備前前堀川
清久地区の備前前堀川と桜並木
水系一級水系 利根川
種別一級河川
延長7.82[1] km
流域面積14.5[1] km²
水源五ヶ村落(埼玉県久喜市)
河口・合流先大落古利根川(埼玉県南埼玉郡宮代町).mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度02分43秒 東経139度42分03秒 / 北緯36.045150度 東経139.700711度 / 36.045150; 139.700711
備前前堀川(びぜんまえほりがわ)は、埼玉県北東部を流れる利根川水系の一級河川である。名称に『備前』を冠しているのは、江戸時代の初期に堀を開削した伊奈忠次が、備前守の官位を賜っていたことに由来する[2]。
ここでは備前前堀川のほか、その支川についても述べる。 埼玉県久喜市所久喜で、加須市から南流する農業排水路の五ヶ村落を合流して端を発する[1]。ここから川に沿って清久工業団地までの約700メートルに桜並木があり、清久さくら通りと名付けられて久喜市内の桜名所の一つとなっている[3]。久喜市清久町において西側より流下する備前堀川と中堤防にて面し並行して流れる。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}この区間ではかつての農村の雰囲気をよく保存している。また環境学習の場所としてもよく利用される。[要出典]。 途中、外谷落・磯沼落および仏供田落を合流[1]、宮代町の和戸橋東側にて北側より流下する大落古利根川と合流する。 上流域では用水堰が設けられ、農業用水としての利水もある[4]。新川用水との合流付近には「万年堰」という堰が設けられており、1902年(明治35年)に建設されて1979年(昭和54年)に撤去された旧堰の記念碑もある。 この備前前堀川は1728年(享保13年)に河原井沼での新田開発に併せ、沼の北縁に沿って流下するように河原井沼周辺では附廻堀として整備された。この河川の開削当初の名称は新笊田堀(しん ざるたぼり)とされていた[5]。 合流新川用水と備前前堀川の合流点にある万年堰 五ヶ村落
概要
五ヶ村落 - 当川起点
清久大池・清久西池との水路
外谷落
磯沼落
新川用水
仏供田落
橋梁
宮前橋
金子橋
すなたぎ橋
堀の内橋
五ケ村橋
五ケ村落橋(埼玉県道12号川越栗橋線) - 管理起点
名称不明
下谷橋
西谷大橋
備前前堀川と備前堀川が平行して流れる区間(向かって左が前堀新橋)
前堀新橋
備前前堀大橋(久喜・菖蒲公園通)
勝橋
東北自動車道
備前前堀橋(埼玉県道3号さいたま栗橋線)
宮前大橋(埼玉県道87号上尾久喜線)
青柳新橋
備前前堀川橋梁(東北新幹線)
新堀川橋梁(東北本線)
太北橋
皆代橋
備前前堀川と大落古利根川の合流点
名称不明(人道橋)
下万田第一高架橋(圏央道)
千年橋
名称不明
備前前堀川橋梁(東武伊勢崎線)
本郷橋(埼玉県道85号春日部久喜線)
名称不明
和戸小橋(埼玉県道65号さいたま幸手線)
五ヶ村落
加須市今鉾地区(2010年12月)
河口・合流先備前前堀川(埼玉県久喜市)
流路埼玉県加須市・久喜市