傷だらけの悪魔
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傷だらけの悪魔
ジャンル学園漫画サスペンス
漫画:傷だらけの悪魔
作者澄川ボルボックス
出版社NHN comico(連載)

その他の出版社
双葉社(出版)

掲載サイトcomico
レーベルアクションコミックス
発表期間2014年5月 -
巻数既刊1巻(2015年10月10日現在)
映画:傷だらけの悪魔
原作澄川ボルボックス
監督山岸聖太
脚本松井香奈
音楽吉川清之岸田勇気
製作KIZUAKUフィルムパートナーズ
配給KADOKAWA
封切日2017年2月4日
上映時間97分
テンプレート - ノート
プロジェクトプロジェクト:漫画プロジェクト:映画
ポータルPortal:漫画Portal:映画

『傷だらけの悪魔』(きずだらけのあくま)は、澄川ボルボックスによる日本漫画作品。
概要

この節の加筆が望まれています。

マンガアプリ『comico』 (NHN comico) にて2014年5月より連載中で、映画が「comico初の実写映画化作品」として取り上げられ、角川シネマ新宿ほかにて2017年2月4日から公開されている。

タイトルはダブル・ミーニングになっており、主人公の「葛西舞」と、その彼女の宿敵である「小田切(玖村)詩乃」を指している。

各キャラクターにイメージの花があり、度々背景に描かれている。
あらすじ

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2017年3月)(使い方

東京から田舎の高校へ転校した葛西舞は、新しい学校生活に不安と期待を抱きつつ前向きに学園生活を満喫しようとしていた。初登校の日、舞を迎えに来た生徒は、以前の学校の同級生で、舞の友達からいじめを受けていた玖村(小田切)詩乃だった。
登場人物
葛西 舞(かさい まい)
演 -
足立梨花身長:157cm、体重:50kg本作の主人公。東京生まれの東京育ち。容姿は中の上。中学の頃から金髪にしていたが田舎への転校を機にアッシュ系の茶髪にしている。ロングウルフのヘアスタイルは中高共通。プライドが高く、手を差し伸べられても素直に取れない。口も悪いため、相手に誤解されやすい。その一方で思考は客観的で冷静、メンタルは鋼のように強い。家庭では弟を可愛がり、自分には好成績を望む母親との意思疎通が思うように行かず、苦悩した結果歪み、孤独を抱えている。幼少の頃は母親に愛されることを望み、期待に応えて頑張ってきた。しかし中学進学後、母親の自分には学校での評価の高さを求め、弟にはその類の要求をしない姿勢がよりあからさまになり、今は母親からの愛情を諦めて母親のことは「成人するまでの付き合い」と割り切っている。中学1年生の頃、同じクラスで席が近かったちはると「親への反抗」という共通目的で意気投合して以来、ちはるの取り巻きの1人になり、ちはると詩乃の間にトラブル(後述)が起きて以降、ちはるが詩乃をいじめることに協力していた。ちはるとつるむことで周囲から一目置かれて厚遇され、自分の力を使わずに他者を利用することを覚える。しかし、転校先での詩乃との再会をちはると栞に知らせると心配するどころか面白がられ、自分とちはる達の関係に友情がないことと自分の孤独さを思い知り、詩乃が転校先で親友・千翔子を得たことを内心で羨望する。他人への興味が薄さから詩乃の下の名前までは憶えておらず、転校後に詩乃が改姓し髪を長くして雰囲気が変わったため、再会してもちはるがいじめていた相手だと気付かなかった。転校当初、詩乃のことを見下していたため、詩乃をいじめていたことに関し罪悪感を持っておらず、状況の変化を受け入れきれていなかったたことに重ね、クラスのリーダー格の優里亜の親友である静の指を故意ではないがドアに挟んでしまい、優里亜に目を付けられる。また、垢抜けないクラスメイト達を内心で馬鹿にしており、SNSに書き込んだクラスメイトへの悪口等をアカウントを盗み見た優里亜に印刷され教室でばら撒かれてクラス内での印象が益々悪くなり、詩乃の狙い通りクラスで孤立。その後、自分へのいじめを咎めてくれた千穂との一件から心境が変わっていく。夏休み中、東京で新たないじめの標的を連れ歩くちはると栞に偶然再会し、いじめに関する忠告をしたが聞き入れらなかったのを機に2人とは決別する。最近は詩乃へのいじめに手を貸した自分の間違いと非を認めて悔い、詩乃や静に謝罪した。謝罪後、詩乃に相互不干渉で学校生活を送ることを提案したが、詩乃が復讐から手を引かない姿勢を貫いたため、詩乃が納得するまで復讐に付き合うことを宣言した。母親が信用できないため、啓心とのトラブルが自宅謹慎に発展しても相談できず、1人で過去を振り返り思い悩む。現在は文化祭で啓心と優里亜に全生徒の目の前で制裁・いじめを解決するのを共通の目標とした唯や千穂のサポートを得て優里亜達からのいじめと啓心との一件の証拠の収集に精を出す。篤史も文化祭で公開で制裁する予定だったが、謝罪を受け、千穂の説得で冷静になり謝罪は認め、人目のない場で制裁を受けることを条件に予定していた文化祭公開の制裁からは引き返させる。唯が千翔子を味方に入れた後で、純平の提案で詩乃を呼び出し、最終確認の意味合いで再度お互いの不干渉を提案するも失敗に終わる。その後日、持ち物検査で妊娠検査薬が見つかり、市川と翠との三者面談の際にいじめを受けていることを告白。話し合いをする前に、表面上でしか対応していない翠に対して不快感を露わにし、席を外してもらうように言った。妊娠検査薬の事件後、「自分に多少好意がありながら舞が他に付き合う男性を作った」と誤解している啓心から声を掛けられ、一方的に憤慨される。それを好機と見てかつて、自分が負傷中に世話していた際に調子に乗った啓心から言われた言葉に似た言葉で挑発し、狙い通りに手を出してきた啓心の足元をすくって一緒に倒れ込み、客観的に明らかに啓心から襲われたように見える現場を作った上で大きな悲鳴を上げ、多くの目撃者を作り、市川、啓心と三者面談になった際、市川から促される形だったが啓心から謝罪させることに成功。母親からの愛情不足もあり、連載初期は酷薄さや利己的な性格の悪さばかりが目立ち、今も到底善人とは言えないが、最近は協力してくれる千穂や唯に感謝し、過去が露見して欠席を続ける千穂を心配し思いやる等、自分に協力してくれる仲間を大切に思うようになり人間味が増し成長しつつある。文化祭の後夜祭を行っている時に、クラスメイトをほぼ全員集めて学級裁判を実行した。優里亜は舞いじめの実行犯であったこと、伊藤は舞に対する性的暴行の理由で制裁対象にし、詩乃については過去のこともあり、制裁はしないつもりだったが、詩乃が持ち物検査のことで全て千翔子がやったと嘘をついた為、制裁対象になった。詩乃が逃走した際には放送室で呼びかけたり、詩乃の元に向かい説得を試みるも失敗に終わった。学校側は、学級裁判など後夜祭の一連の行動を非難するも、過去の対応など含め学校側が責任を問う事態になることから舞を含め学級裁判で舞側についていた生徒は3日ほどの自宅待機になったものの、処分は下されなかった。その後もクラスメイトとは関わる事なく過ごしている。いじめについて、無くすことはできないが同じことは繰り返したくないし、大したことないとは2度と思わないと考えている。猫好きで猫の前でだけデレデレになる。
小田切 詩乃(おだぎり しの) / 玖村 詩乃(くむら しの〈旧姓〉)
演 - 江野沢愛美身長:160cm、体重:51kg本作の準主人公兼宿敵、舞いじめの黒幕。中学時代、舞たちがいじめていた相手。本来は静かで温厚。母・彩乃が既婚だった父親との不倫を経て所謂できちゃった結婚をした複雑な家庭に生まれる。母親に容姿が似ていることから、母と共に親戚から疎んじられて育つ。容姿は舞曰く「素朴な子」。濃い青髪のロングヘアで短い眉と口の下の左側にあるほくろが特徴。中学の頃は髪が短かった。幼少の頃は母親から自分への愛情を感じており、不倫の代償とはいえ、親戚からも社会的にも孤立して苦しむ母を憐れみ、支えるつもりでいた。母と自分への愛情がない父親に小学生の頃から精神を患った母親の世話や家事を押し付けられ、その状況で父方の親戚から中学受験を強いられて苦しんできた。父親が薬剤師で看護師のちはるの母親と同じ病院に勤めており、中学1年生時、それまで接点のなかったちはるに1人呼び出され2人の不倫を教えられる。ちはるから2人の不倫を止めさせる協力を頼まれるが、日頃の母親の世話と家事で疲れきっていた上、家庭を顧みない父親に関わりたいと思えず、協力を拒否したためにちはるを激怒させる。以降、ちはるや取り巻きの舞・栞からいじめを受けるようになり、それが原因で不登校気味になっていた。ちはるには頼みを拒否した負い目もあり、そこまで恨んでいないが、ちはるとの問題とは無関係なのに自分がどんな酷い目に合わされてもちはるを止めることなく平然といじめに加担していた舞に恨みを抱いている。自宅で母・彩乃にちはるから受けているいじめの話をした際に言い争いに発展し感情任せに父の不倫を教えてしまい、気が動転した母親に包丁で刺されそうになったところを自衛のために椅子で殴り、彩乃を気絶させて事なきを得る。この一件から両親が離婚して改姓、母方の祖母・文乃に引き取られて田舎に引越すことになる。母親とは別々に住み、舞が来るまでは穏やかに暮らしていた。舞の転校初日、校内を案内している際に舞にいじめの話を振り、もしも自分へのいじめを悔いていたら見逃そうと考えていたが、舞に反省の色が無かったため復讐を決行。クラスメイトの前で過呼吸を起こして舞にいじめられていたことを暴露し、以降は自らの手を汚さず、優里亜を煽り、篤史を唆し、通りすがりの静と恵那に舞への言いがかりを付けて泣きつくことで、舞に対するいじめの深刻化を画策する。夏休み明け、偶然再会したちはる達と縁を切った舞から非を認めた上での謝罪を受けるが、「もう遅い」と一蹴しており、頑なに復讐から手を引こうとしない。舞に対するいじめを止めさせようとする千穂のことも最近は敵と認定、唯が自分と千翔子の距離の近さを良く思っていないことにも気付いていて、内心では嫌悪していたが、唯も舞の協力者だと気付いた。偶然千穂の過去を知り、美波に間接的に確認した時に確信に変わったため、舞から千穂を引き離す目的で千穂の誘拐事件の新聞記事を教室の黒板に掲示、クラスメイト全員の机の上にも置いた。


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