佐竹敬久
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日本政治家佐秩B敬久さたけ のりひさ
内閣府地方創生推進室より
公表された肖像
生年月日 (1947-11-15) 1947年11月15日(76歳)
出生地 日本 秋田県仙北市
出身校東北大学工学部精密工学科卒業
前職地方公務員秋田県庁
所属政党無所属
称号工学士
公式サイト佐竹のりひさ 公式Webサイト
第17・18・19・20代 秋田県知事(公選)
当選回数4回
在任期間2009年4月20日 - 現職
第17代 秋田市長
当選回数2回
在任期間2001年7月8日[1] - 2009年2月24日[1]
その他の職歴
第27代 全国市長会会長
2007年6月6日[2] - 2009年2月24日[2]
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佐秩B敬久(さたけ のりひさ、1947年昭和22年)11月15日[3] - )は、日本政治家秋田県知事(公選第17・18・19・20代)。

秋田市長(第17代)[1]全国市長会会長(第27代)[2]などを歴任。佐竹北家の末裔で21代目にあたる[4]秋田県仙北郡角館町(現在の仙北市)出身。曾祖父の佐竹義尚 (北家)男爵に列しており、華族の家柄である。
経歴秋田県立野球場にて(2013年7月18日)東北中央自動車道院内道路開通式にて(2016年11月5日)

秋田県仙北郡角館町[4](現:仙北市)に生まれる。1966年(昭和41年)3月、地元の秋田県立角館高等学校卒業。1971年(昭和46年)3月、東北大学工学部[4]精密工学科卒業。1972年(昭和47年)3月、秋田県庁に入庁して県庁職員(地方公務員)として勤務した。商工部門、総務部次長を歴任した。県庁を退職して1997年平成9年)の秋田県知事選挙に立候補するも落選した。同年12月に秋田県の地域経済研究会を設立した。

2001年(平成13年)7月、秋田市長選挙に立候補、初当選した。2005年(平成17年)に再選[5]。市長当選後、秋田県市長会会長、全国市長会副会長、全国市長会財政委員長、政府税制調査会委員、全国市長会会長などを歴任する。

2009年(平成21年)2月23日、市長の任期を約5か月残して「一身上の理由」で辞職願を提出し、翌24日の市議会にて全会一致で承認され、辞職した。全国市長会会長職もこれに伴って失職となり、当面は後継を置かずに副会長9名が職務を分掌する形を取った。

その後、自民社民県連などの支持を得て秋田県知事選挙(2009年4月12日投開票)に出馬し、民主県連などの支持を受けた川口博などを破り、初当選を果たした[6][7]

2013年には2期目を目指して出馬を表明し、3月21日の選挙告示日に立候補手続きを行うも、対立候補が現れずに無投票での再選となった[8]

2017年4月9日に投開票が行われた知事選では、公明党・社民・自民県連から支持を受け、無所属の前知事寺田典城日本共産党公認の同党県副委員長山内梅良を破り、3選を決めた[9](投票率は56.83%)。

2021年4月4日に投開票が行われた知事選では自民党県連・公明党県本部などから支持を受け、元衆議院議員村岡敏英ら3候補を破り、4選を決めた。

2022年9月16日、「Rethinkフォーラム?視点を変えれば、世の中は変わる」出演(他、加藤夏希わらび座栗城宏

2025年の知事選には出馬せず4期限りで引退する意向を表明している[10]
人物

好きで、秋田市長時代、公舎で5匹の猫を飼っていた[4]2013年2月には、ロシアウラジーミル・プーチン大統領から、サイベリアンミール)が贈られた[11]。公舎でサイベリアンを寄贈された時点で、サイベリアンを含め8匹の猫を飼っている[12]

秋田県知事在任中2011年4月12日の記者会見中に体調不良を訴え、会見を途中で打ち切った。県は脳疾患を否定する説明をしていたが、14日から脳出血で入院することとなった[13]。この疾患に伴い体重が減少したことが原因で、2015年10月31日、南米歴訪から帰国の際、経由地サンパウロの空港の入国審査にてパスポート写真と顔が違うと指摘され、別室で事情を聴かれた[14]

秋田県知事在任中の2011年11月17日には、秋田放送を含む日本テレビ系列局で放送された『秘密のケンミンSHOW』(読売テレビ制作)内の連続転勤ドラマ「辞令は突然にsecond season ?奥様はさすらいの女子アナ編?」秋田編第2話において、「美人を育てる秋田米」のPRを目的に「秋田県知事 佐竹敬久」名義で特別出演。出演シーンでは、黛英里佳が演じる「『エビス堂☆金』(秋田放送テレビが平日の夕方に放送中の情報番組)のリポーターに就任したばかりの既婚女性アナウンサー・東はるみ」に対して、同局の本社で県内産のあきたこまちを進呈した[15]

秋田県知事在任中の2013年11月10日から(秋田県を含む)日本全国で放送されている「龍角散ののどすっきり飴」のテレビCMでは、「秋田県知事 佐竹敬久」という名義で、殿様に扮して台詞付きで香川照之と共演。日本の現職知事では初めて、公職選挙法に抵触しない範囲で民間企業のCMへの出演を果たした。この出演の背景には、江戸時代末期に秋田藩佐竹家御典医として仕えた藤井正亭治が当時の藩主佐竹義堯(佐竹氏宗家第30・32代当主)の喘息治療を目的に「龍角散」を改良したことや、「のどすっきり飴」の主成分であるカミツレの栽培に関して龍角散が秋田県美郷町と連携協定を締結したことなどが挙げられている[16][17][18][19][20]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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