佐伯 俊道(さえき としみち、1949年3月8日 - )は、日本の脚本家。 東京都出身。1971年に公務執行妨害で逮捕されて学習院大学文学部哲学科中退[1]。内ゲバに嫌気がさして学生運動を離れ、同年に東京ムービーに入社し[2]、長浜忠夫の下で演出助手として『新オバケのQ太郎』などアニメ制作に携わるが、文芸部への移籍を申し出るも空きがないために退社[3]。ストリップ劇場のスタッフなどを経て、1972年に梶間俊一の誘いでテレビ映画を制作する東映東京制作所と契約[2][4]。同年に東映東京撮影所契約者労働組合(東契労)の書記長に就任し、組合の専従となる[2]。助監督としては内藤誠、野田幸男、舛田利雄、長谷部安春らに師事し、1980年、東映東京撮影所企画製作部が初めてテレビ映画を手がけた『大激闘マッドポリス'80』でチーフ助監督に昇格[5]。続編『特命刑事』ではB班監督を務めた。 1983年フリーとなり脚本家に転身し、主に日活ロマンポルノ、テレビドラマなどを手掛ける。 荒井晴彦、高田純、一色伸幸とともに山田耕大による企画製作会社ブレーントラストに参加。同社内の軋轢により、山田、宮島秀司らが新たに設立した企画製作会社メリエスに所属した。メリエス倒産後は自らエフ・デザインを立ち上げた[6]。2018年現在ラッシュアップでマネジメント所属している。
目次
1 来歴
2 主な作品
2.1 テレビドラマ
2.2 劇場映画
2.3 テレビアニメ
2.4 ビデオアニメ
3 出典
4 関連項目
来歴
主な作品
テレビドラマ
仮面ライダーV3(MBS)
大激闘マッドポリス'80(NTV) - 助監督
特命刑事(NTV) - 助監督・B班監督
中卒・東大一直線(TBS)
私鉄沿線97分署(ANB)
ポニーテールはふり向かない(TBS)
天使のアッパーカット(TBS)
刑事・鬼貫八郎シリーズ(NTV)
HOTEL(TBS)
九門法律相談所シリーズ(NTV)
新・半七捕物帳(NHK)
棟居刑事シリーズ(TBS)
検事霞夕子シリーズ(NTV)
松本清張スペシャル・鬼畜(NTV)
実録・小野田少尉 遅すぎた帰還(CX)
半落ち(2007年、EX)
不倫調査員・片山由美 9・13・14(2007年・2013年・2014年、TX)
氷の華(2008年、EX)
相棒 Season7 第14話「男装の麗人」(2009年、EX)
信濃のコロンボ事件ファイル(2001年?2009年、TX)
臨場(2009年、EX)
臨場-続章-(2010年、EX)
赤かぶ検事奮戦記 京都転勤篇(2009年、TBS)
連続ドラマ 赤かぶ検事京都篇(2010年、TBS)
CONTROL?犯罪心理捜査? 第7話(2011年、CX)
再捜査刑事・片岡悠介 2?6(2011年?2014年、EX)
作家探偵・山村美紗シリーズ(2012年?2013年、TX)
西村京太郎サスペンス・十津川警部シリーズ(渡瀬恒彦版、1995年?2013年、TBS)
西村京太郎サスペンス 新・十津川警部シリーズ(内藤剛志版、2017年?、TBS)
劇場映画
二百三高地 - 助監督
若妻24時間暴行
太陽のきずあと
典拠管理
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NDL: 00222339
VIAF: 256167821
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更新日時:2019年1月22日(火)12:46
取得日時:2019/08/20 19:53