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佛教大学
紫野キャンパス
大学設置1949年
創立1912年
学校種別私立
設置者学校法人佛教教育学園
本部所在地京都府京都市北区紫野北花ノ坊町96
キャンパス紫野(京都市北区)
二条(京都市中京区)
園部(京都府南丹市)
学部仏教学部
文学部
歴史学部
教育学部
社会学部
社会福祉学部
保健医療技術学部
研究科文学研究科
教育学研究科
社会学研究科
社会福祉学研究科
ウェブサイトhttps://www.bukkyo-u.ac.jp/
佛教大学(ぶっきょうだいがく、英語: Bukkyo University)は、京都府京都市北区紫野北花ノ坊町96に本部を置く日本の私立大学。1912年創立、1949年大学設置。大学の略称は佛大(ぶつだい)、佛教大(ぶっきょうだい)。.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left} 佛教大学 名称の通り仏教を建学の理念としている大学で、学則の第1条に「仏教精神により人格見識高邁にして活動力がある人物の育成を目的とし、世界文化の向上人類福祉の増進に貢献することを使命とする」と明記されている。元々が僧侶養成の機関であるため、全学科で浄土宗教師と浄土宗開教使の資格が取得可能である。なお、かつては仏教学を学ぶ学科として文学部に仏教学科があったが、2004年度の学科再編に伴い史学科および日本語日本文学科と統合されて人文学科となった。しかし、2010年4月に人文学科を割り振って仏教学部仏教学科を再新設し、学科内に浄土・仏教コース、仏教文化コースを設置した。学部や学科の名称から「仏教」の文字を外す傾向があるなかで、「仏教研究の核になる大学」を目指すとしている。また、同時期に新設した歴史学部は佛教大学のみに設置されており、日本初となる学部である。 江戸時代初期に浄土宗が江戸で定めた関東十八檀林の流れを汲んで明治元年(1868年)に知恩院山内に設けた仏教講究の機関 (同3年に勧学所となる) が前身である。この年を創基としており、知恩院三門前に「建学の碑」がある。その後、教学の振興と僧侶の育成を担う浄土宗の高等教育機関として発展を遂げ、学制の改革による統合・独立によって何度か校名を変更し、専門学校令による高等学院が1912年(大正元年)に設置されたことをもって創立としている。1913年(大正2年)に佛教専門学校(略称は、佛専(ぶっせん))。と改称、1949年(昭和24年)に新学制により佛教大学に昇格した。 なお、1922年以前に「仏教大学」と称していたのは現在の龍谷大学であり、当大学とは無関係である。 建学の理念は「仏教精神」となっている。 昇格当初は仏教学部仏教学科のみの単科大学から始まったが、その後学部・学科を増やし、2020年(令和2年)現在では7学部14学科と4研究科7専攻の大学院を擁する総合大学となっている(理科系では、保健医療技術学部を設けている)。また、1953年(昭和28年)には関西唯一・仏教系大学唯一の正規課程である通信教育課程を開設。現在、6学部10学科4研究科7専攻で約2万名が受講しており、私立大学の通信教育課程としては全国有数の規模を誇っている。大学通信教育の中では取得可能な教員免許・資格が多く(詳細は ⇒こちらを参照)、「課程本科」と呼ばれる大学等を卒業した人が教員免許・資格の取得に必要な科目を履修する課程もあるほか、通信教育で唯一、宗教科教員免許の取得が可能である。
概要
設立の経緯「佛教大学建学之地」の碑。後方は知恩院三門
建学の理念
教育および研究
大学運営者
学校法人佛教教育学園理事長 - 田中典彦
大学学長 - 伊藤真宏
沿革
1615年(元和元年):浄土宗法度発布。江戸に関東十八檀林を設置。
1868年(明治元年):知恩院山内源光院に仏教講究の機関を設置。
知恩院山内 「源光院」
1870年(明治3年):源光院に仮勧学場、入信院に勧学所を設置。
1875年(明治8年):勧学本場となる。
1876年(明治9年):宗学校西部本校と改める。
1877年(明治10年):旧華頂宮邸に移転。
1879年(明治12年):浄土宗総本山宗学校に改称。
1884年(明治17年):西部大学林に改称。
1887年(明治20年):東部大学林と合併し宗学本校を設置。西部大学林は高等本科となる。
1891年(明治24年):宗学本校高等専門科となる。
1898年(明治31年):宗学本校を分割。宗学本校高等専門科は浄土宗専門学院となり百万遍山内仮校舎に移転。
1901年(明治34年):鹿ヶ谷に移転。
佛教専門学校 旧鹿ヶ谷校舎
1903年(明治36年):専門学校令により認可。
1904年(明治37年):浄土宗大学院専門科分校を設置。
1907年(明治40年):宗教大学専門科分校に改称。
1910年(明治43年):宗教大学分校鹿渓会が発足(現在の学友会と同窓会)。
1912年(大正元年):宗教大学より独立(宗教大学は1926年に大正大学となる)。分校を廃止し専門学校令により高等学院を設置。
1913年(大正2年):佛教専門学校に改称。
1934年(昭和9年):洛北千本北大路の現在地に移転。
1949年(昭和24年):学制改革に伴い、新制佛教大学を設立。仏教学部仏教学科を開設。
1953年(昭和28年):仏教学部仏教学科通信教育課程を開設。
1962年(昭和37年):仏教学部に仏教福祉学科を開設。
1965年(昭和40年):
仏教学部を文学部に改組。文学部に国文学科を設置。仏教福祉学科を社会福祉学科に改組。
通信教育課程に文学部仏教学科・国文学科を開設。
1966年(昭和41年):
文学部に史学科開設。
通信教育課程に史学科を増設。
1967年(昭和42年):
社会学部社会学科を設置。文学部社会福祉学科を社会学部社会福祉学科に改組。
通信教育課程に社会学部社会学科を増設。
大学院文学研究科仏教学専攻(修士課程)、同研究科浄土学専攻(修士課程)開設。
第1回鷹陵祭開催。
1968年(昭和43年):
文学部に教育学科を開設。
通信教育課程に教育学科を開設。
1971年(昭和46年):
大学院文学研究科日本史学専攻・東洋史学専攻(修士課程)、社会学研究科社会福祉学専攻(修士課程)を開設。
通信教育課程に仏教学専攻科を開設。
1975年(昭和50年):文学部に英文学科を開設。
1976年(昭和51年):佛教大学付属幼稚園を設置。
1977年(昭和52年):大学院博士後期課程を開設。文学研究科日本史学専攻、東洋史学専攻、社会学研究科社会学・社会福祉学専攻、別科(仏教専修)を開設。
1981年(昭和56年):
通信教育課程文学部英文学科を開設。
大学院文学研究科国文学専攻(修士課程)を開設。
1984年(昭和59年):佛教大学四条センターを開設。
1986年(昭和61年):文学部に中国文学科を開設。
1987年(昭和62年):大学院文学研究科英米文学専攻(修士課程)を開設。
1989年(平成元年):教育学部を設置(社会教育学科を開設し、教育学科を文学部より移行)、社会学部に応用社会学科を開設。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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