似鳥 鶏
(にたどり けい)
誕生 (1981-03-20) 1981年3月20日(43歳)
日本・千葉県
職業小説家、推理作家
言語日本語
国籍 日本
活動期間2007年 -
ジャンル推理小説
代表作戦力外捜査官シリーズ
主な受賞歴鮎川哲也賞佳作入選(2006年)
デビュー作『理由あって冬に出る』(2007年)
公式サイト ⇒無窓鶏舎
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似鳥 鶏(にたどり けい、1981年3月20日[1] -)は、日本の小説家・推理作家。千葉県生まれ、在住[2]。千葉大学教育学部卒業[1]。北海道大学法科大学院在学中に小説家デビュー[1]。
2006年、『理由(わけ)あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し[3][4]、2007年に同作品で小説家デビュー。2014年、『昨日まで不思議の校舎』で2014大学読書人大賞の最終候補作となる[5]。
2022年度選考からノベル大賞(集英社オレンジ文庫・コバルト文庫)の審査員をする事が決まっている。
エピソード
ペンネームの由来は、顔が鶏に似ていると友人に指摘されたことからだと語っている(『宮崎美子のすずらん本屋堂』出演時のコメントより)。
第1回小学館ライトノベル大賞受賞者の倉吹ともえ
第16回鮎川哲也賞佳作入選作。
あらすじ
―某市立高校の芸術棟にはフルートを吹く幽霊が出るらしい。妙な噂のせいで、部員が練習に来なくなってしまった。責任感の強い吹奏楽部の高島部長は、幽霊の噂を否定すべく、意を決して部員の秋野麻衣、そして本編語り手、《僕》こと葉山を伴って夜の芸術棟に張る。しかし予想に反して、幽霊は出た―。同じ日に部室に泥棒に入られた演劇部部長の柳瀬、文芸部部長、博識の三年生伊神先輩を巻き込んで、にわか高校生探偵団が結成される。コミカルな青春ミステリ。
鮎川哲也賞応募時、この作品の時代設定は作者の高校生時代と同じ頃(つまり今から十数年前)であり、母校の校舎が解体されると聞いた主人公が当時を回想するという形になっていたが、同賞の選考委員の意見もあり、現在の話に変更された。筆者は実際に母校の校舎が解体されると聞き、それへの哀悼の意を込めたかったのだという。
toi8の装画による表紙では、主人公とおぼしき少年とともに眼鏡をかけた少女が立っているが、主な登場人物の中に、眼鏡に関する特徴の記述のある者が見あたらないため、一部で論議を呼んでいる。以降の巻の表紙にもこの少女は存在し、次巻である『さよならの次にくる〈卒業式編〉』の表紙において「手紙」を持っている。その次の『さよならの次にくる〈新学期編〉』では、表紙にこの少女が存在するだけでなく、作品中に眼鏡をかけた少女が主要人物として登場し重要な役割を果たしている。なおけーしん