よ きみこ
余 貴美子
生年月日 (1956-05-12) 1956年5月12日(67歳)
出身地 日本・神奈川県横浜市
国籍 中華民国[1]
身長161 cm[2]
血液型B型
職業俳優
ジャンル映画・テレビドラマ・舞台
配偶者あり(2006年 - )
事務所アルファエージェンシー
公式サイト所属事務所プロフィール
受賞
日本アカデミー賞
最優秀助演女優賞
2009年『おくりびと』
2010年『ディア・ドクター』
2013年『あなたへ』
優秀助演女優賞
1999年『学校III』
2014年『武士の献立』
ブルーリボン賞
助演女優賞
1999年『学校III』『あ、春』
その他の賞
毎日映画コンクール
女優助演賞
1998年『学校III』『あ、春』
田中絹代賞
2008年高崎映画祭
最優秀助演女優賞
2003年『ホテル・ハイビスカス』日刊スポーツ映画大賞
助演女優賞
2009年『ディア・ドクター』TAMA映画祭
最優秀作品賞
2009年『ディア・ドクター』
2013年『横道世之介』
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余 貴美子(よ きみこ、1956年5月12日[3] - )は、日本の女優。客家系台湾人二世にあたる。神奈川県横浜市出身[3]。アルファエージェンシー所属。血液型はB型[4]。 客家系台湾人の父と[5]、日本人の母親との間に横浜市で生まれる[3][1]。外国人登録証上の本籍地は中国広東省鎮平村(祖先の出身地、現梅州市官坪村)[1][6]。范文雀は従姉(父の姉の子)にあたる[3]。客家人の祖父が戦前に妻子とともに台湾(桃園市)から日本に移民し、神戸で紅茶や果物の輸出入業を始め、戦後は金融や新聞事業なども手掛け、日本初の客家団体「客家公会」を立ち上げた[1]。両親は池袋で歌謡喫茶「パラダイス」を経営後、横浜西口駅近くでバーや焼き鳥屋を営んでいたが、父親は若くして亡くなった[1]。 神奈川学園高等学校後の1976年にオンシアター自由劇場に入団した[3]。自由劇場時代の代表作は『上海バンスキング』のリリー役。 オンシアター自由劇場を退団後[7]、1985年に大谷亮介らと東京壱組を旗揚げし[3]、1996年の解散まで14公演を公演[8]。その後は活躍の場をテレビや映画に移す。 2006年3月に2歳年下のNHKの美術スタッフと結婚した[3][9]。 2008年度・2009年度には2年連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した。 2009年2月23日(日本時間)、ハリウッドにあるコダック・シアターで開催された第81回アカデミー賞授賞式で、『おくりびと』が日本映画で初めて外国語映画賞を受賞し、余も渡米して授賞式に出席した[10]。
来歴
出演
映画
ちょうちん(1987年) - みち 役
さらば愛しき人よ(1987年) - 立松みち 役
噛む女
Aサインデイズ(1989年) - ヨーコ 役
マリアの胃袋(1990年) - 信代 役
さよなら、こんにちわ(1990年) - 鈴木三重 役
ラスト・フランケンシュタイン(1991年) - 阿良くらら 役
ヒルコ 妖怪ハンター(1991年) - 月島令子の母 役
夢二(1991年) - 女郎 役
うみ・そら・さんごのいいつたえ(1991年) - 川西悦子 役
赤と黒の熱情(1992年) - 仁村真記子 役
夜逃げ屋本舗2(1993年) - 倉持伸子 役
ちぎれた愛の殺人(1993年) - 村木名美 役
あひるのうたがきこえてくるよ。(1993年) - 木島悦子 役
ごろつき2(1993年) - 真美子 役
眠らない街・新宿鮫(1993年) - 鈴木 役
ヌードの夜(1993年) - 土屋名美 役
夜がまた来る(1994年) - 娼婦 役
居酒屋ゆうれい(1994年) - カスミ 役
写楽(1995年) - とんぼの母親 役