佐世保駅
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佐世保駅
東口
させぼ
Sasebo


所在地長崎県佐世保市三浦町21-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度9分49.90秒 東経129度43分32.63秒 / 北緯33.1638611度 東経129.7257306度 / 33.1638611; 129.7257306座標: 北緯33度9分49.90秒 東経129度43分32.63秒 / 北緯33.1638611度 東経129.7257306度 / 33.1638611; 129.7257306
所属事業者九州旅客鉄道(JR九州)
松浦鉄道
電報略号サホ
駅構造高架駅
ホーム(JR九州)3面6線
(松浦鉄道)1面2線
乗車人員
-統計年度-(JR九州)2,600人/日(降車客含まず)
-2021年-
乗降人員
-統計年度-(松浦鉄道)1,392人/日
-2021年-
開業年月日1898年明治31年)1月20日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線■佐世保線
(■大村線直通含む)
キロ程48.8 km(江北起点)
日宇 (3.4 km)
所属路線■西九州線
キロ程93.8 km(有田起点)
佐世保中央 (1.0 km)
備考共同使用駅
JR九州:直営駅
JR九州:みどりの窓口[2]
松浦鉄道:有人駅
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佐世保駅(させぼえき)は、長崎県佐世保市三浦町にある、九州旅客鉄道(JR九州)・松浦鉄道である。
概要

長崎県北部の主要都市である佐世保市の中心駅であり、JR九州の佐世保線と松浦鉄道の西九州線の2路線が乗り入れている。両路線とも当駅が終点で全列車が当駅始発・終着で運転される。2009年3月14日から、松浦鉄道の列車が1往復JR線に直通運転を行っていたが、2020年3月14日のダイヤ改正で直通運転を休止した。佐世保線と西九州線の他、早岐駅を起点とするJR九州大村線の列車もほとんどが当駅を始発・終着としており、利用可能である。

西九州線はかつて日本国有鉄道(国鉄)→JR九州が松浦線として管轄していたが、1988年4月1日に松浦鉄道に経営移管されたのに合わせて西九州線に改称した。同時に当駅はJRグループ全駅中最西端の駅かつ日本最西端の終着駅となった(これはJRも松浦鉄道も当駅を終点としているため)。

佐世保市は人口では長崎県第2の自治体であるが、当駅の利用者数は長崎駅諫早駅に次いで県内では3位となっている。
歴史

1898年明治31年)1月20日九州鉄道の駅として開業[1]

1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道が国有化[1]。同時に当駅は国有鉄道の最西端駅となる。

1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定により、早岐駅 - 佐世保駅間に佐世保線の名称が付けられ、当駅は佐世保線の終点となる。

1934年昭和9年)12月1日長崎本線が現行の肥前鹿島駅経由のルートに変更されたのに伴い、旧ルートのうち肥前山口駅(現・江北駅) - 早岐駅間を佐世保線に編入。

1935年(昭和10年)11月9日:佐世保線が北佐世保駅まで延長[3]。これにより当駅は佐世保線の中間駅となると共に、国有鉄道最西端の駅の座も失うこととなった。

1937年(昭和12年)8月25日:鉄筋コンクリート造2階建ての駅舎に改築、竣工[4]。この駅舎は戦災も免れて高架化まで使用された。

駅舎の位置は現駅舎東口(国道35号線側)の早岐方約50mほどのところ。現在は東口駅前広場となっている。


1943年(昭和18年)8月30日:佐世保線の当駅 - 北佐世保駅間を松浦線に編入。これにより当駅は佐世保線と松浦線の駅となり、両線の終点となる。

1985年(昭和60年)3月14日:貨物営業を廃止[1]

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[1]

1988年(昭和63年)4月1日:JR九州松浦線が松浦鉄道西九州線に転換される[3]。これにより、当駅は国鉄・JRの駅としては52年ぶりに最西端に戻る。

1990年平成2年)11月2日:駅舎の内外装リニューアル[5]

1995年(平成7年)1月30日:高架化工事に着手[6]

2001年(平成13年)12月26日:高架化[7]。新駅舎完成[7]

2002年(平成14年)3月23日:当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転が再開。

2006年(平成18年)3月18日:当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転を休止。

2009年(平成21年)3月14日:当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転が再開。

2010年(平成22年)3月 - JR改札口に自動改札機を設置。

2020年令和2年)3月14日:当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転を休止。

2024年(令和6年)度:ICカードSUGOCA」の利用が可能となる(予定)[8]

※高架化前(旧駅時代)はJR九州では最後となる赤帽が配置されている駅であった。

2代目駅舎(1985年)

改装後の2代目駅舎(2001年)

駅構造

JR・松浦鉄道の両社一体の高架駅であり、高架下は駅舎・コンコースとなっている。国道側は「東口」、佐世保港側は「みなと口」となっており、東口側から見て左がJR九州の駅、右が松浦鉄道の駅となっている。JR九州、松浦鉄道とも有人駅自動券売機を備えている。

JR九州の窓口は高架下にありみどりの窓口を備えている[2]。なお松浦鉄道は当駅を含めて自動改札機は一切設置していないため、当駅は九州最西端の自動改札機設置駅となる。松浦鉄道の窓口は高架部(ホーム)にあり、窓口そばに自動券売機があるが、窓口の営業時間外には券売機は使用できない。なお松浦鉄道は終日車内精算で、乗車時には整理券を取り、降車時には運賃または切符と引き換えに精算証明書を運転士または車掌から受け取る。また松浦鉄道ではnimoca(SUGOCAなどの相互利用可能ICカードを含む)が利用可能であるが駅構内に対応機器はなく、車内のカードリーダーに触れることで精算を行う。

コンコース内にはKIOSKファミリーマートをはじめとする売店、佐世保観光情報センターなどがある。東口側には佐世保バーガーの店である「ログキット」もある。
ホームJR2番のりばに到着する早岐行き松浦鉄道列車。左側は3番のりばに停車中の特急「みどり」。松浦鉄道線ホーム

JR九州は島式ホーム3面6線、松浦鉄道は島式ホーム1面2線を有しており、いずれも東口側からみなと口側に向かって1番のりばから6番のりば(JR九州)または2番のりば(松浦鉄道)まで付番されている。JR九州のホームは改札口から続く連絡通路を介してそれぞれ結ばれており、松浦鉄道のホームにはコンコースから直接階段またはエスカレーターによって行き来する。


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