佐古正人
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さこ まさと
佐古 正人
プロフィール
本名佐古 正人
[1]
性別男性
出身地 日本山口県岩国市[2]
死没地 日本・山口県岩国市[3]
生年月日 (1946-11-09) 1946年11月9日
没年月日 (2003-01-11) 2003年1月11日(56歳没)
職業俳優
声優
事務所演劇集団 円
配偶者あり
著名な家族佐古真弓(娘)
公称サイズ(時期不明)[4]
身長 / 体重168 cm / 62 kg
スリーサイズ88 - 78 - 89 cm
靴のサイズ25 cm

俳優活動
活動名義佐古 雅誉
活動期間1960年代 - 2000年
ジャンルテレビドラマ
舞台
声優活動
活動名義佐古 雅誉
活動期間1980年代 - 2000年
ジャンルアニメ
吹き替え
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

佐古 正人(さこ まさと、1946年昭和21年〉11月9日[4] - 2003年平成15年〉1月11日[2][3])は、日本男性俳優声優
経歴

昭和21年(1946年)、山口県岩国市に生まれる[2]。父は同市にある宇津神社宮司の佐古利正[5]、同社で生まれ育った[6]中央大学文学部英文学科中退[4]

劇団雲に入団して俳優生活をスタート。その後、演劇集団 円の設立に参加する[4]

シェイクスピア劇など、舞台を中心に活動を行う傍ら、テレビドラマ出演。

1980年代からは洋画の吹き替えアニメの声優としても活躍。吹き替えではゲイリー・オールドマンの初期作品の担当で知られた。

一時期、芸名を佐古 雅誉(読み同じ)としていたが[7]、その後元に戻した。

2000年7月に舌癌を発症し入院する。この時点で2年先まで仕事の予定が入っていたが治療のため全てキャンセルし、当時演じていた持ち役は全て降板した。2年半に及ぶ闘病生活の末、2003年1月11日、山口県岩国市内の病院で死去[3]。56歳没。
人物

声優としては深みのある美声で、正義派から悪役までこなす本格派であった。

趣味はフルート、特技は剣道(4段)[4]

文学座の女優、声優として活動する佐古真弓は長女[8]

生前は吹き替えの持ち役であるゲイリー・オールドマンを敬愛しており、オールドマンの声を担当する事を誇りにしていたという[9]
後任

佐古の降板及び没後、持ち役を引き継いだ声優は以下の通り。

後任役名作品後任の初出演備考
小川真司遠山銀司郎名探偵コナン』第263話[注 1]
野島昭生リッチモンド学部長『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合日本テレビ版『ナッティ・プロフェッサー2 クランプ家の面々フジテレビ[注 2]
立木文彦キョウゴク・ケン『バットマン』CN放送分[10]
世古陽丸ポンティウス・ピラトゥス『ベン・ハーテレビ東京BSジャパン版追加録音分
小森創介エイカーズ『ポセイドン・アドベンチャーテレビ朝日WOWOW版追加録音分

出演作品
テレビドラマ

特別機動捜査隊(1961年)

帰ってきたウルトラマン 第17話「ウルトラセブン参上!」(1971年) - MATステーション隊員

さすらいの狼(1972年)

シークレット部隊(1972年)

火曜日の女シリーズ「ガラス細工の家」(1973年、日本テレビ / ユニオン映画

非情のライセンス(1973年)

大河ドラマ(NHK)

勝海舟(1974年) - 通訳 役

草燃える(1979年) - 三善康清

春の波涛(1985年) - 宴席の客 役

いのち(1986年) - 今井 役


おんなの家(1975年)

明治の群像 海に火輪を(1976年) - 中上川彦次郎

特捜最前線(1977年)

新五捕物帳

大空港 第53話「マフィアの恐怖! フラメンコ・ダンサーの愛と死」(1979年) - 田村

噂の刑事トミーとマツ

第1シリーズ 第35話「のぞいちゃ駄目よ! トミーとマツ」(1980年)

第2シリーズ 第5話「トミマツの阿波踊り! 爆弾魔のふざけた命令」(1982年)


御宿かわせみ(1980年)

警視-K 第7話「太陽が上に向いている」(1980年)- ラブシーンを演じる俳優 ※佐古雅誉名義

Gメン'75  第284話 「金髪女性バスルーム殺人事件」(1980年)?カメラマン


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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