなかった。ただし、現在協力関係にある神姫バスの筆頭株主は阪神電気鉄道(阪急阪神東宝グループ)であり、同グループとの関連が完全になくなっているわけではない。
各営業所・出張所・事業所所在地八鹿営業所と本社(奥)城崎営業所(現・SOZORO)湯村温泉営業所ハイブリッドバス(日野・ブルーリボンシティ)
現行事業所

本社・八鹿営業所

兵庫県養父市八鹿町八鹿115番地37


八鹿営業所大屋車庫

兵庫県養父市大屋町加保695


八鹿営業所大屋待合所

兵庫県養父市大屋町加保679-5


八鹿営業所井坪車庫

兵庫県養父市長野


八鹿営業所草出車庫

兵庫県養父市草出575


八鹿営業所和田山出張所

兵庫県朝来市和田山町玉置637番地1


豊岡営業所

兵庫県豊岡市梶原337番地1


豊岡営業所豊岡駅前出張所

兵庫県豊岡市大手町4番5号 アイティ1階


豊岡営業所江原車庫

兵庫県豊岡市日高町鶴岡


豊岡営業所江原駅前待合所

兵庫県豊岡市日高町日置970


豊岡営業所出石出張所

兵庫県豊岡市出石町小人129番地4


豊岡営業所出石出張所中藤車庫

兵庫県豊岡市但東町中藤


SOZORO

兵庫県豊岡市城崎町湯島96番地


湯村温泉営業所

兵庫県美方郡新温泉町1354番地1


湯村温泉営業所村岡出張所

兵庫県美方郡香美町村岡区村岡2582番地4


湯村温泉営業所村岡出張所秋岡車庫

兵庫県美方郡香美町小代区秋岡


但馬空港事業所

兵庫県豊岡市岩井字河谷1598番地34


廃止事業所

城崎営業所(豊岡営業所へ統合)

兵庫県豊岡市
城崎町湯島70番地


車両
路線バス

いすゞ自動車製(川重車体・アイケーコーチ・いすゞバス製造J-BUS(ジェイ・バス)車体)が大多数を占めている。これに加え少数ながら転入車を導入しており、いすゞ自動車製(富士重工製車体)も見られる。また、中型バスでは三菱ふそう製も導入している。路線バスでは、路線の休止に伴う転出車も出ている。

2011年11月に、兵庫県北部では初となるハイブリッド車(日野ブルーリボンシティ)を導入(出石営業所に配置)。2012年にはいすゞ・エルガハイブリッドも導入。ハイブリッド車は、旧塗装を復刻している。他にも小型化として、日野・ポンチョなども導入されている。
観光・特急バス

以前は観光バスを転用して運行されているものもあった(正規車両の点検等による臨時運用で)。2006年11月頃より、特急バス・観光バス共に、いすゞ新型ガーラの運用が始まり、さらに2009年後半より、特急バスとして三菱ふそう・エアロエースの導入も始まっている。2010年7月観光用の三菱ふそう・エアロエースを3台導入。

なお、特急バスや一部の路線バスにおいて、充電用コンセントやインターネット接続サービスを開始している(Wi-Fi接続)。

2021年12月より、高速バスの一部に「グリーンルーム」と称した「完全個室」を備えた車両が登場している。
路線全但バス
特急バス(高速バス)

但馬地区と神戸・大阪を結ぶ長距離路線について、かつては高速道路の未整備から一般道を走行する区間が多くを占めていたこともあり「特急バス」と呼称していたが、近年は兵庫県北部への高速道路延伸に伴い高速道路を利用する区間も増え、他社同様に「高速バス」と呼称するようになっている。詳細な運行案内は#外部リンクの全但バスサイトを参照のこと。
路線

大阪 - 城崎線(通常時6往復)

阪急梅田阪急三番街高速バスターミナル) - 新大阪 - 千里ニュータウン桃山台駅) - 宝塚インター> - 春日インター - 氷上 - 和田山営業所 - 八鹿駅 - 江原河畔劇場 - 豊田町(豊岡) - 城崎温泉駅( - マリンワールド

阪急観光バス共同運行


大阪 - 湯村線(通常時2往復)

<阪急梅田(阪急三番街高速バスターミナル) - 新大阪 - 千里ニュータウン(桃山台駅) - 宝塚インター> - 春日インター - 氷上 - 和田山営業所 - 養父市役所口 - 関宮 - 村岡 - 湯村温泉( - 浜坂駅


神戸 - 城崎線(通常時3往復・期間運行1往復)

神姫バス三ノ宮バスターミナル(乗車のみ) - 県庁前 - 阪急三宮(降車のみ) - 箕谷> - 春日インター - 氷上 - 和田山営業所 - 八鹿駅 - 江原河畔劇場 - 豊岡駅 - 城崎温泉駅


神戸 - 湯村線(通常時2往復)

<神姫バス三ノ宮バスターミナル(乗車のみ) - 県庁前 - 阪急三宮(降車のみ)[注釈 2]- 箕谷> - 春日インター - 氷上 - 和田山営業所 - 養父市役所口 - 関宮 - 村岡 - 湯村温泉 - 浜坂駅

<神姫バス三ノ宮バスターミナル(乗車のみ) - 県庁前 - 阪急三宮(降車のみ) - 箕谷 - 高速東条 - 高速北条> - 生野駅西口 - 新井 - 青倉 - 和田山営業所 - 養父市役所口 - 関宮 - 村岡 - 湯村温泉 - 浜坂駅


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