佐々木丈太郎
[Wikipedia|▼Menu]

西村京太郎スペシャル
警部補・佐々木丈太郎
ジャンル
刑事ドラマ
原作西村京太郎
脚本石原武龍
末安正子
監督伊藤寿浩
出演者寺脇康文
横山めぐみ
山村紅葉
吉行和子
製作
プロデューサー内丸摂子(東阪企画)
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト

第1作 - 第7作
(金曜プレステージ)
オープニング番組オープニングCGを参照
エンディング番組主題歌を参照
放送期間2009年3月20日 - 2014年6月20日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数7
金曜プレステージ

第8作
(金曜プレミアム)
エンディングエンディングテーマ
放送期間2016年2月26日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数1
金曜プレミアム
テンプレートを表示

『警部補・佐々木丈太郎』(けいぶほ ささきじょうたろう)は、2009年から2016年までフジテレビ系で放送された刑事ドラマシリーズ。全8回。主演は寺脇康文

西村京太郎の短編推理小説のシリーズ「佐々木刑事シリーズ」の初映像化であり、寺脇康文にとっては、初の単独主演作品である。第1作は『警視庁三ツ星刑事 佐々木丈太郎』として放送。

放送枠は「金曜プレステージ」(第1作 - 第7作)、「金曜プレミアム」(第8作)[1]

著者を同じくする十津川警部シリーズのストーリーを原作にして放映した内容もある。
キャスト
佐々木家
佐々木丈太郎
演 -
寺脇康文(幼少期:吉川史樹[2]〈第1作・第2作〉)警視庁捜査一課七係。階級は警部補。料理の腕前は「プロ顔負け」。悪を許さぬ正義感を持つ一方で人情家でもあり、「人を憎むな」という父の遺言を今でも守っている。愛車は三菱・ギャランフォルティス
佐々木涼子
演 -
横山めぐみ[3](高校生:秋月三佳[4]〈第5作〉)丈太郎の妻[1]。警視庁科学捜査研究所の研究員。元鑑識課員。聖凛女子学園の卒業生(第5作)。虫オタクで気が強い。涼子は再婚で、前夫は丈太郎の相棒である安田次郎[5]。鑑識課員だったころ、事件現場にやってきた丈太郎と安田に出会い、安田の方から一目惚れしたことが縁となった。第2作で妊娠し、第3作では既に出産している。第5作では丈太郎も知らなかった過去が明かされる。
佐々木宗太
演 - 大石稜久[6](第4作 - )丈太郎と涼子の息子。両親が忙しいため祖母に可愛がられている。
佐々木春代
演 -
吉行和子丈太郎の母[1]。丈太郎たちと同居している。年齢は「半世紀以上生きた(サバ読んでいる)」とのこと。結婚相談所勤務。涼子のことは「新婚なのに外泊ばっかりで顔を思い出せない」と述べており、息子に見合い相手を勧める(離婚を示唆する)ほど好いていない(第1作)。顔を合わせるたびに嫁姑で失言の応酬を交わす。物語の節目で息子が落ち込んでいる時は、母としてそっと励ましている。
佐々木宗太郎
演 -
田中健[7]丈太郎の父。元刑事。第1作の33年前に刺殺される。鬼刑事と言われ、捜査中は常に機嫌が悪く「犯罪のない世の中」を願っていたという。息子とはロクに遊んであげたこともなく「刑事」に徹していたが、妻には優しい男と見抜かれていた。丈太郎に「人を憎むな」と遺言を残す。第3作からは写真での出演。
警視庁捜査一課七係
安田次郎
演 -
神保悟志(第1作)刑事。丈太郎の相棒。丈太郎の妻・涼子は元妻である。悪徳弁護士が「証人を21時に殺せ」と何者かに指示する電話を聞き、佐々木と共に捜査に乗り出す。証人を保護するが刺客に銃撃され致命傷を負ってしまい、病院に運ばれるも丈太郎に「涼子を頼む」と言葉を遺した後、息を引き取った。離婚の原因は安田の浮気と涼子は述べている。しかし、実際には涼子が丈太郎を愛していたと気づき、その負い目から身を引いたというのが真相。涼子に言わせれば「安田と結婚した後は安田を愛していた」という。原作では丈太郎の部下。佐々木と再会することなく命を落とし、安田殺害の動機に気づいた佐々木が「黒幕は必ず逮捕する」と決意するところで物語は終わりとなっている。
嶋村重之
演 - 今井朋彦(第1作・第2作)係長。丈太郎とは同期であるが、上司と部下の関係になるので、職場で丈太郎にため口で話されることを嫌う。
新井
演 - 佐野泰臣[8](第1作・第2作)刑事。お調子者で気の弱い部分がある青年。丈太郎と行動を共にすることが多く、後述の降谷拓が登場するまでは相棒のような存在だった。捜査の報告を丈太郎にするため嶋村から「報告は俺にしろ」と怒鳴られるのが定番。
富山
演 - 浅見小四郎(第1作・第2作)刑事。
天野
演 - 森本亮治(第2作)刑事。
降谷拓
演 -
石黒英雄[9](第3作 - )経歴:警視庁池袋東警察署(第3作)→ 警視庁大森西警察署(第4作)→ 警視庁捜査一課七係(第5作 - )新井に代わる丈太郎の相棒。当初は「人間より確実」ということでタブレットPCやボールペン型のカメラで記録をとるが、丈太郎のやり方とは合わないため煙たがられていた。降谷自身も丈太郎の話を聞いても返事をしないなど後輩刑事らしくない態度を取り、「お互いがお互いがやり方でやればいい」と干渉することを拒んでいた。このためお互いの仲は険悪だったが、捜査が進展すると共に行動するなど胸に抱いた正義感に違いはなく、丈太郎に容疑者殺害容疑がかかった後も密かに協力を続けた。一見するとクールなように見えるが、理不尽な因果に関しては怒りを露わにするなど熱血な一面を持つ。回が進むに連れて佐々木に対する態度も緩和されていき、第7作のころには自然に頭を下げて挨拶するようになった。また年上の女性が好みなのか涼子や三浦にはよく笑顔を見せている。実家は御菓子司「ふるや」で、父・卓三と母・広恵が経営。下町出身だがベタベタした関係を嫌う気質であり、人情というものに理解を示さない性質だった。と、自分でそう思っている。第8作では丈太郎を通して「警察官は犯罪者を取り締まるだけが仕事じゃない。小さな事件でも誠意をもって接すれば誰かの人生に影響を与え、頼ってもらえる」ことの大切に気づいた。
水森研造
演 - 中丸新将[10](第3作・第5作)警視庁捜査一課長。第5作では涼子に殺人容疑が掛かったことで丈太郎から手帳を取り上げ、捜査から外してしまう。しかし丈太郎はそれでも内密に捜査を続け、すべてが終わった後は水森は「お前に似た男が勝手に名前を使っている。お前の手でそいつを逮捕しろ」と告げて手帳を返却した。そして「これからも頼むぞ」と言葉を送った。
高野徹
演 - 升毅(第6作・第8作)係長。丈太郎を見込んでいるが、第6作では「事件に私情を持ち込むなら捜査から外す」と警告するなど厳しい面を持つ。
警視庁科学捜査研究所
三浦さくら
演 -
山村紅葉チーフ研究員。涼子の上司。
山根徹
演 - 山口竜央[11]研究員。
ゲスト
第1作(2009年)


沢本いづみ(ネイリスト) -
大和田美帆

磯川(MJ建設グループ 運転手) - 越村公一

小林義雄(旅行会社社員) - 石井智也

美香子(安田次郎の見合い相手) - 蘭香レア

磯川礼子(磯川の妻) - 大草理乙子

佐々木宗太郎を刺殺した男 - 牧徹(第2作にも出演)

立花(MJ建設グループ 社長) - 坂口進也

宮寺(宮寺の母・崖から投身自殺) - ひがし由貴

小林のアパート管理人 - 山田登是

平沼悠里子(クラブ「セイレーン」ママ) - 山口いづみ(小学生:畠山彩季 / 青年期:西村みずほ


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:71 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef