くっちゃんちょう
倶知安町旗1991年7月1日制定倶知安町章1991年7月1日制定
国 日本
地方北海道地方
都道府県北海道(後志総合振興局)
郡虻田郡
市町村コード01400-1
法人番号4000020014001
面積261.34km2
総人口15,726人 [編集]
(住民基本台帳人口、2024年3月31日)
人口密度60.2人/km2
隣接自治体虻田郡京極町、虻田郡ニセコ町、余市郡仁木町、余市郡赤井川村、岩内郡共和町、磯谷郡蘭越町
町の木イタヤカエデ
町の花キバナシャクナゲ
倶知安町役場
町長[編集]文字一志
所在地〒044-0001
北海道虻田郡倶知安町北1条東3丁目3
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度54分06秒 東経140度45分32秒 / 北緯42.90175度 東経140.75892度 / 42.90175; 140.75892座標: 北緯42度54分06秒 東経140度45分32秒 / 北緯42.90175度 東経140.75892度 / 42.90175; 140.75892
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倶知安町(くっちゃんちょう)は、北海道虻田郡にある町。後志総合振興局所在地。 後志地域の行政の中心地としての役割を担っており、農業ではジャガイモの産地として知られている[1]。また、自然を活かした観光業が盛んであり、2000年代以降は、スキーなどを目的とする日本国外からの観光客が多く訪れている[2]。西隣のニセコ町や蘭越町とともに「ニセコ観光圏」を形成する[3]。 北海道遺産に「スキーとニセコ連峰」が選定されている[4]。ニセコ町とともにスキーリゾート開発が特に進んでおり、倶知安町内では、ひらふ地区や花園地区がリゾート開発の中核になっている[5]。このうち「ひらふ地区」は主に倶知安町字山田と字樺山からなる地区の総称をいい、これらの地域とは別に倶知安町字比羅夫地区があるが尻別川を挟んだ羊蹄山側に位置している地区でありリゾート開発の影響の少ない地域となっている[5]。日本国外の企業によるコンドミニアム建設ラッシュなどにより、倶知安町字山田が2006年から3年連続で住宅地の地価上昇率全国1位になった[6][7][8]。2016年にも倶知安町旭が同全国1位となっている。なお、リゾート開発に伴う土地取引で分筆や合筆が繰り返され地番が不規則になっていたため、ひらふ地区にある倶知安町字山田の一部約212ヘクタールが、2022年10月から新たに「倶知安町ニセコひらふ」に住所が変更され、地番も整理された[9]。 「倶知安」という地名の由来は諸説あり不明であるが、いずれもアイヌ語に由来する[10]。なお、「倶知安」という字をあてたのは、当時の北海道庁参事官であった白仁武である[11]。 アイヌ語意味由来 南に羊蹄山(蝦夷富士)、西にニセコ連峰がある小盆地に位置している[1]。面積は261.24 km2[11]。東西25.1 km、南北21.8 kmで海抜176 mに位置している[11]。羊蹄山周辺は「支笏洞爺国立公園」に指定されており[12]、ニセコアンヌプリ周辺は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されている[13]。尻別川は清流日本一に認定されたことがあり、サケやサクラマスが遡上する川でもある[14]。 日本海側気候に分類され、春から夏にかけては温暖で晴天の日が多いが、冬は北西からの季節風の影響を受けて平均で年間10m以上の降雪量と2m弱の最深積雪を観測するなど日本でも有数の豪雪地帯であり、「特別豪雪地帯」に指定されている[15][16]。月最深積雪の極値は1970年 3月25日の312 cm[17]。この安定した冬の積雪を生かしてスキー産業が発達している。最低気温の極値は1945年(昭和20年)1月27日に-35.7度を観測しているが[17]、1967年(昭和42年)1月16日観測の-31.2度以降[17]、-30度以下の気温は観測されていない。
概要
町名の由来
カタカナ表記(アコ?イタ?)ラテン翻字
クトゥサニkutu-sani?永田方正による。泥土の濁川の意とされる。
クッサンkut-san?知里真志保による。川が円筒のような地形の所を流れ出していた。
クッサンイ
(クッサニ)kut-san-i魚を捕る道具松浦武四郎による。
くだの(ようなところ)を・流れ出る・ところ町ではこの説を採っている[11]。尻別川支流、倶登山(くとさん)川の旧名で、これが「クッシャニ」に転訛し現在の名となり、川は「クッシャニ」から「クドサニ」と変わって倶登山川となった。[11]。
崖(の所)を・流れ出る・もの(川)山田秀三による試案。川水が昔ぶつかって崩していた土崖があった所。ただし「クッ(kut)」は通常岩崖を示す。
クッサ?ウンペッ
(クッサムンペッ)kut-sam-un-pet岩崖・のかたわら・にある・川現在の倶知安峠にあるクッチャウンペッという小川が由来と推定される。
クチャウンナイkucha-un-nay猟人のいる小屋のある沢バチェラーによる。
地理
山:羊蹄山(活火山、1,898 m)、ニセコアンヌプリ (1,308 m)、イワオヌプリ(活火山、1,116 m)、ニトヌプリ(活火山、1,080 m)、ワイスホルン (1,046 m)
河川:尻別川、倶登山川、ジャコ川、硫黄川
湖沼:半月湖、鏡沼
羊蹄山(2005年)
サンモリッツ大橋から望むニセコアンヌプリ(2006年)
イワオヌプリとニセコ大沼(2007年)
ニトヌプリ山頂から眺めたイワオヌプリ(左)とニセコアンヌプリ(右)(2012年)
羊蹄山と半月湖(2013年)
気候
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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