俺の妹がこんなに可愛いわけがないの登場人物
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俺の妹がこんなに可愛いわけがないの登場人物(おれのいもうとがこんなにかわいいわけがないのとうじょうじんぶつ)では、伏見つかさ原作による日本のライトノベル作品『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』と、同作を原作とするテレビアニメドラマCD漫画ゲームなどのメディアミックス作品に登場する登場人物について解説する。
解説

声優は特記のない限りドラマCD版・アニメ版共通。作中では物語の進行にともない時間が経過しており、小説第5巻以降からは全員が1学年進級しているが、学年などの設定は特に説明がある場合を除いて物語登場時に準拠する。

本項では、ゲーム版『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』を『俺の妹P』と省略する。
高坂家

本作の中心人物である兄妹と、その家族たち。兄妹は容姿や表面的な性格はまるで似ておらず[1]、物語開始時点では冷え切った関係となっており、その後の展開を経た後も会えば舌打ちを飛ばし合い、口を開けば刺々しい言葉を交わす間柄で、京介の主観では仲の悪い兄妹として認識されている。ただし第三者である他の登場人物たちからは、しばしば良好な関係のように評されたり、内面的にはよく似た兄妹だと指摘されたりする[2]こともある。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない#作中の兄妹関係」も参照。
高坂 京介(こうさか きょうすけ)
声 -
中村悠一[3]藤田麻美(幼少期)本作の主人公にして[4]、この物語の語り手。高校2年生。一人称は「俺」。取り立てて長所も短所もないが、本人は平凡であることを美徳であるとして肯定的に捉えている。能動的な性格ではないが、一度決めたことは恥をさらしてでも貫き通す責任感の強い一面や、自棄になると暴走したりするような感情の起伏が激しい一面もある。周りからの印象は「お節介焼きのお人好しだが少し鈍い」というものでほぼ一貫している。しかし、責任感が強く、父と桐乃のことで喧嘩になった際桐乃のことを庇う一面を見せている。内面的には年相応の欠点もあり、しばしば心の中で読者に対して悪態をつく一面もあるが、あまりそれを表には出さない[5]。妹・桐乃からは何が原因かは覚えていないものの一方的に蔑まれるような関係となっており、また京介自身も非凡な才能を持つ妹への嫉妬心を抱いていたが[6]、玄関で『星くず☆うぃっちメルル』のDVDケースを発見したことから妹の誰にも知られたくない秘密を知ってしまう。当初はサブカルチャー系に対して相応の偏見を抱いていたが[7][注 1]、沙織達との交流を経て、それが理解はできなくとも否定されるようなものではないと考えるようになり[11]、桐乃の趣味を擁護する立場となる。幼馴染の麻奈実とは気心の知れた間柄で[12]、友達以上恋愛未満の関係を続けることを望んでいるが、後には黒猫との恋愛関係も物語上の争点となっていく[13]。好きな女性のタイプはあやせのような黒髪ロングの女性で[12][14]、あやせの前では下心を露わにしてしまう一面もある。また、眼鏡っ娘には並々ならぬこだわりがある[15][16][17][18]。基本的に自分に関してあまり高い評価を下していないが、実際のところその飾り気の無い優しさやなりふり構わない捨て身の行動が周りに好印象を与えており、求心力は本人が思っている以上に高い。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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