JR西日本山陰本線の「餘部駅」とは異なります。
余部駅
駅舎(2012年8月)
よべ
Yobe
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余部駅(よべえき)は、兵庫県姫路市青山北1丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅である[1]。
概要改修工事前(2006年5月)
わずか6.1 kmと短い旅程ながら、姫路鉄道部への入出庫を兼ねて、姫路駅と当駅間の区間列車が設定されている[1]。
当駅名の由来は、建設当初の所在地名である飾磨郡余部村である。姫路市域には揖保郡余部村を前身とする「余部区」と言う広域地名が揖保川東岸に存在するが、当駅は同区から直線距離で約9 km離れた夢前川西岸に位置しており、余部区とは無関係である。
余部橋梁(余部鉄橋)で有名な山陰本線の餘部駅とは、漢字表記と読み方が異なる。餘部(あまるべ)駅は、所在地は「(美方郡香美町香住区)余部」だが、駅開設が当駅より遅い1959年であり、当駅との重複を避けたためとされる[2]。 相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅である[1]。配線は1線スルーでない。安全側線は、姫路寄り2番線に、播磨新宮寄り1番線に設置されている。両ホームを連絡する跨線橋は無く、構内踏切によりホーム間の移動が可能[1]。
歴史
1930年9月1日:鉄道省姫津線の終着駅として開設[1]。
1931年12月23日:姫津線当駅 - 東觜崎駅間延伸に伴い、途中駅化。
1934年11月28日:姫津線が姫津東線に改称され、当駅もその所属となる。
1936年
4月8日:姫津東線が姫津線の一部となり、当駅もその所属となる。
10月10日:姫津線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
1961年10月1日:貨物取り扱いを廃止[3]。
1971年3月1日:荷物取り扱いを廃止[3][4]。無人駅化[5]。
1987年4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)に当駅を移管[3]。
2006年
7月:姫路市による駅前広場整備事業が完成。駅前ロータリー、バス停等が使用開始。
7月18日:当駅から県立大工学部(姫路書写キャンパス)への路線バス試験運行を、2008年3月30日までの予定で開始し、2008年4月1日より運行休止した。
2008年4月1日:神姫バス33 - 35系統の3路線が当駅への乗入開始。
2009年
3月1日:みどりの窓口営業開始。
4月下旬 - 8月頃:新型車両キハ122・127系用にホーム改造工事実施。
2016年3月26日:ICOCAのサービス供用開始。ICカード専用簡易改札機で対応。
駅構造