俳聖殿
[Wikipedia|▼Menu]
俳聖殿

俳聖殿(はいせいでん)は、三重県伊賀市にある松尾芭蕉生誕300年を記念する木造建築物である。上野公園(伊賀上野城)内にある。

1942年(昭和17年)に建築家伊東忠太の設計で建設された。外観は、川崎克の着想を元に伊東忠太が仕上げたものであり、松尾芭蕉の旅姿を模したものとされ、上層の屋根が笠、下部が顔、下層のひさしは蓑と衣姿、堂は脚部、回廊の柱は杖と脚を表している。下層八角形平面、上層円形平面の木造建築であり、屋根は桧皮葺である。内部には芭蕉祭当日に表彰される顕詠俳句特選句が飾られている。

芭蕉の命日である10月12日には、伊賀市により芭蕉祭が行われ、安置されている大伊賀焼の等身大の『芭蕉坐像』(川崎克の作)が公開されるほか、俳句の優秀作品等が表彰される。

2008年(平成20年)3月19日、三重県の有形文化財(建造物)に指定され、2010年(平成22年)には国の重要文化財に指定された。
外部リンク

伊賀市役所(俳聖殿)

みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財(俳聖殿)

ウィキメディア・コモンズには、俳聖殿に関するカテゴリがあります。


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:2662 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef