「作品」(さくひん)とは、昭和期に活躍した洋画家山口長男(1902年 - 1983年)の絵画作品。「作品」と題した山口の絵画は複数存在する。 1954年(昭和29年)、山口は第1回現代日本美術展に抽象画「作品」を出品し、優秀賞を受賞している[1]。 1961年(昭和36年)、第6回日本国際美術展に出品した作品で、この「作品」は、黒い地に黄土色の矩形を配置した抽象画である。現在、東京国立近代美術館(東京都千代田区)の所蔵品となっている[1][注釈 1]。 その他、山口長男は「作品」という名の絵画を複数発表しており、うち6点は東京都練馬区の練馬区立美術館の館蔵品となっている[3]。
1954年作品
1961年作品
その他
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 山口は、黄土色について自身の「性格色」と呼んでいる[2]。
出典^ a b コトバンク「作品」
^ ⇒静岡県立美術館「山口長男『脈』」
^ 練馬区立美術館「収蔵品データベース」
外部リンク
コトバンク「作品」
練馬区立美術館「収蔵品データベース」