住めば都のコスモス荘
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住めば都のコスモス荘
ジャンル
コメディ[1]
小説
著者阿智太郎
イラスト矢上裕
中沢一登電撃hp掲載時)
出版社メディアワークス
レーベル電撃文庫
刊行期間1999年5月10日 - 2003年9月10日
巻数全6巻
漫画
原作・原案など阿智太郎
作画矢上裕
出版社メディアワークス
掲載誌電撃Animation Magazine
月刊電撃コミックガオ!
発表号AniMag:2000年7月号 - 2001年5月号
ガオ:2003年4月号 - 2004年4月号
巻数全3巻
アニメ:住めば都のコスモス荘
すっとこ大戦ドッコイダー
原作阿智太郎
監督まついひとゆき
シリーズディレクター野中卓也
キャラクターデザイン柴田淳
メカニックデザイン丹羽恭利
音楽`島邦明
アニメーション制作ufotable
製作コスモス荘
放送局放送局参照
放送期間2003年7月 - 9月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『住めば都のコスモス荘』(すめばみやこのコスモスそう)は、阿智太郎による日本ライトノベル。小説は電撃hpVolume.1に掲載後、電撃文庫メディアワークス)より1999年5月から2003年9月まで刊行された。

漫画版は小説版のイラスト担当の矢上裕により「電撃Animation magazine」2000年7月号から2001年5月号まで連載されたが、掲載誌の休刊にともない一時中断。アニメ化に合わせて「月刊電撃コミックガオ!」2003年4月号付録雑誌に掲載され復活。同誌の2003年7月号より連載再開され、2004年4月号で最終回を迎えた。阿智太郎の原作者コメントによると、漫画版の内容は矢上に一任しており、自分はノータッチだったとのこと[2]

テレビアニメ版は『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』のタイトルで2003年7月から9月まで放送された。
ストーリー

神奈川県中空町にある専門学校に通うごく普通の青年・桜咲鈴雄は故郷である静岡から戻ってきたある日、株式会社オタンコナスの社員・タンポポと名乗る少女から自社のパワードスーツ・ドッコイダーのモニターになってくれと依頼される。初めは断った鈴雄だが、アルバイト探しに苦難していたため承諾することに。しかしそれは、銀河連邦警察がドッコイダーとそのライバルであるネルロイドガール、どちらのパワードスーツを採用するかのテストでもあったのだ。その正体がばれたら失格。一方A級宇宙犯罪人として銀河連邦警察に囚われていた、Dr.マロンフラワー、ヒヤシンス、エーデルワイスの3人はドッコイダー、ネルロイドガールの正体を暴けば無罪放免になると言う条件でドッコイダー達と戦う。しかもドッコイダー、ネルロイドガール、A級宇宙犯罪人達は、お互いの正体に気づかぬまま地球にあるアパート「コスモス荘」に住むことになるのだった。
主な登場人物
桜咲鈴雄(さくらざき すずお)
声 -
浪川大輔[3]20歳の鳴柿児童学専門学校に通う落第一年生、コスモス荘の5号室に住む。普通自動車免許を取得しているが肝心の車は無し。非常に平凡でどこか頼りない。アルバイト探しに日々苦労していたが、ある日宇宙にある株式会社オタンコナスの抽選に選ばれ超特殊汎用パワードスーツ・スットコドッコイのモニターとなりドッコイダーに変身する。以後は宇宙犯罪者を逮捕するために日々奮闘中。運動能力が極端に鈍く着地の際、頭から落ちるほか、記憶力が悪く技の発動に必要なモーションをなかなか覚えられない(名前と発動モーションが無駄に長いためもある)が、ヒーロー技よりも家事手伝い技の方が覚えやすいことに気づいて以降は戦闘力も上昇した。鈴雄本人は気弱な性質であり、ドッコイダー変身中のハイテンションなヒーロー風の性格は熱血α波発生装置によるものだが、熱血α波発生装置は故障中のため、単に主題歌に乗ってその気になっているだけである。なお、ドッコイダーのデザインはほぼ全身青色のウルトラマンが仮面ライダーのベルトをつけたようなデザインである。
桜咲小鈴(さくらざき こすず)
声 - 石毛佐和[3]本名・タンポポ・トコドッコ・ポポール。宇宙人であり、株式会社オタンコナスの社員でデザイナー、見た目は小学生だが幼態進化の星出身で地球人の年齢で25歳。自分のほかに人間型が居なかったためモニター補佐に選ばれる。ドッコイダーをサポートするために、鈴雄の妹としてコスモス荘の5号室に住むことになる。タンポポの時は髪は緑だが、小鈴の時は茶色。ドッコイダーのサポートをしない時はごく普通に小学校に通っている。小説版においては小学校の同級生たちとの関係も深く描かれ、最終巻において彼らの援護が重要な役目を果たすのだが、小説版以外では小学校に関するエピソードは存在しない。「住めば都のコスモス荘SP」の巻末のキャラクターファイルには「タンポポ・トコドット・ポポール」となっている。
野菊朝香(のぎく あさか)
声 - 清水香里[3]巨大軍事企業エメラルドカンパニー製のパワードスーツ、ネルロイドXを身に纏いネルロイドガールとして宇宙犯罪者と戦う。ドッコイダーのライバルでもあるのだが、本人は全く気にしていない。女性だが一人称は「俺」。缶ビールが大好きで鈴雄の部屋の冷蔵庫を占領。コスモス荘の4号室に住み、鈴雄と同じく鳴柿児童学専門学校に通う。漫画版以外では彼女がネルロイドガールに変身するという事実は明確に語られていない。かつて山ごもりした際に熊と戦い、背中に十字型の傷があるという。
ハナ一(はなはじめ)
声 - 前田ゆきえ[4]本名・ハナモモンチョ・モンチョッチョ・モンブラン。関西弁で喋るモモンガ星人。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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