総裁政府期の「元老会」あるいは統領政府・第一帝政期の「護憲元老院」とは異なります。
フランスの議会
元老院
(げんろういん)
Senat
第五共和政第21立法期
種類
種類国会上院
役職
議長ジェラール・ラルシェ(共和党)、
2014年10月1日より現職
構成
定数348
院内勢力.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} 共和党グループ(132) 社会党グループ(64) 中道連合グループ(56) 民主・進歩・独立合同グループ (22) 共産党・共和・市民・環境グループ(18) 独立・共和・地域グループ(18) ヨーロッパ・エコロジー=緑の党(17) 民主社会・欧州合同グループ(16) 無所属(4)
選挙
選挙制度間接選挙
小選挙区比例代表連用制
前回選挙2023年9月24日
議事堂
リュクサンブール宮殿
ウェブサイト
⇒Senat
元老院議場
元老院(げんろういん、フランス語: Senat)は、フランス国会の議院のひとつ。上院に相当し、国民議会とともに両院制の国会を構成する。
名称は古代ローマ時代の元老院(ラテン語: Senatus)に由来する。
国民議会がブルボン宮殿を議事堂としているのに対し、元老院はリュクサンブール宮殿を議事堂としている。 定数は348名。被選挙権は30歳以上のフランス国民とされ、任期は6年。議席は3年ごとに半数が改選される。権限はいくつかの例外を除けば国民議会と同等と見なされている。 間接選挙制が採用されており、96の本土県及び海外県4県、そして在外フランス人対象者の中からそれぞれ選挙人が構成され、彼らによって選挙が実施される。 国民議会とともに両院制を構成する。日本やイギリス、アメリカ合衆国と異なり、ひとつの議会を構成する議院ではなく、両者とも独立した議会である。
沿革
1795年創設の Conseil des Anciens(元老会)を起源とする。
その後、護憲元老院となり、復古王政・七月王政時代は貴族院になる。
第二帝政時代の1851年に Senat(元老院)と称される。
第三共和政時代の1875年から1940年にも Senat(元老院)と称される。ヴェルサイユに置かれていた。代議院 (フランス)も参照
第四共和政時代の1946年から1958年には Conseil de la Republique(共和国評議会)と称される。
第五共和政成立時に Senat(元老院)となり、フランス国会の一翼を担い現在に至る。
仕組み
権限