佐倉市立美術館
Sakura City Museum of Art
佐倉市立美術館(さくらしりつ びじゅつかん)は、千葉県佐倉市新町にある同市立美術館。旧城下町の中心部に位置する。 開館初年度から「チバ・アート・ナウ」という現代美術作家のグループ展を開催していた[4][5][6][7]。 主な収蔵作家として、浅井忠[8]、荒谷直之介、香取秀真[8]、津田信夫、堀柳女、都鳥英喜など、佐倉市と房総ゆかりの作家を中心に収蔵している。 地下2階・地上4階建ての美術館である。 正面のエントランス部分は、1918年(大正7年)に「旧川崎銀行佐倉支店」として建設され現在に至る。設計者は矢部又吉 [9]、施工者は神谷平吉 。千葉県指定文化財(有形文化財)でもある[10]。
歴史
収蔵物
施設
旧川崎銀行佐倉支店沿革 [1]
1918年(大正7年) - 川崎銀行(現・三菱UFJ銀行)佐倉支店として建設
1927年(昭和2年) - 川崎銀行と第百銀行との合併により川崎第百銀行佐倉支店となる
1936年(昭和11年) - 第百銀行佐倉支店と改称。
1937年(昭和12年) - 第百銀行から佐倉町へ売却。佐倉町役場となる。
1954年(昭和29年) - 佐倉町市政施行により、佐倉市役所となる。
1971年(昭和46年) - 市役所が現在地へ移転。中央公民館となる。[2]
1976年(昭和51年) - 中央公民館が現在地へ移転。佐倉市立佐倉図書館となる。[3]
1983年(昭和58年) - 1978年に現在地に移転した旧佐倉郵便局の建物に図書館が移転。旧川崎銀行佐倉支店が一時閉鎖。
1986年(昭和61年) - 改築工事を経て佐倉新町資料館となる。
1991年(平成3年) - 千葉県指定有形文化財となる[10]。
1994年(平成6年) - 改修工事により、建築当時の吹き抜けを再現し、市立美術館エントランスホールとなる[11]。
2008年(平成20年) - ちば遺産100選に選定[12]。
館内
1階 - ロビー、喫茶コーナー、ミュージアムショップ
2階 - 展示室
3階 - 市民ギャラリー 企画展実施時には展示室となる。
4階 - ホール 主催事業の開催のほか、貸出も行っている。
交通
京成本線・京成佐倉駅より徒歩8分
JR総武本線・佐倉駅より徒歩20分
脚注^ a b “ ⇒佐倉市立美術館概要”. 佐倉市立美術館. 2016年6月12日閲覧。