住友電気工業株式会社
Sumitomo Electric Industries, Ltd.
大阪本社(住友ビル本館)
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 5802
住友電気工業株式会社(すみともでんきこうぎょう、英: Sumitomo Electric Industries, Ltd.)は、大阪府大阪市中央区北浜(住友村)に本社を置く住友グループの非鉄金属メーカーである。通称は住友電工。
世界トップシェアの製品を多数持ち、世界五大陸40カ国以上に約400社、国内企業第4位となる28万人超の社員を擁する。日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ[2][3]。関西財界の重鎮。 住友電工の歴史は1691年(元禄4)の住友家による別子銅山の開発に始まる。環境エネルギー、情報通信、自動車、エレクトロニクス、産業素材など幅広い事業を行っている。近年は従来の電線事業の他に光ファイバーの製造技術による光通信システム、粉末冶金、超硬合金、半導体材料などの新素材など、新分野の開発でも多くの実績を残している。製造業としては海外展開の最も進んだ企業の一つ。 住友グループの中核企業であり、白水会に所属している。住友商事、NECとともに住友新御三家の一角である。住友ゴム工業の筆頭株主でもある。関西経済連合会の会長を複数輩出しており、関西財界においても影響力は大きい。
概要
沿革
1897年(明治30年)4月 - 住友本店の一事業として「日本製銅株式会社」を買収。4月1日、「住友伸銅場」が開設され、銅板、銅棒とともに銅線(裸線)の製造を開始。
1900年(明治33年)- 逓信省納入用の硅銅線製造開始。
1908年(明治41年)- 電力用ケーブルの製造を開始。
1909年(明治42年)- 通信用ケーブルの試作を開始。