俺たち喧嘩スケーター
Goon
監督マイケル・ドース
『俺たち喧嘩スケーター』(おれたちけんかスケーター、Goon)は2011年のカナダのスポーツコメディ映画。監督はマイケル・ドース(英語版)、出演はショーン・ウィリアム・スコットとリーヴ・シュレイバーなど。アイスホッケーでスター選手を守る用心棒でもある乱闘要員「エンフォーサー(英語版)」を描いており[5]、ダグ・スミス(英語版)とアダム・フラッタシオが2002年に発表したノンフィクション『Goon: The True Story of an Unlikely Journey into Minor League Hockey』を原作としている。原題の「Goon」は「(用心棒として雇われた)やくざ」の意味[6]。
日本国内で劇場公開されなかったが、レンタルDVDで視聴できる[7]。また、Amazonなどでの配信が行われている[8]。 マサチューセッツ州。ダグ・グラットは飲み屋の用心棒として働いていた。ダグの父親と兄は優秀な内科医であったため、彼は劣等感や疎外感を覚えながら生きていた。そんなある日、ダグがアイスホッケーの試合を見に行ったところ、選手の一人(パット)が相手チームを罵倒したことをきっかけに乱闘が始まった。選手たちは観客席にも雪崩れ込んできた。同性愛者と間違われて侮辱されたため、ダグは激怒し(ダグの兄は同性愛者である)、発言者をあっという間に組み伏せた。ほどなくして、地元のアイスホッケーチームから「乱闘要員
ストーリー
その頃、乱闘要員として長らく活躍してきたロス・レアは20試合の出場停止処分を受け、2軍に降格させられた。
3年前に起きた乱闘で、ロスは将来を嘱望されていた選手(グザヴィエ)を殴りつけた。グザヴィエは脳震盪を起こしたが、身体面での障害は残らなかった。しかし、「また殴られるのではないか」という不安は消えることがなく、満足にプレーができない状態が続いていた。グザヴィエが所属するハイランダーズは「彼がこのまま引退に追い込まれるのは勿体ない」と思っていた。そんな折、ハイランダーズのコーチはダグの活躍ぶりを耳にした。コーチはグザヴィエの不安を取り除くために、ダグをチームの乱闘要員として雇うことにした。
ダグの乱闘での活躍もあって、ハイランダーズは試合で次々と勝利を収めていった。ダグはファンやチームメイトから愛される存在になったが、彼の活躍を快く思わない者たちがいた。