『信濃のコロンボ』(しなののコロンボ)および『信濃のコロンボ事件ファイル』(しなののコロンボじけんファイル)は、内田康夫の推理小説『信濃のコロンボシリーズ』を原作とし、その推理小説に登場する竹村岩男を主人公に据えた実写映像化作品シリーズ。 『死者の木霊』(ししゃのこだま)は、1982年12月4日にテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で放送された。主演は林隆三。 『戸隠伝説殺人事件』(とかくしでんせつさつじんじけん)は、1995年2月27日にTBS系「月曜ドラマスペシャル」で放送された。主演は布施博。 内田康夫ミステリー 1998年から2000年までフジテレビ系「金曜エンタテイメント」で放送されたシリーズ。全3回。主演は堺正章。
林隆三版(テレビ朝日、1982年12月4日)
布施博版(TBS、1995年2月27日)
堺正章版(フジテレビ、1998年5月1日 - 2000年6月2日)
中村梅雀版(テレビ東京・BSジャパン、2001年11月14日 - 2009年9月9日)
寺脇康文版(TBS、2013年10月7日 - 2017年11月20日)
伊藤淳史版(テレビ東京、2020年6月8日 - )
登場する警察官たち詳細は「竹村岩男」および「岡部和雄」を参照
竹村岩男
主人公。初めは長野県警察の交番巡査だったが、長野県警飯田署の警部補に抜擢される。その後、難事件を解決したことが認められ、長野県警捜査一課警部補に昇進。現在は長野県警捜査一課警部の地位である。
大森修治
竹村が飯田署の巡査部長だったときの飯田署の署長である。竹村の功績が認められた際、上司だった大森も同時に昇進し、長野県警北署の署長に就任。後に長野県警刑事部長の地位になった。
岡部和雄
竹村が飯田署の巡査部長だったときに、難事件を抱えていた竹村から捜査協力を依頼された、警視庁のエリート刑事の岡部和雄は、竹村と共に捜査に奔走して、難事件を解決したことがきっかけになって、警視庁捜査一課警部に昇進した。長野県で発生した事件が東京と関係する場合、竹村が岡部に捜査協力をして、共に事件解決に向けて捜査に奔走する。竹村と岡部は盟友である。
木下真司 / 吉井
竹村が長野県警捜査一課警部補に昇進して、竹村の部下に木下真司刑事と、吉井部長刑事が登場し、竹村の右腕として活躍している。
林隆三版
キャスト(林隆三版)
竹村岩男 - 林隆三
竹村陽子 - 和泉雅子
岡部和雄 - 中島久之
浜野理絵 - 結城しのぶ
沢藤栄造 - 御木本伸介
福島太一郎 - 山形勲
園田(警部補) - 高品格
君江 - 奈美悦子
大森修治 - 内田稔
スタッフ(林隆三版)
原作 - 内田康夫「死者の木霊」
脚本 - 猪又憲吾
音楽 - 菅野光亮
監督 - 渡邉祐介
製作 - テレビ朝日、東映
布施博版
キャスト(布施博版)
竹村岩男 - 布施博
竹村陽子 - 石野真子
木下(刑事) - 布川敏和
天道タキ - 星由里子
野矢優子 - 水野真紀
矢野桂一 - 山本学
立花智弘 - 児玉清
宍戸弘文 - 小松方正
スタッフ(布施博版)
原作 - 内田康夫「戸隠伝説殺人事件」
脚本 - 岡本克己
演出 - 土屋統吾郎
プロデューサー - 山津俊一
製作 - 泉放送制作、TBS
堺正章版
信濃のコロンボ
ジャンル刑事ドラマ
原作内田康夫
脚本井上誠吾
山永明子
演出星田良子
出演者堺正章
原田美枝子
ユースケ・サンタマリア
オープニング歴代テーマ曲を参照
エンディング第1作 工藤静香「雪・月・花」
第2作 SONO「サクラサク」
第3作 徳永英明「オリオンの炎」
製作
制作フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1998年5月1日 - 2000年6月2日
放送時間変遷を参照
回数3
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キャスト(堺正章版)
長野県警捜査一課(堺正章版)
竹村岩男
演 - 堺正章階級は警部。
塚本
演 - 渡辺いっけい(第2作・第3作)課長。
吉井
演 - 笹野高史刑事。
木下
演 - ユースケ・サンタマリア刑事。
その他(堺正章版)
竹村陽子
演 - 原田美枝子岩男の妻。
ゲスト(堺正章版)
第1作「北国街道殺人事件」(1998年)
田尻風見子(女子大生) - 酒井美紀
田尻富子(風見子の母) - 山口美也子
大沢雄一(大学教授) - 山上賢治
川端守(火葬場の職員) - 菊池均也
篠原清司(医療法人「海風会」院長) - 佐戸井けん太
報道アナ - 鵜月光子[1]
細田(長野県警長野中央警察署 署長) - 渡辺いっけい
畑野恭子(畑野の後妻) - 麻丘めぐみ
畑野高秀(明和大学 教授) - 夏八木勲(特別出演)
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