伯方島
大三島から望む伯方島
所在地日本(愛媛県)
所在海域瀬戸内海
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度13分0秒 東経133度5分21秒 / 北緯34.21667度 東経133.08917度 / 34.21667; 133.08917
伯方島(はかたじま)は、愛媛県今治市にある島である。 2005年1月16日の旧越智郡伯方町と今治市他の合併により、今治市の一部となった。瀬戸内しまなみ海道により本州及び四国と「陸続き」である。島の南部に西瀬戸自動車道の伯方島インターチェンジがある。造船所4社があるほか内航
概要
「はかた」と読むのは難読の部類に属する。2005年の合併前までは同じ越智郡の中に波方町(なみかたちょう)があり、混同されることもあった。 海にちなむ文化が息づいている。
自然
山
宝股山 - 島の最高峰
開山(ひらきやま) - 桜の名所として知られる。
海峡
近くの島々との海峡は潮流も急で、特に大島との間の船折瀬戸、大三島との間の鼻栗瀬戸は急潮で知られる。
生物
2012年に出版された『伯方島の生物―第三次伯方島生物総合調査報告2012―』(愛媛県教育研究会理科部会生物部門編)に、この島の生物相が網羅されている。
産業
第一次産業
農業 - 柑橘類、花き栽培(菊など)
水産業 - クルマエビ養殖
第二次産業
造船業 - 島内に4造船所
製塩業 - 島内に2社あり:伯方塩業(伯方の塩)、伯塩産業(調理の塩)の生産で全国的に知られる。
縫製業
第三次産業
海運業 - 船主が多数島内に存在している。船舶貸渡業主体である。
社会
かつては塩田を用いた製塩業が栄えたが塩田は廃止され、跡地はクルマエビ養殖場などになっている。
造船業が盛んで、近隣の島からも造船工が通ってくる。
大島、大三島とともに三島五町(さんとうごちょう)と呼ばれる、越智郡島しょ部の中心に位置し、警察署、消防署、法務局出張所や電話会社や電力会社の営業所が置かれた。ただ、しまなみ海道など交通の便の向上と過疎化にともなう利用件数の減少に伴い、法務局出張所は廃止されている。
学校
高等学校
愛媛県立今治西高校伯方分校
中学校
伯方中学校
西伯方中学校 2007年閉校伯方中学校に統合
小学校
伯方小学校
有津小学校 - 2007年3月閉校、伯方小学校に統合伊方小学校 - 2007年3月閉校、伯方小学校に統合北浦小学校 - 2007年3月閉校、伯方小学校に統合
文化
矢崎浜のえんこ(河童)石(古民話)
伯方島の南岸・船折瀬戸
交通
道路
高速道路
本州四国連絡道路の1つ・しまなみ海道(西瀬戸自動車道)が通る島の1つであり、伯方・大島大橋で大島と大三島橋で大三島と結ばれている。