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児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう、英: CPD; cephalopelvic disproportion)は、妊娠・出産に際し問題となる状況で、胎児の頭と母体の骨盤の大きさが釣り合っていないために、経腟分娩が不可能な状態である。
目次
1 概念
2 原因
3 診断
4 その他
5 参考文献
6 関連項目
7 外部リンク
本症は、分娩に関する異常のうちで産道の異常に分類される。通常の分娩では、胎児が母体の骨盤内を通過し膣から出産する(経膣腟娩)。しかし本症では、児頭が母体の骨盤よりも大きいかまたはほぼ同じであるために、胎児が物理的に母体の骨盤を通過することができない。したがって分娩形式は帝王切開となる。 一般的に、妊婦が身長150cm以下の低身長の場合は、骨盤が小さいこと(狭骨盤)が疑われるので児頭骨盤不均衡の可能性が高い。もちろん、狭骨盤であっても児頭が小さければ経腟分娩が可能である。
概念
原因
診断
Seitz法(+)(仰臥位の触診で児頭が恥骨結合
分娩直前にも関わらず児頭が浮動している
産科的骨盤部X線撮影で、産科的真結合線
このようなときに本症を考える。
なお、産科的真結合線から児頭大横径を引いた長さが約1cmあっても経腟分娩が不可能な理由は、これらの計測値は骨の間隔ないし大きさを計測しており結合組織などの軟部組織は算入されていないためである。これらを含めると実際に胎児が通過する空間はより狭いことがわかる。 物理的に経腟分娩が困難であるので、子宮収縮促進薬
その他
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関連項目
産科学
出産
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更新日時:2014年3月18日(火)00:51
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