余市岳
標高1,488 m
所在地 日本
北海道札幌市南区定山渓・
余市郡赤井川村
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度1分58秒 東経141度1分10秒 / 北緯43.03278度 東経141.01944度 / 43.03278; 141.01944
余市岳(よいちだけ)は、北海道余市郡赤井川村と札幌市南区定山渓とにまたがる山。近隣の朝里岳・白井岳と合わせて「余市三山」と称される[1]。
標高は1488メートルで、札幌市の最高峰にあたる[2]。道南全体まで見渡しても、羊蹄山と狩場山に次ぐ3番目の高峰である[1]。 山田秀三は「余市」の語源として、アイヌ語のユオヲチ(温泉のあるところ)やイオチ(蛇の多くいるところ)を挙げている[2]。 余市岳は第四紀更新世に活動したと考えられる火山のひとつである[4]。山体を形成した火山は、朝里岳火山よりも新しいものであるらしく、標高1000メートル以上に分布している[2]。また下位には、熱水変質を受けた安山岩が広がっている[2]。 朝里岳からは広い山頂緩斜面が続いているが、余市岳の近くで東側が大きく滑落したため、幅150メートル以下まで狭まっている[2]。 余市岳は、赤井川村側に流れる余市川と、札幌市側へと流れる右股川の分水嶺をなしている[2]。右股川の周辺には、地すべりで形成された沼や湿地が見られる[2]。 登山自体を目的として登られた北海道の山としては初期に属しており、1920年(大正9年)、スキー登山によって登頂された[5]。当時は北面の赤井川村側から登られていたという[6]。 1927年(昭和2年)にヘルヴェチア・ヒュッテが建設されると、余市三山に対するベースとして機能するようになったが、総じて余市岳を訪れる者は少なく、札幌近郊の静かな山域として残されていた[6]。
名称について
地形と地質
登山ルート
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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