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最新版period 583 / 2002年6月22日
対応OSWindows
プラットフォームIA-32
種別デスクトップマスコット
公式サイト ⇒うさださくら
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伺か(うかがか)は2000年5月25日に初公開された、デスクトップ常駐型アプリケーションの一つで、デスクトップマスコットと呼ばれるフリーソフトウェアの一種である。
2000年代前半に流行した[1]。発表から20年以上が経過した2022年現在では、「伺か」と言った場合、どちらかというとコミュニティやジャンル全体をさすが、本家のベースウェア(本体アプリケーション)であるMATERIA(マテリア)をさして言う場合もある。MATERIAは、歴史的経緯から偽春菜・任意・何か等の旧名称で呼ばれる場合もある[2][3]。
ユーザーが伺かを起動すると、大抵は二人一組(一人や三人以上の場合もある)のキャラクターが画面に現れ、たまに会話などを行ったりする。キャラクターのデータはソフトウェアとは独立しており、ユーザーの作成したGhost(キャラクター)が多数配布されている[2]。
本記事では、アプリケーションとしての伺か=MATERIAと、ジャンルとしての伺かの黎明期に関する内容を中心として記述する。伺かというジャンル自体は、2022年現在も主流ベースウェアをSSPに移して継続している[2]。 主な機能はPCのメモリを無駄に占有しCPUパワーを無駄に消費する、メインキャラクターであるさくらとサブキャラクターであるうにゅうが毒の効いた掛け合い漫才を行うのを眺めることである。 副次的な機能として、NTPクライアント、POP3によるメール着信確認、ToDoリストの管理、Windows 9x系用のメモリクリーニング、オンラインアップデート、SSTPを使用した通信等がある。 多彩なGhost(キャラクター)が用意され、美麗な画像やジャンル特化されたトーク、萌えキャラ鑑賞などとしても利用されている。 黒衣鯖人(ハンドルネーム)は、1998年10月に公開されたペルソナウェア(現:Chararina)を数日使用して、ペルソナウェアのコンセプトである仮想人格エージェントを用いたヒューマン・マシン・インターフェースに感嘆したが、同時にペルソナウェアの実際の出来具合に不満を感じていた。そこで、黒衣鯖人は白紙の状態から同様のソフトの開発を決意。ペルソナウェアへの皮肉を込めて偽ペルソナウェア with "偽春菜"と命名して2000年5月25日に公開した。 ペルソナウェアとの大きな違いは、ペルソナウェアのキャラクター(ペルソナ/仮想人格)が基本的に1体ごとの切り替え(本体ソフトには「春菜」が付属)なのに対し、偽ペルソナウェアは「偽春菜」と「うにゅう」(キャラクターデザイン・Saxyun)の2体で構成され、両者が会話する形で動作する点にあった。偽春菜は名前は勿論のこと、外見も春菜と似せたものとなっており(服装や髪型が類似)、クリックした際に表示されるメニュー構成が春菜のパロディになっていたり、台詞の中に春菜の台詞と似通ったものがある、ペルソナウェアが起動している状態で偽ペルソナウェアを起動すると独特の反応を返す[1] 各ニュースサイトの更新情報を自動的に監視・報告する「ヘッドラインセンサ」という当時としては革新的な機能が、特に多くのユーザーに受け入れられる。インターネット掲示板2ちゃんねるで取り上げられた事もあって、偽ペルソナウェアはインターネットコミュニティに次第に広まっていった。なお同年12月に偽ペルソナウェアは翼システムが「ペルソナウェア」を商標登録に出願中である事やソフトが十分に認知されたなどの理由によってあれ以外の何か with "偽春菜"に改称した。このような代名詞的な名称に決定した理由については明らかにはされていないが、改称の数日前、2ちゃんねるのスレッドにおいて「あれはもう偽ペルソナウェアじゃない、それ以外の何かだ」という投稿があったことから、あるいはそこからヒントを得たのではないかという説が当時囁かれていた。
機能
歴史
開発の発端
偽ペルソナウェア・あれ以外の何か
あれ以外の何かの公開停止・互換ソフト、後継ソフトの公開
Size:37 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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