倉田真由美
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女優の「倉田マユミ」とは別人です。
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出典検索?: "倉田真由美" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2012年9月)

倉田 真由美
生誕 (1971-07-23) 1971年7月23日(52歳)
福岡県福岡市
職業漫画家コメンテーター
ジャンルエッセイ漫画
代表作だめんず・うぉ?か?
受賞ヤングマガジンギャグ大賞(新人賞)
公式サイト倉田 真由美オフィシャルサイト
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倉田 真由美(くらた まゆみ、1971年昭和46年〉7月23日 - )は、日本漫画家。本名:叶井 真由美[1]。通称「くらたま」。MIYN(ミューン)所属。代表作は『だめんず・うぉ?か?[2]

一橋大学商学部卒業[3]。元NHK経営委員会委員[4][5]恵泉女学園大学非常勤講師[6]
略歴
中学・高校時代

福岡県出身。本人によれば、中学3年生の時にスパルタの塾に通って猛烈に勉強したため、大学にはその余力で受かったみたいなものと述べている[7][8]。高校時代は「それほど熱心に勉強せずにマンガを描きながら、勉強もしたという感じが近い」と述べている[7]
大学受験

福岡県立福岡高等学校[9]3年の頃は小学館集英社のある東京に憧れ、東京の大学への進学を希望していたが、親からは地元の九州大学より上の国立大学でないとダメだと言われていた。高校では理系だったが、大学受験では、前期に理系の東京工業大学、後期に文系の一橋大学商学部を受験した[7]

ところが大学入試の前日にも持ち込み原稿を持参し出版社巡りを行い、最後に回った講談社で「まずは受験をしっかりやれ」と言われたという[10]。東京工業大の入学試験は不合格[7]だったが、後期で一橋大学商学部に合格、同大学に入学。
大学時代

サッカー部の主将に初恋をし、マネージャーとして入部。その後は恋愛に夢中になり、漫画を描くことを止めていた。さらに同じゼミの、当時既にプロの漫画家であった黒田硫黄と自分の画力の差に愕然とし、漫画家になることを断念した[11]
漫画家デビュー

大学4年の就職活動で山一證券の最終面接まで残ったが、面接官からこの会社を選んだ理由を聞かれ、「歯医者が近いので」と思ったことをそのまま口に出してしまったために面接官の不興を買い、最終面接で落とされた。このエピソードを元に就職活動に失敗する女子学生を描いた漫画を、『ヤングマガジン』ギャグ大賞に応募。大賞を受賞し、デビューを果たした。

ヒット作には恵まれなかったが、雀荘従業員や学習塾講師などのアルバイトの傍ら、漫画の創作を続けた。2000年に週刊誌『SPA!』で、大きな欠陥のある男性との交際を繰り返す女性たちについて描いた作品『だめんず・うぉ?か?』の連載を始め、ブレイクを果たす。以後、恋愛・男女関係やコミュニケーションに関する仕事が増える。現在では漫画家としてだけではなく、主にコメンテーターとしてテレビなどにも多く出演している。

28歳で結婚し、第一子となる男児を出産したが、2年後に離婚(親権は倉田)。

2009年7月、自らの連載上で未婚のまま第二子を妊娠していることを公表。相手の男性は中村うさぎから紹介された映画配給会社「トルネード・フィルム」取締役・叶井俊太郎。同年9月、叶井と入籍。同年11月、第二子となる女児を出産。

2021年10月、最長8ページの漫画しか描いたことがなかったが、初の長編作品『凶母(まがはは)?小金井首なし殺人事件 16年目の真相?』を執筆[12]。「まんが王国」ほか電子書店にて連載を開始[12]

2024年2月、X(旧Twitter)で叶井の死去を報告。
人物
作風

西原理恵子浜口乃理子などと同様に、作者自身を主人公としてその日常体験を漫画にするのを基本的な作風とする。

漫画家を目指したきっかけは、西原理恵子の作品を読んで「この程度なら私にも描ける」と思ったからだと『だめんず・うぉ?か?』の作中で振り返っている。ただし、西原理恵子本人からは「あんたいくら走っても前に私いないよ」[13]とコメントしている。倉田は、インタビューで画力について聞かれ「西原さんのほうが全っ然うまい。私の絵はヘタウマじゃなくて本当にヘタなんです(笑)」[13]と述べている。
交友関係

渡辺洋香(女流雀士)や中村うさぎ(小説家)や深澤真紀(コラムニスト)と親交がある。渡辺洋香はだめんず会会長として『だめんず・うぉ?か?』レギュラーだった時期があり、中村うさぎとは共著が多く、深澤とも多く仕事をしている。また北芝健と仲が良く、2003年には倉田真由美と北芝健の2人が協力した『踊る大捜査線』のオフィシャル解読本も出版された(同書内で、倉田は青島俊作をだめんずではないと言い切っている)。

2009年から「日本催眠術協会」の役員を務めている[14]
社会的活動・教育活動

2010年6月20日付[4]NHK経営委員会委員。2012年2月末に任期満了で退任[5]。2013年4月から恵泉女学園大学非常勤講師[6]


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