住吉駅
北口(2007年10月)
すみよし
Sumiyoshi
所在地神戸市東灘区住吉本町一丁目
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細)
神戸新交通(駅詳細)
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住吉駅(すみよしえき)は、兵庫県神戸市東灘区住吉本町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・神戸新交通の駅である[1][2]。 JR西日本の東海道本線と、神戸新交通の六甲アイランド線(愛称「六甲ライナー」)の2路線が乗り入れている[1][2]。六甲アイランド線は当駅が始発駅である[2]。 JR西日本の駅はアーバンネットワークエリア内であり、東海道本線は「JR神戸線」の路線愛称設定区間に含まれている。また特定都区市内制度における「神戸市内」エリアに属している。JR西日本の駅はICOCA、神戸新交通の駅はPiTaPa(スルッとKANSAI協議会)および各種「スルッとKANSAI」対応カードの利用エリアに含まれている[3][4]。 JR西日本の駅にはJR-A57、神戸新交通の駅にはR01の駅番号が設定されている。 神戸駅 - 大阪駅間鉄道開業の20日後に駅は設けられた。開業当時の駅舎は、英国風の赤煉瓦を用いた駅舎であった。 駅開設当初は、駅南方には人家も多かったが北側には何もないという状況であった。しかし、駅の開設によって急速に発展し、住宅地が造成されるようになった。その後、1892年(明治25年)には駅設置に反対していた酒造家が、今度は貨物の積み下ろしに便利なよう南西側に移設して欲しいといった請願を行った。この結果、1912年(大正元年)に南よりの現在地に駅は移された。 1934年(昭和9年)7月20日に吹田駅 - 須磨駅間で電気運転が開始されたが、当初は当駅に電車が停車せず、9月20日になってようやく電車の停車駅になった。
乗り入れ路線
歴史
JR西日本
1874年(明治7年)6月1日:官設鉄道の西ノ宮駅(現在の西宮駅) - 三ノ宮駅間に新設開業[1]。旅客・貨物の取り扱いを開始。
1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
1912年(大正元年)8月11日:南寄りに移転。
1923年(大正12年):駅構内を拡張。
1926年(大正15年)11月:地下道が完成。
1938年(昭和13年)7月5日:阪神大水害が発生。駅構内が土砂や住宅の残骸などで埋まり、立往生中の急行列車が傾斜したまま泥土に埋没する被害[5]。
1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いが廃止。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
1988年(昭和63年)
3月13日:路線愛称の制定により、「JR神戸線」の愛称を使用開始。
4月14日:橋上駅舎が供用開始[6]。
1989年(平成元年)3月3日:ターミナルビルが完成[1](リブ住吉開業)[7]。
1990年(平成2年)3月10日:ダイヤ改正に伴い、快速停車駅となる。
1995年(平成7年)
1月17日:阪神・淡路大震災に伴い、営業休止[1]。
2月8日:芦屋駅 - 当駅間で営業再開[1]。一時的に全列車終着駅になる[1]。
4月1日:当駅 - 灘駅間で営業再開[1]。これにより、JR神戸線は全線で営業再開[1]。
詳細は「#阪神・淡路大震災による被害」を参照
1997年(平成9年)
3月8日:JR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」導入[8]。
11月29日:自動改札機を設置し、供用開始[9]。
2002年(平成14年)7月29日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
2003年(平成15年)
11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
10月12日:改札内のエレベーターが供用開始。
2012年(平成24年)8月6日:ホームの上屋を延長。
2015年(平成27年)3月12日:入線警告音の見直しに伴い、接近メロディをJR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」の音質見直し版に再び変更する[10]。
2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始する[11]。
神戸新交通
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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